韓国・水原(スウォン)!水原華城だけじゃない!欲張り日帰り旅行♪
韓国・水原(スウォン)といえば、名所・水原華城が有名ですが、
まだ行ったことが無い方も多い観光地。
実は、グルメから観光まで、ソウルにも負けない魅力が沢山詰まった街なのです!
今回はソウルから日帰りで満喫できる水原のモデルコースをご紹介!
1. 韓国・水原ってどんなところ??
1-1.基本情報
韓国・水原市はソウルの南に位置する京畿道(キョンギド)の道庁所在地で、約120万人の人々が住まうソウルのベッドタウンとなっています。
世界遺産にも登録されている「水原華城(スウォンファソン)」が観光地として非常に有名な歴史ある街です。
また、水原駅前は水原華城付近とは対照的な雰囲気があり、お土産店や最新のレストランやショップなどが立ち並び、連日多くの若者で賑わっています。
1-2.ソウルから電車で楽々!?ソウル⇒水原までの移動方法
ソウル駅から地下鉄1号線に乗って、乗り換えもなく1時間程で到着という楽々のアクセスです。友人とこれから始まる水原旅行の計画など話し合っている間に、気付けば水原駅に到着です!
2. 水原居住経験有!韓国大好き20代女子オススメの韓国・水原日帰り観光モデルコースご紹介★
ユネスコ世界文化遺産『水原華城(スウォンファソン)』
「水原華城」は、ユネスコ世界文化遺産にも登録されている貴重な歴史的建築物です。
約2年半の建築期間を経て、1796年9月に完成した華城は、当時の韓国で最高の建築技術を集約した巨大城郭でした。その技術はあまりに巧妙で、現代の技術では再現不可能な部分もあるそうです。
城の周囲を約5.7キロに及びぐねぐねと取り囲む城壁は圧巻のスケールです。
周囲を四大門である「八達門」「長安門」「華西門」「蒼龍門」が囲んでいます。
水原華城へはどこからでも入場可能で、基本的に無料で観覧できます。しかし、一部の区間は有料のためチケットの購入が必要です。
購入したチケットは当日であればどの区間でも使えます。チケットを確認するスタッフがいたら提示してください。散策に夢中になるあまり、チケットを無くさないようお気をつけください♪
ただ実際に行ってみると、無料で見られる場所が非常に多いので、チケットを買わなくても私は十分に楽しめましたよ♪
広大な華城は巡っていて飽きることが無いのですが、足元が悪い箇所が多々ありますので、水原華城観光の際は、動きやすい靴で行くことをオススメします!
《基本情報》
住所:1-2 Jangan-dong, Paldal-gu, Suwon, Gyeonggi-do, 大韓民国
水原華城営業時間:
3月~10月(夏):9時~18時
11月~2月(冬):9時~17時
水原華城入場チケット代金:
大人 1,000ウォン(団体700ウォン)
中高生 700ウォン(団体500ウォン)
子ども 500ウォン(団体300ウォン)
※団体は20人以上となります。
11:00頃 バスで「八達門」まで(所要時間:約10分)
まずは、水原駅からバスに乗って「八達門(パルダルムン)」へ向かいます。水原駅から八達門行きのバスは11・13番バス等沢山運行しています。
八達門は水原華城4大門の一つで、交通量の多いロータリーの真ん中部分に凜として佇んでいます。不思議な光景ですので、つい写真に収めたくなるのですが、この辺りは交通量が非常に多いため、車や歩行者には十分注意しましょう。
周辺にはお洒落なカフェやお店が立ち並んでいるので、少し寄り道してみるのもお勧めです!
12:00頃 歩いて華城行宮へ到着(所要時間:約20分)
いよいよ「華城行宮(ファソンヘングン)」へ!
「華城行宮」は朝鮮王朝時代で最大規模の行宮です。『イ・サン』や『宮廷女官チャングムの誓い』など数多くの韓流ドラマのロケ地になったことでも知られています。
私は実際に中へ入った事はないのですが、中には壮大な宮殿が広がり、広場では、武芸のパフォーマンスなどが行われとてもにぎやかだそうです。また、ここではチマチョゴリ体験もでき韓国の文化に触れることができます。
当時の女官(宮廷ではたらく女性)たちになりきって写真を撮ってみるのも楽しいのではないでしょうか♪
また、八達門から華城行宮までの道中は、ヨーロッパ調のお洒落な街並みと歴史的建造物が混在しており、歩いているだけでも楽しいので、ぜひご自身の足で向かってみて下さい!
《基本情報》
住所:11 Haenggung-ro, Namchang-dong, Paldal-gu, Suwon-si, Gyeonggi-do, 大韓民国
電話番号:+82 31-290-3600
華城行宮営業時間:
3月~10月(夏):9時~18時
11月~2月(冬):9時~17時
※入場は閉場の30分前までとなります
入場料金:
大人 1,500ウォン(団体1,200ウォン)
中高生 1,000ウォン(団体800ウォン)
子ども 700ウォン(団体500ウォン)
※団体は20人以上となります。
水原といえばカルビ!!美味しい焼肉を食べよう
17:00頃 八達門エリアへ(所要時間徒歩:約20分 タクシー:約10分)
沢山歩いた後で食べるご飯って本当においしいですよね!華城観光の疲れを癒してくれるのは、水原名物の「水原カルビ」!
