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世界遺産の街・ジョージタウンを街歩き♪ 人気スポットをご紹介!

ペナンビーチ

マレー半島北西部に位置するペナン。中でも中心地・ジョージタウンは、人口およそ60万人を誇るマレーシア第二の都市です。植民地時代の街並みや、一大貿易港にふさわしく多民族・多文化社会が色濃く残されていることが評価され、2008年にマラッカとともにユネスコ世界遺産に登録されました。

街中には、イギリス植民地時代の面影を色濃く残す教会や中華系移民が建てた色鮮やかな寺院、イスラム教のモスクなどが混在し、とにかく見どころが満載。別名「アートの街」とも呼ばれるジョージタウンでは、街歩きも外せません!
ここでは、そんなジョージタウンの街歩きにピッタリな見どころと観光情報についてご紹介していきます♪

1.ペナン基本情報

1-1.アクセス

ペナンA350

日本との直行便は存在しないため、クアラルンプールや香港など経由空港での乗り継ぎが必要になります。

最も利用の多いクアラルンプールへは、東京からのフライトでマレーシア航空、エアアジアX、キャセイパシフィック航空が運航しており、約7時間30分の移動です。
関空からはマレーシア航空、エアアジアXが運航しており、約7時間の移動です。クアラルンプールで乗り換えてペナンには約1時間。クアラルンプールからの国内線は、各航空会社の便を合わせると1日15~20往復あります。

東京・大阪・名古屋からはキャセイパシフィック航空での運航も!香港で乗り継いで、ペナンには約3時間で到着出来ます!

ペナン国際空港から市内やビーチへは、タクシーでの移動となります。ペナン島のタクシーは基本的にメーター制ではなく、行き先によってだいたいの値段が決まっています。観光の中心であるジョージタウンへは約30分で、40リンギット程。パトゥ・フェリンギなどのビーチ方面へは約50分で、60リンギット程です。
※1リンギット = 約28円 (2019年12月現在)

1-2.気候・服装

熱帯雨林気候に属するペナン島は、一年を通して30℃前後の常夏の気候がつづきます。

5月~10月の雨季と、11月~4月の乾季に分けられ、雨季の後半は季節風の影響で雨が増えますが、一日中降り続くことはほとんどなく、スコールに見舞われます。

乾季でも稀にスコールがあり、一年中高温多湿で蒸し暑いですが、眩しい太陽が輝くことで、抜けるような青空と白く輝くビーチと美しい海を見ることが出来ます♪

ペナン島旅行のベストシーズンは、乾季のなかでも雨が少なく晴天が多い、12月~2月です。ただ、雨季といっても朝夕それぞれ1~2時間のスコールが中心でスコール後は涼しさを感じるので、街歩きを楽しむなら雨季でもそれほど問題はないですよ♪

ペナンパッキング

年間を通して日中は基本的に日本での夏の服装で大丈夫ですが、雨が降った時や朝晩に肌寒くなることもありますので薄手の長袖や軽く羽織れる上着があると良いですよ♪

また日差しが強い為、帽子やサングラスなどを紫外線対策として上手に使いましょう!あまり肌を焼きたくない方は、日焼けや紫外線対策としてUV対策グッズや薄手の長袖などで対応が必要となります。

屋外との気温差がありますので冷房が効いた室内では薄手の長袖や軽く羽織れる上着などがあると便利ですので臨機応変に対応できるように準備しましょう。

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ペナン島ツアーはこちら!(クアラルンプール乗継)

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2.多民族国家の象徴!「ハーモニー・ストリート」

ハーモニーストリートとは、ジョージタウンの中心部を南北に走る、マスジット・カピタン・クリン通りの通称です。この通り沿いには、キリスト教の教会、中国寺院、モスク、ヒンズー寺院が仲良く並んでおり、この地で異なる宗教の人々が仲良く共存してきたことの証とされています。

