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マレーシアで感動異世界体験!人気のモスクを巡ってみよう♪

モスク トップ

同じアジアながら異文化を存分に感じられる国のひとつ、マレーシア
そんなマレーシアといえば、近未来的な建築技術の光る2大タワーや、他民族国家ならではのマレー料理を始めとするグルメ、オールドタウン周辺での街歩き&ショッピング...そして忘れてはならない大注目の観光地が【モスク】なんです!
結論から申し上げますと...、マレーシアへ行くのであれば絶対にモスクに行ってほしいです!なぜオススメかというと↓↓
・どのモスクも拝見が無料!
・女性はローブを借りられる(もちろん無料)ので、なんちゃってイスラム教徒に♪
・モスクの内・外ともにとっても繊細な装飾がたくさん、写真はインスタ映え間違いなし!
...そして、なによりも
・異世界を体験できる、~パワースポット~

私はマレーシアへの旅行自体も初めてでしたが、様々な観光地の中でも特によかったのがモスクでした。神聖なパワースポットを回ることができて本当に行ってよかったです♪今回ご紹介するのは首都クアラルンプールにある「ブルーモスク」、「ピンクモスク」、「国立モスク」、「シルバームスク」の4つ。さぁ、モスクの世界を覗いてみましょ~!

1.モスクとは

私たち日本人にとっては【モスク】と聞いてもピンとこない方が多いのではないでしょうか。
モスクとは、イスラム教の礼拝堂を意味します。デ〇ズニーでお馴染みの「アラジン」の世界に出てくる、玉ねぎのようなドーム型の建物というと想像しやすい方もいるのでは...。笑

かく言う私もマレーシアに行くまでは実際に見たことがなかったので、礼拝堂...ということは神聖な場所なんだろうな~というぼんやりとした考えだけでした。

マレーシアは大きく分けてイスラム教・仏教・ヒンドゥー教の3つの宗教が混在していますが、マレー系のマレーシア人はほぼ100%がイスラム教を信仰しているそうです。すごい数字ですよね...!多民族国家でマレー系以外の方もたくさんいるので、国民全体の比率だと約60%に当たるそうです。
もし、マレーシアの宗教事情についてもっと詳しく知りたい!という方がいらっしゃいましたら、是非コチラの記事もご参照下さい♪笑

その知識、本当にあってる?
もっと知りたいマレーシアの宗教事情

そんなイスラム教徒の皆さんが、実際に毎日礼拝を行っている場所が【モスク】なのです!!

2. 4つのモスク紹介

なんとな~くでも、モスクのイメージは付きましたでしょうか?
さてさて、お待たせいたしました!モスクがなんなのかが分かったところで、実際に私が訪れたクアラルンプール内にあるモスクをご紹介していきます!

2-1.マレーシアモスクの定番、女子受け抜群☆なピンクモスク

(正式名称:プトラ・モスク)

  • モスク ピンク
  • モスク ピンクドーム

まずご紹介するのがキュートな「プトラ・ムスク」です。マレーシア(クアラルンプール)のモスクの中でも最も有名なものではないでしょうか。外観の色から通称:ピンクモスクと呼ばれることのほうが多いです!「プトラジャヤ」と呼ばれるエリアにあるのですが、プトラジャヤはマレーシアの首相官邸など政治施設が数多くある場所。

モスク プトラジャヤ

○位置情報:Jabatan Kemajuan Islam Malaysia (JAKIM), Pusat Pentadbiran Kerajaan, 62502 Persekutuan, Wilayah Persekutuan Putrajaya
○アクセス:電車 バスorタクシー
⇒クアラルンプール中心から最寄り駅の「プトラジャヤ駅」まで電車で約20分、プトラジャヤ駅からバスorタクシーで約10分

ピンクモスクは日本人観光客も去ることながら、中国人・韓国人の観光客が非常に多いのだとか。確かに私が訪れた時も、観光客の多さでは他の3つのモスクに比べて一番多かったです。
ピンクモスクの注意点は、モスクの入り口付近の見学のみという点です。ムスリム(イスラム教徒)以外は中に入れないので、モスクについての案内などはなく、観光客は仕切りギリギリの場所でただ写真を撮るだけ...といった感じ。

