台湾旅行・搭乗体験記!旅行のプロが教えます!タイガーエアに乗って台湾ツアーに行ってきた!
台湾に拠点を置き、日本の各空港と台北・高雄を結ぶLCC「タイガーエア」。
近年、台北から先のアジア各国の空港にも路線を拡大しており、その勢いは止まる所を知りません!
台湾は美味しいご飯もあって、観光地もあって、何より日本からそう遠くない・・!!
LCCは特にそんな隣国への旅行にはうってつけの移動手段ですよね♪
でもやっぱり、座席指定しなかったら・・とか受託手荷物は有料なの・・?とか、色々と不安になってしまうのが利用者としての正直な感想ではないでしょうか。
なので今回は、1ヵ月の間に4回乗ってきた私がタイガーエアを解説していきます★
目次
1.解説★実際空港には何時間前に行くべき?
皆さんからよく「何時間前に空港に行ったらいいですか?」というご質問を多くいただきます。
旅行会社から2時間前までに手続きを終えるようにと言われますが、あんまり早すぎると、飛行機に乗るまでにかなり時間を持て余してしまったりすることもありますよね。
タイガーエアは「出発時刻の 2.5 時間前から搭乗手続きを開始し、出発時刻の 45 分前に手続きを締め切らせていただいております。」と公式ホームページにて記載されています。
(※2024年3月現在の情報です。予告なく変わる場合もございますので予めご了承ください。)
実際は、航空会社のチェックイン時間に間に合えば、2時間を少し切ってしまっても問題はございません。
ただ、旅行のプロとしては「2時間前までに空港へ行くこと」をお勧めします。何故なら、チェックイン手続きだけでなく、出国審査を抜け、搭乗ゲートまで行かなければならないからです。もちろん、Wi-Fiの受取や返却がある方はそれも踏まえて時間計算をしないといけません。
実際に、関西空港と台湾・桃園空港のタイガーエアチェックインカウンターの様子を見ていきましょう!
1-1.関西空港のチェックインカウンターの様子
飛行機出発2時間前の関西空港の様子です。
2回共にさほど混雑している様子はなく、比較的スムーズにチェックインできました!
タイガーエアのブース自体がそこまで広くないので、チェックインカウンターが混雑してしまうということは考えにくそうです。
ただ、関西空港(第1ターミナル)は保安検査場のゲートが2箇所しかなく、保安検査場がかなり混雑することがあります。せっかくチェックイン手続きが間に合っても、出国に時間がかかってしまうと焦ってきてしまいますよね。
この日も、タイガーエアのチェックインはスムーズにいきましたが、保安検査場や出国ゲートが混雑していてバタバタとしてしまいました。
ですので、空港へは時間に余裕を持って行った方が良いのは間違いないです!
1-2.台湾・桃園空港のチェックインカウンターの様子
場所は変わって、台湾・桃園空港の出発2時間前の様子です。
タイガーエアのブースはとても広く、1レーン全てでタイガーエアのチェックイン手続きを対応していました。
この写真は1回目に乗った夕方発の時間のものです。混雑している様子ではなく、スムーズにチェックインできました!
1回目の雰囲気で、チェックインカウンターはそこまで混雑しないだろうと思い込んでいた私は、2回目は2時間をちょっと切って空港に到着しました。すると、タイガーエアのチェックインカウンターに長蛇の列が!!!慌てて並びに行きましたが、チェックインするのに1時間近くかかってしまいました・・。(バタバタしすぎて、写真を撮る時間もなかったです・・)
早朝は、関西行きの飛行機だけではなく、東京や福岡行きの便が同じような時間帯で出発します。
また、台湾・桃園空港も保安検査場や出国に時間がかかりますので、やはり時間には余裕をもって行かれることをお勧め致します。
2.解説★タイガーエアの座席について!
次によくいただく質問は「タイガーエアの座席指定はできますか?」と「タイガーエアの座席指定をしなかった場合は、離れ離れになっちゃいますか?」です。
確かに、LCCはフルサービスキャリアと違って座席指定が有料だったり、座席指定しなかったら離れてしまうのかな?と思われる方は多いのではないでしょうか。タイガーエアに座席指定の仕組みについて問合せたことがあるのですが、有料指定をされていないお客様は自動で配席されるので予想も難しい・・とのことでした。
今回は、座席について様々な実験搭乗もしてきましたよ!