正に世界遺産に登録された所以が詰まった観光スポットです♪

2-1.19世紀初期建築の英国式教会「セントジョージ教会」

セントジョージ教会

ハーモニーストリートの出発点に立つセントジョージ教会は東南アジアにおける最古の英国式教会です。

1819年に竣工した建物で、のちに日本軍の空襲で深刻な被害を受けましたが1948年に修復されました。

教会の手前には、1786年ペナン島に上陸したキャプテン・フランシス・ライトを記念したパビリオンがあります。
内部を見学することもでき、外観の美しさもさることながら真っ白な柱に支えられた聖堂内はとても神々しく、心があらわれるような気分になります!

内部見学 ・無料
見学時間 ・月~木曜日 10:00-12:00/14:00-16:00
・金曜日 14:00-16:00
・土曜日 10:00-12:00
・日曜 ミサがあり見学不可

2-2.ペナン最古の中国寺院「観音寺」

観音寺

中国から海を渡ってペナンに移り住んだ中華系の人々によって建立された観音寺。
観音様を祀るペナン最古の道教のお寺として知られていますが、元々は航海や漁業の神様である媽祖(まそ)を祀っていた場所になります。

1800年代に建てられた瓦屋根の寺院は、屋根の上から柱まで壮麗な彫刻で覆われています。たくさんの提灯が下がる境内には、敬虔な祈りを捧げる華人系の人々がいっぱい!建物は風水にのっとって建てられており、堂内には数々の観音仏(慈悲の女神)が祀られています。お堂は、赤と金色の装飾で彩られていてとても華やか!そして厳かな空気に満ちた寺院です。

内部見学 ・無料
見学時間 ・09:00-18:00

2-3.インド系モスク「カピタン・クリン・モスク」

カピタン・クリン・モスク

カピタン・クリン・モスクは、ペナンに拠点を置いていたインド商人たちによって 1801 年に建立されたマレーシアでも最大級のモスクの一つです。

当初の建築構造は、インド産の石材でできた基本的な四角い空間でしたが 1930 年や 2003 年に行われた大々的な修復も含め、度重なる改築を経て、現在の圧倒的な姿になりました。

内部では毎日の祈祷を行い、沐浴の浴槽で自身を清め、敷地内でただ静かに座して静けさに身をゆだねている礼拝者たちの姿を見ることができます。

イスラム文字が全面に描かれたパネルと大きなシャンデリアが天井から吊るされた祈祷の本堂もお見逃しなく!!

職員がいつでもモスク内のガイドツアーを無料でしてくれるので、希望の場合はモスク内インフォメーションセンターへ♪ (英語のみ対応)

内部見学 無料
見学時間 11:30-13:00/14:00-16:00/17:00-18:30
(金曜日は14:30-16:00/17:00-18:30)
※礼拝がある場合は見学できません。

2-4.ジョージタウン最古の寺院「スリマハマリアマン寺院」

スリマハマリアマン寺院

1883年に創建されたヒンズー教寺院で、ジョージタウンでは最も古い寺院です。38の神々と動物などの色鮮やかな彫像が飾られた入り口の塔が目を引きます。

内部には幸運の神様・ガネーシャや、軍神・ムルガン等多くの神々が祭られており、日本ではなかなか目にすることのできないヒンズー教の世界を垣間見ることができます。
内部の正面に祭られている御本尊だけは撮影禁止ですので、ご注意ください。

また、この近くには、サリーなどの民族衣装や金製品、インド料理レストランなどが集まる「リトル・インディア」があります。

内部見学 無料
見学時間 07:00-12:00/18:00-21:00

3.「プナンカン・マンション」「ブルーマンション」で中華系移民の文化を探ろう!

