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≪江南水郷古鎮≫今もなおレトロな面影が残る烏鎮のまるごとガイド

江南水郷古鎮top

江南6大水郷古鎮のひとつ「烏鎮(ウチン)」をご存知でしょうか?
長い歴史をもつ中国。いにしえより水運の発展で栄えてきた長江流域の江南地方に、古鎮と呼ばれる伝統的な生活様式が今もなお数多く残っています。
中国といえば、上海や大連・北京など大きな都市がもちろん有名ですが、どこか懐かしさを感じさせられるレトロな街並と水路をゆったり流れる船の光景は、まるでタイムスリップしたような気持ちにさせられます。
近年、上海から気軽に行ける郊外として、日本人駐在員や中国人に人気の江南水郷古鎮。実際足を運んでみるとその独特の雰囲気はまさに感動!!
都会の喧嘩から離れたこの烏鎮で、とびきりのんびりした休日を過ごしませんか?

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1.江南6大水郷古鎮のひとつ「烏鎮」ガイド

1-1.江南6大水郷古鎮のひとつ「烏鎮」ってどんなところ?

約1,300年前の唐の時代より水運の交通の要として栄えた烏鎮。
観光地として整備はされているものの、今もなお当時を彷彿させてくれる風情が残っており、都会とは異なる時間が流れています。
烏鎮の街は、江南水郷の中でも最大規模を誇り、東西2つに分かれています。東柵は2000年公開されたエリアで東西1.3㎞にわたって広がり、西柵は2007年に公開され東西に1.8㎞ほどとなります。東柵と西柵は約3㎞ほど離れており、移動は無料のシャトルバスで移動可能。両方をじっくり楽しむにはそれぞれ一日ずつ時間がほしいところです。
日が暮れると古い街並みがライトアップされ、思わずカメラを構えるほどのノスタルジックな世界を体験できます。烏鎮は、江南6大水郷古鎮のひとつで、近年、上海や杭州からの観光客も増えてきています。

  • 烏鎮1
  • 烏鎮2

1-2.烏鎮まではどうやって行くの?分かりやすい!アクセスガイド!

上海と杭州の間の浙江省に位置する烏鎮。
上海からは約140㎞で車で約2時間半、鉄道では「上海虹橋駅」より「桐郷駅」、桐郷駅よりバスまたはタクシーで烏鎮まで。 乗る列車にもよりますが計2時間~2時間半で到着します。
杭州からは、約80㎞離れ、車で約1時間半ほどで到着します。料金は、上海~桐郷間の列車の種類にもよりますが、約1,000円と列車とバスの乗り継ぎが最安値となります。
バスは、烏鎮の入場券込みのものもあるので、自分のプランにあわせて旅行会社へお問合せをおすすめします。ガイド付きのオプショナルツアーは、往復の交通手段、入場料だけでなく日本語ガイド付きだから、現地を存分に堪能されたい方におすすめです。

1-3.烏鎮を観光!「東柵」には何がある?

先に公開された東柵は、昔ながらの街並みや資料館などが点在するエリア。観光バスが到着するエリアでもあり、日中は多くの観光客が訪れます。
約100点のベッドが展示されている「江南百床館」や江南地方の暮らしを紹介する「江南民族館」、烏鎮の特産品の藍染の工房「宏源泰染坊」などは見ごたえたっぷり。
各資料館の入場料は、東柵の入場券に含まれているのでぜひのぞいてみてください。
時間:07:00~18:00(冬季:~17:30)
東柵のみ:120元
東西柵共通:200元

  • 東柵1
  • 東柵2
  • 東柵3
  • 東柵4

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1-4.烏鎮を観光!「西柵」には何がある?

西柵エリアの東端に入口が設けられ、渡し舟で景区内に入るところから情緒あふれる景色を堪能いただけます。
メインストリートには、お土産や食べ物屋、現地民家をアレンジした民宿が多く建ち並んでいます。また、一歩奥に入ると味噌・醤油店、天然の草木染め工房などの観光地を楽しめるだけではなく、昔の雰囲気が残る古鎮を前にタイムスリップしたかのような気分になれます。
宿泊施設は、西柵に多く集まっており、夜になるとライトアップされ、昼間とは違うノスタルジックな世界をお楽しみください。
時間:9:00~22:00
西柵のみ:150元
東西共通:200元

  • 西柵1
  • 西柵2
  • 西柵3
  • 西柵4

1-5.烏鎮に泊まりたい!分かりやすい宿泊ガイド!

