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マレーシアへ行く前に知っておこう!旅がより面白くなるマレーシア基本情報!

2017年8月でマレーシアは独立60周年

↑2017年8月でマレーシアは独立60周年

日本人が長期滞在したい国11年連続NO.1のマレーシア!
まだマレーシアへ行ったことがない方、マレーシアの事をもっとよく知りたい方必見!
旅行へ行く前にこれだけは知っておいてほしい!という基本情報を、現地に7年間滞在していた経験を元にお伝えいたします!

  • マレーシア ツインタワー
  • マレーシア オランウータン

「マレーシア」と聞いてどんなイメージをお持ちですか?常夏の国!イスラム教の国!ジャングル!キレイな海!オランウータン!ツインタワー!どれも正解です。

私が考えるマレーシアの一番のイメージは「多民族国家」。いろいろな民族が混在しており、それぞれの文化や習わしを尊重して成り立っている国だと思います。
マレーシア人は何語を話すの?宗教は?食事は?一年中暑いの?そもそも場所はどこ?などなど、ぜひ旅行へ行く前に事前知識を蓄えて、より魅力ある面白い旅にしましょう♪

マレーシア旅行・ツアーの予約について

1.場所:マレー半島+ボルネオ島=マレーシア!

マレーシアはどこにあるの?と聞かれると、「タイの南にある半島部分」と答えますが、実はマレーシアはタイと陸続きにある「マレー半島」の南部と、海をまたいで東側にある「ボルネオ島」の北部(通称:東マレーシア)で成り立っています。

マレー半島の北側はタイの国、そしてマレー半島の最南端に位置するジョホール海峡の対岸にシンガポールがある、というイメージです。有名なペトロナスツインタワーがある首都クアラルンプールはマレー半島、オランウータンやダイビングで有名なコタキナバルは東マレーシアにあります。

~地図~

2.時差:日本とマレーシアの時差は1時間!

日本の方がマレーシアより1時間早いです。マレーシア半島とほぼ同じ経度に位置するタイは日本との時差が2時間あるのでマレーシアも2時間の時差と思われがちですが、日本とマレーシアの時差は1時間だけ。また、マレーシア半島と東マレーシアは距離がありますが時間は同じです。

3.気候:日中の平均気温は27~33℃!でも上着は必要!?

気候

マレーシアは常夏の国!一年中暑いです。雨季と乾季はありますが、日本のような四季はありません。日中の最高気温は32~33℃ぐらいなので感覚的には日本の7~8月ぐらいの暑さです。ただし、上着は必須!外が暑いからか、建物内はクーラーがガンガンかかっているところが多く、カーディガンやパーカーを羽織らないと寒いです。

雨季にはスコールと言われる急激な豪雨が毎日のようにあるので折り畳み傘も必須!スコールなので一日中振っているわけではなく、夕方に急に激しい雨が降り出して30分もしないうちに止むといった場合が多いです。

クアラルンプールなどの都市への旅行はあまり気にする必要がないですが、ビーチエリアへ行かれる際は、雨季の期間はホテルがクローズしていたり海が荒れて入れない場合などがあるので要注意!マレーシア半島の東海岸(レダン島、ティオマン島など)と東マレーシア(コタキナバルなど)の雨季が11月~3月、マレーシア半島の西海岸(ランカウイ島、ペナン島など)の雨季が5~9月ごろと言われています。ビーチリゾートへ行く際はぜひベストシーズンと言われる乾季を狙って行きたいですね♪

↑レダン島のビーチ

↑レダン島のビーチ

4.人種:中国系&インド系が多い他民族国家!

マレーシアへ行くと本当に様々な人種の方に出会います。人種はもちろんマレーシア人(通称:マレー人)が一番多いのですが、なんと全体の67%ほどにとどまります。

次に多い人種は中華系。全体の25%が中華系、いわゆるマレーシアンチャイニーズといわれる人種になります。3番目に多い人種はインド系で全体の7%ほどとなり、残りの1%は日本人も含むその他の国から来た人達となります。

私も現地に住んでいた際に中華系の友人が多くいましたが、彼らはずっとマレーシアで生まれ育ってきたので中国本土の中国人と一緒にされることを嫌い、あくまでも自分たちはマレーシアンチャイニーズなんだという話をよく耳にしました。みんなマレーシアの国民であることに誇りをもっているんですね♪

  • ディパバリ(インドのお祭り)の飾り
    ↑ディパバリ(インドのお祭り)の飾り
  • ライオンダンス(中国のお祭り)
    ↑ライオンダンス(中国のお祭り)

5.宗教:マレー人はほぼ100%ムスリム(イスラム教徒)!

