営業時間
月~金曜日 10:00~17:00
土・日・祝日 休業

メニュー

閉じる

≪台湾 桃園空港から市内へアクセス≫空港MRT・バス・送迎車乗り比べ体験レポート

ヘッダー画像

1.パックツアーの送迎を利用する

送迎サービスが受けられるのは、「送迎付きのパックツアーをお申込みされたときのみ」に限られますが、この送迎をご利用される方、とても多いと思います。
飛行機が到着して、荷物を受け取り、出口を出たところで日本語ガイドと合流し、そのまま送迎車に乗って、(途中、ショッピングに立寄ることもあります)ホテルへお送りするという手順になります。

1-1-1.メリット

●日本語ガイドがつくこと。

初めて台湾に行く方・海外旅行にあまり慣れていない方にとっては安心です。
送迎車の中で、旅行に際しての注意やアドバイス、オススメ情報を話してくれるガイドさんもいます。

●ホテルまで送り届けてくれること!

なんと行っても、これが一番のメリットではないでしょうか。電車やバスはホテルまでお送り、ということは難しいです。
空港を出るときに荷物を預かってくれ、そのまま送迎車に乗っていれば、ホテルへ到着します。

1-1-2.デメリット

●時間がかかること

これに尽きます。どうしても自分たちだけではないので空港で他のお客様を待たなければならない時があります。
別のフライトを利用している方を待つこともあるので、1時間ほど待機をしないといけないこともあります。
また、途中買う物がなくてもショッピングに連れていかれて時間を取られます。
ホテルへのお送りも順番になりますので、最後の方だったら、しばらく他のホテルを回る間、待たなければなりません。
往復ともに、空港⇔ホテル間の移動に3時間ほど、時間を要することがあります。

1-1-3.まとめ

「時間がかかること」に了承しなければなりませんが、現地をよく知るガイドがついて、空港からホテルまで送り届けてもらえるのは、やはり安心です。
いろんなお得情報をゲットできることもあります♪
あまり旅慣れていない方や、初めて台湾に行く、という方は、「パッケージツアーの送迎」を利用されることをオススメいたします。

安心!送迎付きツアーはこちら

2.空港MRTを利用する

空港MRTを含め、台湾の電車はとても分かりやすく日本人には嬉しい漢字表記なので、乗り換えも問題ありません。

2-1-1.メリット

●早い!

普通車(各駅停車)と直達車(快速)があり、快速電車で台北駅から桃園国際空港第1ターミナルまで直達車(快速)で35分、第2ターミナルまで37分の所要時間。(普通電車で約50分)
6時すぎ~23時30分ごろまで、約15分間隔で運行しています。
※2023年4月現在。

●安い!

運賃はどちらも片道160元(約600円)
※2023年4月現在。

  • 空港MRT 路線図
    路線図にしっかり料金と停まる駅が記載されていて分かりやすいです。
  • 空港MRT ホーム
    ホームもキレイです。

●30分間Wi-Fiが無料で利用できたり、スーツケースを置くスペースがあったり、旅行者に嬉しいサービスがあります。

Wi-Fi

2-1-2.デメリット

●利用者の数が多いので、日中は混雑しています。

そのため、座れずにずっと立ちっぱなしになることも。フライトで疲れている時は、少ししんどいかもしれません。

●台北駅に到着してからの移動が長い。

空港MRTは、台北駅と台北桃園空港を結んでいます。
台北駅に到着してから、例えばホテルまで移動するために乗り換えをしようとすると、空港MRTから市内MRTまで徒歩15分ほどかかります。
その間をずっと荷物を持って移動しなければならないので、ここは不便な点だと思います。

空港MRTから市内MRTまでは、地下道を歩いて行けます。

  • 案内板1
  • 案内板2

このように、いたるところに案内板が出ていますので、距離はありますが迷うことはありません。

2-1-3.まとめ

旅慣れていて、待ち時間なくスムーズに行動したい方にはおすすめNo.1です。また、費用を最低限に抑えたい方にも最適かと思います。
飛行機やホテルの予約の仕方を工夫して、さらに移動に空港MRTを利用すれば、旅費はとてもリーズナブルに出来ます。

3.空港リムジンバスを利用する

日本と同様、台北桃園空港から市内(台北駅)へリムジンバスが通っています。 いくつかバス会社がありますが、今回は「國光客運」をオススメいたします。
日本でも人気のある WILLER TRAVEL と提携している、とご案内すると安心感が増すのではないでしょうか。