モスク 仕切り

↑スミマセン、写真を撮るのに必死でこんな体勢に...。怪しい笑

滞在時間は短くコンパクトに、でも女子が憧れるインスタ映え写真は撮りたい!という方にはピンクモスクが最適かと★ 無料で貸し出ししているローブもピンクなので記念写真をお忘れなく♪

モスク 人

2-2.【個人的No.1】ガイドさん付きでたっぷり楽しめる!鮮やかなブルーモスク

(正式名称:スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク)

モスク ブルー

続いては青と白のコントラストが美しい、通称ブルーモスク。外国人観光客の中でも、特に日本人に人気なんだそうで、日本人女性スタッフがいるほど!(私が訪れた日はいらっしゃいませんでした...残念)
個人的には一番好きなモスクだったのですが、ブルーモスクの魅力は外観だけではありません...その秘密を紐解いていきましょう!
○位置情報:Seksyen 14, 40000 Shah Alam, Selangor
○アクセス:バス
⇒クアラルンプール中心から最寄りバス停の「シャーアラムシティーバスターミナル」まで約1時間、バス停から徒歩で約10分
○アクセス:電車 タクシー
⇒クアラルンプール中心から最寄り駅の「シャーアラム駅」まで電車で約35分、シャーアラム駅からブルーモスクタクシーで約10分

モスク ローブ

(ブルーモスクだけにローブは鮮やかなブルー♪)
↑このようにボランティアスタッフの方が英語でモスク内の案内をしてくれます。

  • モスク ホワイト
  • モスク ブルードーム

実際に礼拝が行われるドーム内だけでなく、周りの廊下もぐるーっと一周できます。ガイドさんがところどころ説明をしてくださったり、礼拝を実演してくれたりとサービス精神旺盛なので、ブルーモスクには、たっぷり1時間ほど滞在しました。

モスク 人2

真っ白な壁、床にキレイな青のローブがよく映えますね~♪ 写真撮影も自由なので、是非素敵な写真を撮ってください!
ブルーモスクは青のドームだけでなく、内側のステンドグラスにも注目です★

  • モスク ステンドグラスブルー
  • モスク ステンドグラスグリーン

※要注意
ブルーモスクは一定数の数が集まらないと建物の見学が出来ない制度なので、入り口で待機していただくことになる可能性もあります...。また館内での自由行動や、途中で見学をやめて帰るということができないシステムなので、時間にゆとりをもって訪れたほうがいいかと思います◎ 

モスク ブルー2

拘束されながらの観光はイヤだ!という方は他の3つのモスクであれば自分の時間に合わせて訪れることが出来ます♪
そんなちょっとした拘束はあっても、私は訪れる価値のある場所だと思えました! 1時間ほど、かなり熱心に説明をしてくださるボランティアスタッフの方と同行しましたが、興味深いお話ばかりですので、是非耳を傾けてみて下さい。 

2-3.観光客の少ない穴場?!荘厳な雰囲気を感じるならココ、シルバーモスク

(正式名称:トゥアンク・ミザン・ザイナル・アビディン・モスク)

モスク シルバー

2大モスク(ピンクとブルーモスク)が終わったので、ここからはサックリといきます。笑一見淡白に見えるかもしれませんが、2009年に完成した(オープンしたのは2010年)新しくてキレイなシルバーモスクです。鉄でできていることからアイアンモスクとも呼ばれています。
ピンクモスクと同じくプトラジャヤエリアにあるので一緒に巡るのがオススメです★
○位置情報:25, Jalan Tuanku Abdul Rahman, Presint 3, 62100 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya
○アクセス:ピンクモスクからタクシーで約10分

モスク 入り口

23,000人も収容できるこのホールでは、週末によくイスラム教徒同士の結婚式も行われるそうです。シルバーモスクもガイドさんがついて、英語で説明をしてくれるので45分ほど滞在しました。
上記の2つもモスクに比べて華やかさは少し薄いですが、他にはない素材のモスクで設計技術もすごいので圧巻しました。外国人観光客も少ないので、少し厳かな雰囲気を感じ取れたのもよかったなと思います!