2-1.座席指定をしないと席が離れちゃう?
座席の結果はこちら!
・1回目:関西→台湾:隣席
・2回目:台湾→関西:離れ離れ
・3回目:関西→台湾:隣席
・4回目:台湾→関西:隣席(ここは、座席指定をしました)
意外と隣席であることが多かったのですが、2回目の台湾発便はかなり混雑していたこともあって、離れ離れになってしまいました‥。私が通路・同行者はその2列前の窓側という絶妙な距離(笑)。幸い、2人共帰国日は疲れていたので機内で寝てしまったので良かったのですが、色々計画を立てたい往路や、お子様がいらっしゃる方は、事前に指定をしておいた方が安心です♪
2-2.タイガーエアの座席って狭い?
タイガーエアの座席は、「タイガーコンフォート(最前列・非常口)」・「タイガークイッカー(2-4列目)」・「タイガーバディ(その他一般席)」の3種類あります。
今回は「タイガーコンフォート(最前列・非常口)」と「タイガーバディ(その他一般席)」を利用しました!
こちらは「タイガーバディ(その他一般席)」です。
私は身長152cmですが、足を延ばす余裕はなく、若干狭さを感じるものの不快な狭さでなかったです!シートピッチも狭すぎず普通に座れましたが、横の人との間隔はちょっと狭いかな?と感じました。178cmの男性の写真が座った写真が右のものです。少し狭そうな感じだったので、男性にとっては窮屈に感じる方がいらっしゃるかもしれません。ただ、背もたれが元々ななめになっているので、比較的ゆったりとは座れますよ♪
こちらは「タイガークイッカー(2-4列目)」です。
座り心地の違いを確認してみましたが、差は「タイガーバディ(その他一般席)」と大差なし!
早く機内を出たい方であれば良いかもしれませんが、タイガーエアはタラップ(飛行機の乗り降りに使う移動式の階段)とバスを利用して行く場合が多いので、そこまで早く出れるというものでもなさそうです・・。
※まれに、タラップとバス移動でない場合もあります(私は4回中1回、ボーディングブリッジ利用でした)。
こちらは「タイガーコンフォート(最前列・非常口)」です。
最前列・非常口の席だけあって、やっぱり広い!足を目一杯伸ばしてやっと前の座席に届くか届かないかの広さでした。
飛行機での移動に疲れてしまう方や、早朝・深夜便利用の方は、タイガーコンフォートの方がお勧めです!
帰国便が早朝時間だった際、このタイガーコンフォートにして良かった・・!と心底感じました(笑)
タイガーコンフォートは台湾の人にも人気の座席なので、指定をするのであればなるべく早くから取っておくことをお勧めします!!
3.解説★受託手荷物や機内持ち込みについて
座席指定と同じくらいご質問をいただくのは「受託手荷物は何キロまで預けられますか?」ということです。
日本から3~4日間の日程が多い台湾への旅行とはいえ、お洒落もしたいし、いつも使ってるケア用品は持っていきたいし、お土産だってたくさん買いたいですよね♪
LCCは航空会社によってその規定が異なり、また運賃種別によっても無料で預けられる場合と、全て有料となってしまう場合もあります。タイガーエアの場合も予約する運賃種別により異なるので、予約する際必ず確認してから購入するようにしましょう!ちなみに、ホワイト・ベアーファミリーなら受託手荷物は必ず15kg無料でついてきますよ★
【受託手荷物サイズ規定】
「受託手荷物1つにつき縦・横・高さの合計は203センチ以下(一番長い辺は120センチ以下)」
【持ち込み荷物サイズ規定】
「サイズが54cm×38cm×23cm未満(このサイズは車輪及び取っ手など外部に突出している部分を含みます)」
「機内持ち込み荷物1個 ご搭乗者の身の回り品、合計2個。」
「総重量は10kgを超えてはならない」
(※2024年3月現在のタイガーエア公式サイト情報です。予告なく変わる場合もございますので予めご了承ください。)
3-1.受託手荷物の無料制限の重さを超えたらどうなるの?
