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セブ島留学生が旅した1泊2日ボラカイ島旅行記

ボラカイ島旅行で見たビーチ

2015年5月に1泊2日でセブ島からボラカイへ弾丸旅行。セブ島留学中に仲良くなった友達、女性8人で行ってきました。このメンバーは既にオスロブ、モアルボアルビーチ、ボホール島へ旅しているので新たなリゾート地を求めて行き先はボラカイ島に。フィリピン現地でも高級リゾートの一つとして知られるボラカイ島ですが、お小遣いに限りがある留学生なので、出来る限り安く!をモットーに旅した旅行記です。

セブ島旅行・ツアーの予約について

1.ボラカイ島基本情報

ボラカイ島の海

ボラカイ島はフィリピンの中部、パナイ島北西の端から2kmのところに位置する島。
長さは約7km、横幅は2kmの小さな島ですが、ボラカイ島の代表的なビーチ「ホワイトビーチ」が世界のベストビーチに選ばれたことで一躍日本でも有名な観光地になりました。

日本で有名になるよりもずっと前から欧米人の間で注目を集めていたそうで、現在でも欧米人、日本人、韓国人、中国人観光客たちがビーチ通りを行き来しています。フィリピン有数のリゾートアイランドです。

1-1 ボラカイ島の位置

1-2 西側には4kmにわたって続くホワイトビーチ

ボラカイ島の周辺には美しいビーチが点在しますが、とりわけ多くの人を引きつけているのは、島の西側約4mにわたって延びるホワイトビーチ。

ビーチに沿ってリゾートホテル、レストラン、ダイビングショップ、お土産店などが軒を並べています。

ボラカイ島ホワイトビーチ

ボラカイ島ショップ

ボラカイ島レストラン

1-3 北側には高級リゾートが並ぶ

島の北側には手付かずの自然が残り、プライベート間たっぷりの静かな休暇が過ごせます。シャングリラホテルなどの高級リゾートホテルはホワイトビーチより北側のエリアに建てられていて、プライベートビーチを持っています。

2.旅行行程

2-1 セブ島からボラカイ島までの行き方

ボラカイ島には空港が無いので、ラナイ島のカティクランまで飛行機で行き、ラナイ島からボートでボラカイ島へ向かいます。
※航空券を購入するとき、目的地はBoracay(Caticlan)という表記でした。

▼7:30 セブ空港発 →(飛行機:セブパシフィック航空)→ 8:30カティクラン到着

パシフィック航空

定刻よりも少し早目の出発、到着でした。
機内でCAさんが空港からボラカイのホテルまでの送迎チケットを販売していました。先に買ったほうがお得という言葉を信じて一人400ペソ(約1,120円)で購入。

ボラカイ島旅行・送迎チケット400ペソ

カティクラン空港に到着し、道を挟んで向かいの「southwest」というお店へ向かいます。

サウスウエストへ移動

徒歩30秒。あとで気づきましたが、機内で購入した送迎チケットはsouthwestという送迎業者のものでした。

southwestカウンター

southwestカウンターにて、機内で購入した送迎チケットとeチケット、ホテルの予約を確認できるもの(携帯で保存していた予約完了画面を見せました)を見せると港までの送迎手配をしてくれます。ホテル名の書いたシールをもらえるのでシールは見えるところに貼っておきます。

▼空港 →送迎車→ 港 (所要時間約5分)

カティクラン港

港のターミナル内でもスタッフが付き添ってくれ、誘導してくれるので心強かったです。
待合室で15分ほど待って、ボートに乗りました。

カティクラン港

▼カティクラン港 →(ボート)→ カグバン港 (所要時間約15分)

カグバン港にもsouthwestのスタッフが待機しています。私たちが貼っているシールを見て、すぐに送迎の手配をしてくれました。ジプニーを貸し切りでホテル近くの通りまで。

▼カグバン港 →送迎車:ジプニー→ホテル

カグバン港からホテルまでジプニー

港からホテル近くのメインロードまではジプニーで約25分、ホテルはメインロードからビーチの方へ民家やお店のある路地裏を通って徒歩約5分。※送迎サービスはメインロードまでで、そこからは現地の人に聞いて無事ホテルにたどり着きました。