2-4.都会にあるモスク!クアラルンプール中心地に近い気軽な観光地、国立モスク

(正式名称:マスジッドネガラ)

モスク 国立

最後は、国立モスクです!今までのモスクはドーム型でしたが、国立モスクは少し低め。その代わりといってはなんですが、巨大ミニレット(尖塔)があるのが最大の特徴です。このミニレットはスピーカーになっており音が流れます。
○位置情報:Jabatan Kemajuan Islam Malaysia,Jalan Perdana 50480 KL
○アクセス:「クアラルンプール駅」から徒歩で約5分

  • モスク 国立2
  • モスク 中

国立モスクもピンクモスクと同様に、残念ながら礼拝堂の中まで入ることは出来ませんが、クアラルンプール中心地から距離が近いので、気軽に訪れられるモスクです。

3.モスクへ行く際の気になるアレコレ!

モスクに行きたいけど、服装はどうしたらいいの?いつ行ったらいいの?ツアーに参加するべき??? 気になりますよね~!そんな気になるアレコレについてお答えします!!

3-1.モスクを巡るマレーシア旅行!何着てく?

モスクは礼拝を行う神聖な場所なので、男女ともにドレスコードがあります。服装にはご注意を!...と言いたいところですが、マレーシアは南国なので長袖長ズボンでは暑いですし、せっかくの旅行だからお洒落もしたいところ...。そこはご安心下さい!!

~女性編~
女性は髪の毛や肌を露出してはいけないというルールがありますが、上記のモスクは観光地なので、観光客用にローブの貸出があります。髪の毛も隠せるように、しっかりとローブの帽子もかぶって下さいね。
貸出のローブを借りれば、どんな服装でも大丈夫なのでとっても助かりますね♪
旅行の記念にMyヒジャブ(イスラム教徒の方が頭にくるっと巻いている布)を購入するのもありかななんて思いました。笑

~男性編~
男性は肩と膝を指してはいけないので、タンクトップやハーフパンツは避けましょう。
半袖のTシャツ&くるぶしまでのパンツ等であれば問題ありません!

3-2.お祈りの時間に注意!いつ行くべきかを事前にチェック☆

イスラム教徒の方々は1日に5回の礼拝を行います。早朝・正午・午後・日没後・就寝前のお祈りの時間はモスクに入ることが出来ませんのでご注意下さい。
また、気を付けなくてはいけないのが金曜日、金曜日は特別なお祈りの日で、男性は正午のお祈りは必ず礼拝堂で行わなければいけません。金曜日はモスク周辺の道路も混雑するのでモスク巡りをする際は、避けたほうがいいかもしれません。
ただ、私はツアーの日程的に金曜日しか空いておらず、金曜日に決行!笑 行けないというわけではないので、時間にゆとりがあれば金曜日でも大丈夫ですが、事前に調節できるのであれば違う曜日のほうがいいですね♪

モスク 時間

観光客が入れる時間は決まっています!!

3-3.個人で行く?ツアーに参加する?

個人、ツアーどっちがいいんだろうと迷っている方に、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしようと思います!結論、初めての方は断然ツアーで参加するほうが楽チンでオススメです!思いつくメリット&デメリットを書き出してみましたので参考にしてください!

●個人で行くメリット
・旅行の行程を自由に組める
・移動費用しかかからないので、交通手段によっては格安で移動が可能
▲デメリット
・移動が大変
・自身でルートの確認が必要

●ツアーに参加するメリット
・移動が楽
・ホテルまで送迎がついている
▲デメリット
・個人で公共交通機関を使って移動するよりも費用がかかる
・行程が決められており、多少の拘束がある

モスク巡りをする場合、それぞれのモスクの距離が離れているので移動が結構大変なのです...。特にピンクモスクとブルーモスクは人気の2大モスクですが、2つの距離がかなり離れていて、なおかつ公共交通機関ではとても行きにくい場所...。汗
モスクを巡るのは初めていかれる方も多いかと思うので、観光客には少しハードルが高いかな...と私は思います。
ツアーなら移動も安心・安全!観光客が個人で効率よく回るのはなかなか難しいので、せっかくならツアーに参加して1日で複数のモスクを満喫しちゃいましょー♪

おひとりで参加の場合、オプショナル料金が割高になってしまうので、リピーターの方やおひとりサマは個人で行かれるのがいいですね♪

最後に

普段、日本で生活しているとなかなか触れることのできない宗教の世界、こうして観光の中で体感できるのも海外旅行のひとつの魅力ではないでしょうか。宗教をすべて理解することはできなくても、モスクに訪れて少しでも「知る」ことで、お互いを尊重する気持ちが持てたらいいなと今回の旅で感じました。
皆さんもご旅行の際には、是非モスクへ行ってみてくださいね♪

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この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!