プナンカン1

プナンカン2

プラナカンとは、中国からマレーシアやシンガポールに渡った中国系移民の子孫のこと。彼らはマレー半島で現地の女性と結婚し、中国文化にマレー、西洋の文化を融合させた華やかなプラナカン文化を築きました。

「プラナカン・マンション」は19世紀末のペナンの有力者であったハイキー・チャンによって建てられた邸宅で、1000点を超えるアンティークを展示する博物館として公開されています。

当時はイギリス統治時代だったので、アジア文化・イギリス文化を融合したエキゾチックな空間になっています♪
他にもプラナカンの女性「ニョニャ」が身に付けたアクセサリーや、ニョニャが手がけた刺繍をはじめ、膨大な数の装飾品が展示されています。

プナンカン3

プナンカン4

一方、同じくプラナカン文化時代に建てられ、当時のアンティークを残しているのが「チョン・ファッ・ツィー・マンション」。

1880年に「東洋のロックフェラー」と呼ばれた大富豪チョン・ファッ・ツィーが建てた邸宅です。鮮やかなインディゴブルーを基調とした外観から「ブルーマンション」とも呼ばれ、2000年にはユネスコ文化遺産建築保存賞を受賞するなど世界的にも価値が評価されています。
現在はホテルとして使用されており、ビジターは1日3回の有料のガイドツアーでのみ内部の見学が可能となっています。

チョン・ファッ・ツィー・マンションの魅力は、何と言っても細部まで計算され施された装飾と風水に基づいて設計された建築様式!
建物の真ん中は中庭のように吹き抜けになっており、日中太陽の光が心地よく入るような造りになっています。

ホテルに入るには、①宿泊②1日3回の見学ツアー③レストランindgo利用のいずれかの方法で入ることが可能です。

客室数が18部屋と少ないですが、カップルでの新婚旅行にもおすすめなほど美しい客室です♪見学ツアーは1日3回開催されており、時間は11:00/14:00/15:30。入場料は17リンギット(約450円)です。専用のツアーガイドが館内を説明しながら案内してくれます(英語または中国語)。

4.街に点在する「ストリート・アート」を見つけよう!

アート1

アート2

旅行の思い出として、旅行写真を撮るのも旅の醍醐味ですよね!
出来ればフォトジェニックな写真を撮って、家族や友達と共有したいはず。

ジョージタウンは、実はストリートアートがたくさんある人気の旅行スポットなんです♪
SNS映え間違いなし!な写真スポットをご紹介します!

元々2012年にリトアニア人アーティストが建物の壁や塀などに描いたのがジョージタウン・ストリートアートの始まり。それ以来たくさんのアーティストが絵を描き、今のようにアート溢れる街並みになりました。

なかでも有名なのが、自転車に乗る子供たちの絵。
こちらの自転車は本物なんです!
このような、物と絵を組み合わせたアートが特に人気です♪

アート3

アート4

上のおじいさんと屋台街の写真、こちらは実は針金で作られたワイヤーアート!
絵だけではなく、こんなにコミカルなペナンの情景をアートにするなんて凄いですよね!
街中に本当にたくさんあるストリートアートですが、「アルメニアン通り」に特に集中しています。可愛い雑貨店やカフェも多いので、街歩きに最適です♪

ジョージタウンにある「Tourist Information (観光案内所)」やホテルには、どこにどんなアートが隠れているか書いてあるアートマップが置いてあるので、是非入手してください。

脇道に入ったところやこんなところに!?という場所にもアートがあるので、宝探しをしているような気分になれますよ♪

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5.旅の終わりは屋台街「レッドガーデン」でB級グルメ!