2-2 格安ホテル

Mito

私たちが宿泊したのはこちらのホテルです。
「Mito's Place Boracay(ミトズプレイスボラカイ)」
Station 1 Balabag, Boracay Island, Aklan, 5608 フィリピン
スタンダード ルーム(クイーンサイズのベッド1台+シングルサイズのベッド1台)×2室

この3点を条件に宿泊先を決めました。

  • お値段重視!
  • ホワイトビーチに近いこと
  • 汚いホテルはNG

Mito

立地が良い!ホワイトビーチに面してお店やホテルが軒を連ねているのですが、入口はスターバックスの横でビーチに面しています。通路を抜けるとホテルのカウンターがあります。変な造りですが、ホテルから30秒ほどでビーチに行けます。

Mito

ホテルは食事なしだったので、2日目の朝食はスタバを利用しました。

ボラカイ島のスターバックス

ボラカイ島のスターバックス

2階の窓側の席は絶景です!

ホテルの入口から撮ったホワイトビーチ。

Mito

こんなビーチがすぐに見られるのはやはりテンション上がります~♪

Mito

外観は白を基調にしていて可愛らしい印象を受けました。

Mito

バスタオルをアレンジしてベッドの装飾にしてはいたけど、簡素な感じでした。わかって予約してはいるものの、クイーンサイズのベッドとシングルサイズのベッドをくっつけて4人で寝るのは狭かったです。トイレとシャワーに関しても古さを感じました。ただ掃除はきちんとされているように感じたので、お値段を考えると満足できるレベルでした。

2-3 ホワイトビーチ

ボラカイ島の海

白い砂浜がずっと続いています。砂浜の白と海の青のコントラストの美しさに感動!ビーチを見た瞬間みんな「わぁーー!」と思わず声が飛び出ました。キメ細やかな砂浜は裸足で歩くと、とても柔らかくて快感でした。

2−3−1 藻が発生しているって本当?

残念ながら、YES。
海に入ると細かい藻が体に結構へばりついてきます。

眺めているだけなら、海の色が層になって本当にうっとりします。グリーン、ライトブルー、ブルーと3色のグラデーションが綺麗です。

ホワイトビーチの色

でもこのグリーンの正体は藻でした。海に入って遊ぶよりビーチで海を眺めながらゆっくり過ごすのがおすすめです。

2−3−2 海水の透明度

ホワイトビーチで泳ぐ子ども

ホワイトサンドに打ち寄せる波を見ると海水の透明度が高いのは想像できましたが、私たちが行った時期(2015年5月9日—10日)は藻が発生していたので波打ち際から5mほど沖の方へ進むと濁ったように見えました。

遠浅の海なので、波打ち際から20mほどは足が着きます。泳ぐというよりは海に浸かって押し寄せる波にぷかぷか漂って遊んでいました。
※ちょうど台風6号がフィリピンの東海上を通過している時期だったので何らかの影響があったかもしれません。

2−3−3 ホワイトビーチでの過ごし方

私たちはホテルで水着に着替え、ホテルからホワイトビーチへ直行。特別何をしたという訳ではないのですが、海に入って波に揺られて遊んだりゴーグルを貸し借りして泳ぎました。

裸足になったときの砂浜の感触が気持ち良すぎて、海から出てもサンダルを抜いで裸足で過ごしていました。

ビーチで見かけるのはほとんどが欧米人。海に入っているのは、子供たちと数組のカップルと私たちだけだったように思います。
韓国・中国などアジア人も見かけましたが、ショッピングを楽しんだり、ビーチでマッサージを受けている人が多かったです。日本人にはほぼ会っていません。

ホワイトビーチの風景

ホワイトビーチには休憩用のビーチベッドやチェア(有料)が設置されていたり、マッサージ店のベッドやレストランのテラス席があります。ビーチベッドは欧米人が横たわって昼寝をしながら日焼けするのに使っていました。