別名「王カルビ」と呼ばれていますが、その由来が気になりますよね。
実は、その名の通りお肉がなんと通常のカルビの2倍ほど大きく、網いっぱいにお肉を載せて焼くのが魅力です!
韓国ではこのカルビを求めて水原を訪れる人もいるほどの人気だそうです!
八達門エリアは水原カルビのお店が多く立ち並ぶエリアなので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
人気店は混みあっている事も予想されますので、事前にお店選びや予約をしていくことをオススメします。
また、水原駅前にも水原カルビを取り扱うお店はいくつかあるので、駅から遠くまで行くのはちょっと、、、という方は、駅前でお店探しをしてみてもいいかもしれません。
水原駅から直結!水原駅前商店街がショッピングの穴場
19:00頃 タクシーで再び水原駅へ
実は水原の駅前には百貨店が2店舗と、駅前のショッピング街があり、買いたいものをすぐに揃えることができる超便利スポットなのです!
電車移動無しでショッピングが完結できる場所はソウル市内でも少ないはずです。
中でも水原駅前商店街は最新のコスメやファッション、飲食店などもひしめき合っており、お買い物欲も十分に満たせるはず!
また、ソウルとは違い日本人観光客が少ないので、店員さんの客引きもほぼありません。
欲しいアイテムを集中して選ぶことが出来るってすばらしい!!
欲しかったアイテムをたっぷり買っても駅はすぐそこなので、あとは電車に乗ってソウルに帰るだけ♪
3. さらに水原の隠れ名スポットを知りたい方へ
3-1.『栄洞(ヨンド)市場・八達門(パルダルムン)市場』で本場のレア食材をゲットしよう!
『栄洞(ヨンド)市場・八達門(パルダルムン)市場』はバスで八達門前下車後、徒歩5分程のところにあります。
百貨店で売っている食材とは違い、韓国の本場の「オモニ」(韓国語で「お母さん」)が真心こめて作ったキムチや饅頭などのローカルグルメが、手軽に購入できるのがこの市場の魅力!
私は明太子のキムチが大好物で、日本まで持ち帰ったのですが、包装もお願いすれば快く引き受けてくれました!
但し、水原のオモニ達は日本語や英語が堪能という訳ではありませんので、値段や包装などの交渉をする際には少し韓国語を勉強しておく必要があるかもしれません。
ちなみに、お持ち帰りをお願いする韓国語は『ポジャン ヘジュセヨ!(持ち帰りにしてください)』です!
3-2.一度食べると忘れられない、スンデタウンのスンデ料理
スンデタウンはバスで八達門前下車後、徒歩5分程の池同市場(チドンシジャン )に位置しています。
「スンデ」とは、韓国式のソーセージの事で、韓国ではおやつやお酒のおつまみとして愛されています。
特徴的なのは、スンデは豚の腸の中身に、豚の血液が入っているという点です。「豚の血液」というとぎょっとした方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実は豚の血液は台湾料理などにもよく使われています。
スンデの中身は豚の血液の他、野菜やチャプチェに使われる春雨のような麺が詰められます。
食べてみると思ったほど臭みもなく、食べやすいです!
好みは分かれますが、独特の食感があり、一度食べると忘れられなくなってしまいます♪
スンデタウンは道の両脇にスンデ料理をメインとした韓国のホルモン料理屋さんがひしめき合う様に立ち並んでいます。
中でも私のイチオシは「スンデホルモン炒め」!!
スンデとホルモンが大量の野菜と一緒に少量のキムチスープで炒められた、水原の地元の皆さんから愛されているローカルグルメです。
1人前7,000ウォンほどですが、ビックリするほどボリューミーなので、最後の〆である「ポックンパ(韓国風チャーハン)」に辿り着くだけでも女性の私には一苦労でした(笑)
3-3.夜の水原華城のインスタ映えがすごい!?
日中の水原華城観光をレポートした記事は沢山ありますが、水原華城の魅力は実は日中だけでは無いのです!
夜になると、城壁がライトアップされ、昼間とは全く異なる非常に幻想的な雰囲気を醸し出します。
お城の前で一枚パシャリと記念撮影をしてみるのはいかがでしょうか?
私は夏に水原に住んでいたのですが、夏にはお祭りや屋台が開催される事もあり、一晩中賑やかなので、夏の水原華城は本当におすすめです!
4. 終わりに
いかがでしたでしょうか。韓国・水原はソウルと比較するとマニアックな観光地となっているため、まだ行った事の無い方も沢山いらっしゃいますが、歴史を感じさせる建物と、現代的な街並みが混在した他にはない独特の雰囲気が感じられる魅力満点の都市です。観光だけでなく、買い物やグルメも盛り沢山なので、今後釜山や大邱に次いで注目されるのではないかと思います。
ソウル旅行の計画の際には、水原観光を加えてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!