今回は15kgまで無料で預けられるチケットでの搭乗だったのですが、台湾でパイナップルケーキを大量購入した結果、スーツケースが18kgに・・!「たった3kgだし・・今チェックインカウンターかなり混んでるし・・頑張ればいけるかな?!」と恐る恐るスーツケースを預けようとしたところ、タイガーエアのスタッフさんより「受託手荷物の制限を超えているので乗せられません」と言われてしました・・。
預けられなかった分の荷物はというと、その場でスーツケースを開けて一部を手荷物として持っていくことに。待っていらっしゃった他の搭乗者の方々に大変迷惑をかけてしまいました・・。
受託手荷物の制限をちょっと超えても大丈夫だった!という他の搭乗記を読んだことがあったのですが、今回私はダメでしたので、受託手荷物の制限は守るようにしましょう!
3-2.機内に水を持ち込んではいけないって本当?
LCC利用のお客様に聞かれるのが「ペットボトルの水を持ち込めないって本当ですか?」という質問です。
実際に、機内販売を行っている一部のLCCでは、搭乗者の飲み物持ち込みを拒否するケースも見られます。タイガーエアを調べてる際にも「タイガーエアはペットボトルの水を持ち込めない」という書き込みを見たのですが、出国手続き後どうしても喉が渇いた私は、お水を買ってしまいました。公式ホームページにも記載がなかったので、持ち込んでみることに・・!
搭乗する前や搭乗後の座席、CAさんの前等で持ち込んだ飲み水を飲んでみました。
特別注意されるようなことはありませんでしたよ♪
4.解説★最近話題のLCCグルメ!タイガーエア版をご紹介!
最近、一部の旅行者の間で「LCCで食べる美味しいグルメ」が流行っているのをご存じですか?
機内サービスがない分安くチケットを提供する航空会社だから、そこまで美味しい機内食は期待できないだろう・・と思っているそこの貴方にこそ是非頼んでいただきたい!!
タイガーエアの美味しいホットミールをお教えいたします。
4-1.タイガーエアの機内食
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① 焦がし葱鶏肉ご飯
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② ベーコンとキノコのホワイトソーススパゲティ
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③ ポークチョップのタレ煮付けご飯
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④ サテ風ダイスチキンライス
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⑤ ベジタリアンスペシャル
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4-2.当日機内で購入できないって本当?
タイガーエア搭乗中、ホットミールの購入を試みましたが「事前購入が必要」とのことで食べることはできませんでした。
ホットミールを希望の場合は、必ず事前購入するようにしましょう!!
カップ麺やソフトドリンク等は機内でも購入OK♪
ただし台湾元・日本円・アメリカドルでの対応となっており、台湾元以外は丁度の金額がないと「お釣りの用意がないので」と断られてしまいます。100円のジュースを買おうとした際、1,000円札しかなく支払いをしようとしたら断られてしまいました・・。
どうしても購入したかったので「台湾元のお釣りでも大丈夫です」とお伝えしたところ、「対応できないので小銭等(日本円)はないですか」と聞かれてしまい、結局ジュースは購入できず・・。残念な気持ちでしたが、対応してくださったCAさんは台湾語が話せない私のために英単語で会話を試みてくれたり、日本語が話せる他のスタッフを呼びに行ってくれたりと大変好感の持てる方たちばかりでしたよ♪
5.まとめ
タイガーエア、また乗りたいな!というのが、乗ってみた正直な感想です。
実はずっとフルサービスキャリア派だった私。LCCは、安いからCAさんも怖くて、座席もかなり窮屈で、とてもじゃないけど乗りたくないとずっと思っていました。
でも、今回タイガーエアに月4回も乗ってみて、
その考えは更に払拭されたような気がします。
確かに、座席指定や機内食が有料だったり、機材が最新鋭ではなかったですが、
航空券が安い分自分のほしいエンターテインメントだけをピックアップすることができることがいいのかなと思います。
次回搭乗するときは、台湾に着いてから美味しいものを食べたいので機内食はなしに。
帰国が早朝便のため朝食の代わりに機内食を付けて、「タイガーコンフォート(最前列・非常口)」を指定して、ゆったり帰ってこようと思います!
皆さんもタイガーエアへ搭乗の際は、是非参考にしてみてくださいね♪
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!