レッドガーデン1

旅の醍醐味といえば、やっぱり地元の美味しいご飯をたべること!
もちろんペナンにも色々なローカルフードがあり、街を歩けば色々な料理が食べられます。

そんなペナンのローカルフードを一度に楽しめるのが、今回紹介する「レッドガーデン・フードパラダイス (紅園美食天堂)」です!
屋台街ですが、中心地にありアクセスもいいので、観光客から多大な人気を集めています♪

場所は先程ご紹介した「チョン・ファッ・ツィー・マンション (ブルーマンション)」のすぐ隣!なので、観光の後にレッドガーデンで食事をするという旅行プランがおすすめです。

レッドガーデン2

中に入ったら、まずは席を確保!混んでると人混みをかき分けて探さなくてはいけないので少し大変です (笑)
席を確保したら必ずテーブルに書いてあるテーブル番号を覚えましょう!注文をする時に必要です。

ズラーーーっと屋台が並んでいるので、食べたい料理を選びましょう。大体どのお店にも料理の写真が飾ってあるので、料理名が分からなくても大丈夫ですよ~!
食べたい料理が見つかったら、お店の人に料理名とテーブル番号を伝えましょう。カタコトの英語でも聞き取ってくれるので安心してくださいね!

あとは席で待っていれば料理を運んでくれるので代金を払いましょう。(クレジットカードは利用不可、現金のみです)

マレーシアのローカルフード以外にも、タイ料理や中東料理、飲茶、西洋料理など、色んな料理が食べれる上、料理の値段も安いので本当におすすめです!

6.高級ホテル「イースタン&オリエンタル・ホテル」でアフタヌーンティー!

イースタン&オリエンタル・ホテル1

ジョージタウンにある、マレーシアを代表するコロニアルホテルが、「イースタン&オリエンタル・ホテル (略してE&Oホテル)」。

シンガポールの超有名ホテル「ラッフルズホテル」と同系列。白亜の外観に格調高い美しさとアットホームな温かさを併せ持つこのホテルは、ヘルマン・ヘッセやチャップリン等の著名人から愛されただけでなく、各国の首相にも利用される有名ホテルです。

ラッフルズホテルのアフタヌーンティーも有名ですが、ペナンにあるイースタン&オリエンタル・ホテルのアフタヌーンティーも有名!
ラッフルズホテルよりも低価格で楽しめるのも嬉しいポイントです♪

「高級ホテルならドレスコードとかあるんじゃ?」と心配される方もいるかと思いますが、忘れることなかれ!ここはマレーシア!!
短パン&ビーチサンダルでも気にしませんので安心してください (笑)

もう一つ、イースタン&オリエンタル・ホテルのアフタヌーンティーが人気の理由が「海を眺めながら楽しめること」!
6階から望むペナンの海は天気が良ければまさに真っ青!高級感漂う空間と、南国の開放的なムードとのコントラストが魅力的です♪

イースタン&オリエンタル・ホテル2

アフタヌーンティー会場は6階にある「THE 1885」。

完全予約制にして人を入れすぎないことで、静かなレストランの雰囲気を壊さず、お客様に素敵な時間を過ごしてもらうことを大切にしている姿勢が窺えます。

もちろん味も格別!サーモンや卵等色とりどりの具を挟んだ数種類のパンやサンドウィッチや、温かなスコーン、プチケーキなどなど・・・
それぞれ紅茶に合ってとても美味しい!スコーンにつけるジャムやクロテッドクリームも美味しいです。選べる紅茶の種類も多く、ポットにお茶がなくなればおかわりをもらえます。

窓の外の海を眺めながらおしゃべりを楽しめば、あっという間に時間が過ぎちゃいます!
因みにテーブルはテラス席と屋内がありますが、テラス席は眺めが最高な代わりにカラスが結構いますのでご注意を (笑)

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まとめ

いかがだったでしょうか?

観光、グルメ、ショッピング。旅行を満喫するテーマが3つとも揃っているペナン・ジョージタウンは1度行くだけではもったいない!何度も行きたい!と思える観光地の1つです。
ジョージタウンは、様々な文化が融合した、どこか懐かしいような、それでいてエキゾチックな不思議な魅力を持った街。

ゆっくり過ごすもよし、アクティブに過ごすもよし。魅力あふれるペナン島でのバカンスを満喫してくださいね!

この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!