ここでは、台北桃園空港⇔台北駅間を移動する場合についてご紹介します。

■乗り場

台北桃園空港 第1ターミナル⇒台北駅に向かう場合

1Fの出迎えロビーを出て、左突き当たりの下りエスカレーターでB1へ
エスカレーターを降りて道なりに進むと「國光客運」と書いた窓口が右手に見えます。

台北桃園空港 第2ターミナル⇒台北駅に向かう場合

1Fの出迎えロビーを出て右手に進み、突き当りを右に曲がります。
SIMカードやWi-Fiのカウンターが並ぶ通路を進むと、左側に「國光客運」の窓口があります。

台北駅から台北桃園空港に向かう場合

台北駅地下の、M1・M2出口と直結しています。
台北駅1階ロビーからは「東三門」を出るとすぐに建物に、「國光客運」と書いてありますので、分かりやすいです。

■乗り方

チケットを買ったら、乗り場外のバスターミナルで、「台北駅」に向かうバスが何番のバス停に泊るかを確認しましょう。
看板にそれぞれ行き先が表示されているので、すぐに分かります。
あとは、待合スペースで待機。
バス停にバスが来たら、外に出て荷物を預け、乗車をすればOKです。

バス乗り場

■停留所

・台北駅⇒台北桃園空港

  • 國光客運バス台北駅ターミナル
  • 三重
  • 重陽
  • エアポートホテル
  • 桃園空港第1→第2ターミナル

・台北桃園空港⇒台北駅

  • 桃園空港第2→第1ターミナル
  • 啓聡学校/下車のみ
  • 庫倫街口(MRT圓山駅)/下車のみ
  • 台泥大楼/下車のみ
  • 国賓飯店(アンバサダーホテル)/下車のみ
  • 國光客運バス台北駅ターミナル(台北駅東一門前)

3-1-1.メリット

●荷物を預けて、台北駅までゆったり行ける!

空港MRTと違って、バスは必ず座席が用意されています。もし混みあっていても次のバスがすぐに来ますのでご安心を。
私が乗車した時のバスは、一つ一つのイスがとても豪華で、包み込まれるようでした。
ただ、帰りのバスは普通の観光バスでしたので、車両によって違いがあるのだと思います。

座席につき飲み物置き場もあります。
台北駅から桃園空港に帰る際、乗り場付近にコンビニエンスストアがあります。
車内での飲み物やスナックの購入やICカードへのチャージもできるのが便利です!

●バス内は無料でWi-Fiが利用できます。

また、各座席にUSBポートが着いているので、携帯やパソコンを充電することもできます。
これはとてもうれしいサービスですね。

●深夜でも運行しています。

今回ご紹介している「國光客運」は、深夜は数が減りますが、24時間動いています。

基本的に10~20分間隔で運行しています。
深夜2時~5時台は1時間に1本の運行となります。※2023年4月現在。

LCCなどで深夜・早朝のフライトをご利用されることも増えていますので、そんな時はバスをご利用いただくのがオススメです。
空港MRTは深夜は運行していませんし、パッケージツアーの送迎は追加料金が発生してしまいます。

3-1-2.デメリット

●空港MRTに比べると料金が高く、時間帯や交通状況によって所要時間が変動します。

通勤時間など、(朝7時~9時ごろ、夕方4時~7時ごろ)は、道路が混雑します。
混雑がなければ、40~50分ほどですが、混雑時は1時間以上かかることも。
特に帰りのフライト時間が決まっている最終日のご利用は、時間に余裕を持っていただかなければなりません。

●空港MRT同様、台北駅のバス乗り場~市内MRTに乗り継ぐ場合、約15分ほど歩いて移動しなければなりません。

3-1-3.まとめ

時間に余裕があって、ゆったり移動をしたい方にオススメです。
また、國光客運以外にもたくさんのバス会社があり、市内の至るところに停まります。
停留所を調べて、宿泊するホテルの近くに停車するバスを探してみるのも楽しいかと思います。

4.空港MRT・バスを利用される方へおまけ情報

★桃園空港発エバー航空・チャイナエアライン・マンダリンエア・ユニーエアの飛行機を利用される方

お帰りは、台北駅でチェックイン(インタウン・チェックイン)が可能です!
・利用可能時間は、当日の朝6時~夜9時半まで。離陸時間の3時間前までに手続きを終えていただくことが条件です。
例えば、朝にホテルをチェックアウトして、まず台北駅に向かい、インタウン・チェックインを終えていただければ、荷物も預けていただけるので便利だと思います♪

★桃園空港は、第1ターミナル/第2ターミナルに分かれています!

お帰りの際、降りるターミナルを間違えないようにご注意ください。
※第1⇔第2ターミナル間は、モノレール(スカイトレイン)で移動できます※

第1ターミナルを利用する航空会社・・・
キャセイパシフィック航空/フィリピン航空/日本発着以外のチャイナエアライン/バニラエア/ジェットスター/ジンエアー/ピーチ

第2ターミナルを利用する航空会社・・・
日本航空(JAL)/全日空(ANA)/エバー航空/日本発着のチャイナエアライン

※2023年4月現在。日本-台湾間で直行便がある航空会社をピックアップしています。

5.最後に

いかがでしたでしょうか。そのアクセス方法にも、それぞれメリットとデメリットがあります。
ご自身の旅行スタイルや旅行経験に応じて、一番良いと思うものを選んでみてください。
また、いつもと違ったチャレンジをしてみる時にも、ご参考にしてみていただければ幸いです。

楽しい台北旅行のはじまりになりますように!

安心!送迎付きツアーはこちら