ホワイトビーチでは客引きがすごかったです。一度断るとしつこく付きまとうことはないですが、サンセットクルーズ、アイランドホッピング、シュノーケル、マッサージなど次から次に声をかけられました。私たちは全て無視。

砂で作った城のアートを見たり、砂浜で友達を埋めてみたり、美しい眺めを見ながらのんびりと過ごしました。

2-4 ショッピング

2−4−1 d-mall(ディーモール)

d-mall(Dモール)

ボラカイ島最大のショッピングエリアです。モールという名前ですが近代的な建物のショッピングモールではなく、レストラン、バー、洋服、お土産、雑貨、スーパーなど何でも集まっているショッピング街といった感じです。多くの観光客で賑わっていました。

d-mall(Dモール)

洋服などはお土産用というよりは、買ってすぐ着るというような洋服のお店が多かったです。全体的に物価が少し高いように感じました。観光客も多いので何となく楽しい雰囲気でしたが特に何も買わず、スーパーに寄ってお水やお菓子や忘れた化粧品などを買いました。

2−4−2 d-talipapa(ディータリパパ)

d-talipapa(Dタリパパ)

魚や野菜の市場を中心に、洋服、アクセサリー、お土産など小さな露店が所狭しと並んでいます。

d-talipapa(Dタリパパ)でロブスター料理

ローカルな雰囲気が満載でした。
※公共のトイレもありましたが、汚かった!おすすめしませんが、必要な場合は覚悟して行くようにしてください。

ホテルスタッフさんのおすすめ。ディーモールで済ませようと思っていたけど、こちらの方が安いと聞いて連れて行ってもらいました。

メインロードからd-talipapa(Dタリパパ)までトライシクル

ホテルからメインロードまで出てトライシクルで約5分ほどでした。(1台60ペソ/約160円)

帰りはビーチ沿いをずっとホテルまで歩いて戻りました。ずっとお店が並んでいるので楽しいし、ビーチも眺められるので気持ちいいです。十分歩けます。約15分。

d-talipapa(Dタリパパ)

おすすめしてもらった通り、値段が安かったです。値段交渉にも応じてくれます。友達は350ペソ(約980円)で可愛い水着をゲットしていました。あとは可愛いバングルやTシャツなどが売っています。

私は110ペソ(約300円)のココナッツオイルと240ペソ(約670円)のマッサージオイルをお土産用に購入。

ランチは市場の魚を食べようかとも迷ったのですが、お魚代(量り売り)+調理代となると一人500以上はしそうだったので、市場近くの中華風のフィリピン料理屋さんに入りました。

d-talipapa(Dタリパパ)中華風の店内

セットメニューを皆でシェアしたので一人300ペソ(約840円)程度でした。海鮮たっぷりでお味も良かったです。

d-talipapa(Dタリパパ) 中華風の店内フィリピン料理

d-talipapa(Dタリパパ) 中華風の店内フィリピン料理

2-5 ボラカイ島の夜

ビーチ通り沿いのお店はライトアップされて、人通りも多くなり活気が溢れています。オープンバーでは陽気な音楽を流していたり、生歌に生バンドが聞けるお店もありました。ビーチサイドにもテーブルをセッティングして座れるようにしているので、波の音を聞きながら食事することもできます。

夕食はどこで食べようか、d-mall(Dモール)を歩いたり、ビーチ通り沿いを行ったり来たり。

ボラカイ島レストラン・shakeys

結局学校の寮では出ないピザを食べることに、Shakey'sでピザとチキンのファミリーセット的なものを皆でシェアしました。

shakeysのピザ

shakeysのチキンとポテト

そのあとはバーのライトを拝借しつつ、ビーチに座って夜10時くらいまでおしゃべりしていました。

未成年はもう少しお店を散策して戻るということで別行動に。

ボラカイのバー

大人組はせっかくだしどこかのバーで飲もうとまたビーチ沿いをぶらぶら。するとクラブの呼び込みがありました。なぜだかよくわかりませんが、女性グループはタダ!ということでちょっくら行ってきました。