マレーシアという国を知る上で一番重要ともいえる部分が「宗教」です。日本人はあまり宗教を信仰していないので、マレーシアでは驚くことばかりだと思います。先ほどマレー人は全体の67%ほどというお話をしましたが、そのほぼ100%がイスラム教徒です。そのイスラム教の掟をいくつかご紹介します。

★豚肉を食べてはいけない
★女性は髪の毛や肌を露出してはいけない
★1日5回のお祈りと金曜日の礼拝
★ラマダンと呼ばれる断食の期間が1ヵ月間ある

このように、無宗教の人からすれば考えられない掟が多いですが、皆が忠実にイスラムの教えに従って生活しているからこそマレーシアという国が成り立っているのかなと思います。
マレーシアへ行く際にはぜひ宗教の部分も注目してみてください!

モスク(イスラム教の礼拝堂)

↑モスク(イスラム教の礼拝堂)

6.言語:基本的にはマレー語!英語が話せる人も多い!

マレーシアの公用語はマレー語ですが、他民族国家のマレーシア。中華系もインド系も共通で通じる「英語」が第2言語と言われるほど英語が話せる人が多いです。

ホテルやレストランでは英語は必ず通じますが、ローカルなお店や屋台のおばちゃんなどはマレー語や中国語しか話せない人も多いですし、英語とは言ってもマレーシアなまりの英語、通称マレー英語といわれるものなので、一生懸命英語を勉強して行ってもマレーシア人の話している英語が分からない!ということもしばしば。とはいえ他の東南アジアの国々と比べ英語はかなり通じる国なので、英語でどんどんコミュニケーションをとってみましょう♪

英語表記が多い

↑英語表記が多い

7.物価:とにかく安い!マレーシアリンギット(RM)×30してみよう!

マレーシアはとにかく物価が安い事で有名。マレーシアの通貨はマレーシアリンギット(RM)。2018年4月現在、1リンギット(RM1)=28円です。1リンギット=100セントなので商品は20.25RMなどという表記になります。20.25RMと書かれている場合はセントの部分は無視して20RM×30=600。600円ぐらいか~と考えればだんだん感覚がつかめてきますよ!
分かりやすい例でいうと、缶ジュースは50円ほど、ローカルレストランのランチは150円、そこそこ小綺麗なレストランでご飯と飲み物を頼んでも300円ほどと、日本と比べてだいぶお得感が味わえます。

チキンライス4.5RM(130円)ほど

↑チキンライス4.5RM(130円)ほど

8.食べ物:グルメ天国マレーシア!多民族国家ならではの料理が楽しめます♪

マレーシアでは様々なグルメが楽しめます!マレーシア料理といっても種類は様々。多民族国家である故、マレー系、中華系、インド系など色々楽しめます。個人的に必ず食べてもらいたいのは「ロティチャナイ」。

ロティチャナイはパン生地をうすーく伸ばしてパタパタと折りたたんで焼いたのもで、カレーつけながら食べます。卵入りや砂糖入りなど色々種類がありますが、何も入っていない一番スタンダードのもので1RMほどと激安です。
他にも魚ダシの面料理「ラクサ」や東南アジアの焼きそば「ミーゴレン」、ピーナツソースでたべる焼き鳥「サテ」、中華系の肉骨茶「バクテー」なども外せません。

  • ミーゴレン
    ↑ミーゴレン
  • サテ
    ↑サテ

ちなみにマレーシア料理には全く辛くない料理もありますが、チリパディと言われる緑色の唐辛子(激辛)が使われている料理も多いので、辛いのが苦手という方は「No chilli」と言って唐辛子を抜いてもらいましょう。

南国ならではのフルーツも多く、フルーツの王様と言われている「ドリアン」はスーパーへ行くと強烈な匂いを放っていますが、日本人でも何回か食べているうちに大好物になったという人は結構いるようです。

  • ドリアン1
  • ドリアン2

↑万が一旅行中にドリアンにはまってしまったとしても、匂いが強烈なのでホテルには持ち込めない場合も・・!

9.治安:東南アジアでは治安は良い方!でも油断は禁物です!

東南アジアは治安が悪いというイメージがあると思いますが、その中ではマレーシアは治安が良い方と言われています。ただしその基準は東南アジアであって、日本と比べれば、まだまだ治安は悪いです。

ひったくりや置き引きは日常茶飯事。バイクに乗った人にカバンをひったくられたという話はよく聞きます。特に女性は夜道を一人で歩くことは避けましょう。そして万が一ひったくられた場合は自分の身を優先して金銭は諦めましょう。
とはいえ自分の身を守ることと夜道を一人で歩かない事に気を付けていれば事件に巻き込まれることはそうそうありませんのでご安心を♪

~おわりに~

以上マレーシアへ行く前にこれだけは知っておいてほしい!という情報をお届けしました。「日本人が住みたい国No.1 」に選ばれ続けているという事実からも想像できると思いますが、マレーシアはとても親日な国です。

多民族国家なので様々な国の人が受け入れられている国ではありますが、マレーシアの人は特に日本・日本人に好意的だと思います。マレーシアへ行った際にはぜひ地元のマレーシアの人達との交流も旅の目的にしてみてください♪

千羽鶴

↑東日本大震災の時にはマレーシアのショッピングモールに地元の人達が一生懸命折った大きな千羽鶴が何羽も飾られていました。

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この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!