ボラカイのクラブ

エントランス料無料の上に、1ドリンク付きという太っ腹なサービスで少しの間楽しみました。音楽はガンガン流れているものの、まだ少し時間が早いからか人は少なめでした。台湾人グループやアメリカ人グループの人達と少し話して退散しました。

最後にもう1軒、50%OFFのビーチサイドバーを見つけて行ってきました。台風の影響もあって風が強かったですが、海風を感じながらのお酒は格別でした。

2-6 ボラカイ島からセブ島への帰り方

▼まずホテルからメインロードまでは徒歩(所要時間5分)

メインロードに出るとトライシクルがたくさん走っています。ただ既に乗客を乗せていたりするので、トライシクル乗り場まで歩くと捕まえやすいです。

▼メインロード →トライシクル→ カグバン港(所要時間約25分)

帰りのトライシクル

トライシクルは1台100ペソ(約270円)。

港に着くとボートのチケットを購入。

ボートの乗船料25ペソとターミナルフィー100ペソ

ボートの乗船料25ペソとターミナルフィー100ペソ。

ボラカイ島からの帰りの乗船料

支払い場所が微妙に異なりますが、どっちも支払わないと中に入れないので、行き先(カティクラン)を言っていればスタッフが「あそこ!」と誘導してくれます。難しくはありません。

▼カグバン港 →ボート→ カティクラン港(所要時間約15分)

ボートにスムーズに乗れたので、カティクラン港にも少し早目に到着。

行きは送迎車で送ってもらいましたが、5分ほどだったので、歩いて空港まで行くことにしました。道は覚えていないけど、現地の人に空港はどこですか?と何度も聞いて無事に到着しました。

▼港 →徒歩→ 空港(所要時間約10分)

カティクランの港から空港まで歩いた

ボラカイ空港

▼17:10カティクラン空港発 →(飛行機:セブパシフィック航空)→ 18:10セブ到着

カティクラン空港

帰りもまた定刻よりも少し早目の出発、到着でした。

3.事前に手配しておいたものと費用

3-1 航空券

往復航空券:セブ空港⇔ボラカイ(カティクラン) セブパシフィック航空航空券代(一人あたり):5,277ペソ(約14,300円)

セブパシフィック航空のWebサイト

3-2 ホテル

ボラカイのホテル1泊:Mito's Place Boracay 食事なし1室3,320ペソ×2室 ホテル代(一人あたり):830ペソ(約2,240円)

ホテル予約サイト(エクスペディア) 

3.現地で手配したものと費用

4-1 移動費用

  • カティクラン空港→ボラカイのホテルまでの送迎代:400ペソ
  • ホテルからショッピングd-talipapa(Dタリパパ)までトライシクル:1台4人で60ペソ(1人15ペソ)
  • 帰りのホテルからカグバン港までのトライシクル:1台4人で100ペソ(1人20ペソ)
  • カグバン港からカティクラン港までのボート:125ペソ

<合計(1人あたり)>560ペソ(約1,520ペソ)

行きの送迎を業者に頼むのではなく、自分たちで手配できていれば往復の移動費320ペソで手配できたことになりますが、ホテルの場所がわからなかったり、私たちがホテルのように少し入り組んだところにある場合は、迷う可能性があるので、業者に頼んでいたほうが安心です。

4-2 食事代

カティクラン空港前のレストラン

  • 1日目の昼食代(d-talipapaの中華):300ペソ
  • 1日目の夕食代(Shakey's):300ペソ
  • コンビニのビール:40ペソ
  • バーでカクテル(50%OFF):100ペソ
  • 2日目の朝食(スタバ):260ペソ
  • 2日目にマンゴーシェイク:80ペソ
  • 2日目の昼食(カティクラン空港前のレストランでヌードル):90ペソ

<合計(1人あたり)>1,170ペソ(約2,280ペソ)

クラブやバーも今回はなぜか安く利用できたのでラッキーでしたが、もう少しナイトライフを楽しんだり、食事も南国ムード漂うお洒落なお店を選択していれば、食費は3倍以上にはなったと思います。

<合計(1人あたり)>1,170ペソ(約2,280ペソ)

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この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!