宿泊施設があるのは西柵エリア。約7軒のホテルと約70軒もの民宿があります。
各ホテルや民宿は、西柵入口の観光案内所や事前にウェブサイトで予約が可能。旅行シーズンなどは事前に予約していくことをお勧めします。
入口から一番近いホテルは「通安客桟」。明・清時代の建築様式で建てられていて、古鎮の風情が楽しめます。4つの区域に分かれていて全343室。施設内には屋外プールやカフェ、レストランが併設され、接客サービスも定評有りです。川沿いのお部屋からは烏鎮の行き交う渡し船を見ることができるので外に出なくても情緒を味わえます。
民宿は、各所に点在しており、現地の生活に近い感覚で過ごすことができます。昔ながらの民家の為、冬は防寒が必要です。

  • 西柵ホテル1
  • 西柵ホテル2
  • 西柵ホテル3
  • 西柵ホテル4
  • 西柵ホテル5
  • 西柵ホテル6

1-6.烏鎮の魅力!今時のフォトジェニックスポットがいっぱい!

水郷も含め、烏鎮にはかわいいお店がいっぱい♪思わずシャッターを押しちゃう「インスタ映え」のスポットを西柵エリアを中心にご紹介~♪

  • 提灯屋
    西柵のメイン通りで見つけた提灯屋さん。夜になると明かりがついてカラフルな提灯がいっぱい♪
  • 西柵の夜の風景
    西柵の夜の風景。日が暮れると赤提灯が点灯され、とってもきれい!一番きれいポイントを探してSNSにUPしたくなっちゃう。
  • ワンタン屋
    ワンタン屋さん。古鎮らしい店構えと「飩」って大きく書かれた看板がかわいい♪
  • 花屋
    おしゃれなお花屋さんもあります。
  • 絵画
    カラフルでかわいい絵画がいっぱい
  • 草木染め
    草木染めの工房は烏鎮一の見どころで環境客でにぎわっています。
  • 渡し舟
    こんな狭い水路もたくさんの渡し舟が昼夜問わず運航しています。
  • 西柵メインストリート
    西柵メインストリート。昔ながらの雰囲気が残りつつもおしゃれな雰囲気が味わえます。
  • 路地
    一歩路地に入ると細い小道につづきます。
  • 東柵 建物
    東柵にも雰囲気ある建物が並んでいます。
  • 食べ物
    かわいすぎてたべられなーい
  • 傘屋
    傘屋さん。お土産に買いたくなるかわいい傘がいっぱい

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おまけ ★江南6大水郷古鎮の簡単紹介

長江の南岸、上海とその隣の江蘇省のエリアを「江南」と呼びます。江南地方に多くの水郷古鎮が残っており、その中でも周荘、直、同里は「江南水郷三明珠」、それに南潯、西塘、烏鎮を加えたものが「江南六鎮」と称されています。
そんな江南6大水郷古鎮を簡単にご紹介♪

1.西塘(セイトウ)

上海より西へ約90㎞、車で約2時間のところにある小さな水郷。ほかの水郷より観光地化があまりされておらず、ありのままの水郷古鎮を楽しむことが可能です。
その歴史は約800年の○代まで遡ります。人が通れるか程の小さな路地が多くあり、一歩足を踏みいれるとタイムスリップしたかのような感覚に。
近年は、映画「MI:Ⅲ(ミッションインポッシブルスリー)」の舞台となったことで知名度があがり、国内外からの観光客が年々増加しています。
着々と観光工事が進んでいるため、少しでも古い水郷古鎮を楽しみたい方はお早目にお出かけください。

記事:≪今話題のレトロ上海!≫歴史感じる江南水郷エリア【西塘(せいとう/シータン)】でお洒落体験♪

2.周荘(シュウソウ)

上海より西へ約80㎞の位置にある江南6大水郷古鎮の中で第一の名勝。900年以上の歴史を誇り、明・清代になると水運の要として大きく発展を遂げた街です。
周荘に行ったら見ておきたい双橋や沈庁など旧市街には、明清代に建てられたものがまだ多く残り、風情溢れる街並みを楽しめます。

3.直(ロクチョク)

上海より西へ約70㎞の位置にある小さな水郷。総面積は約1.5㎞で、その小さなエリアに40もの石橋がかかり、水郷風情を楽しめるエリアです。
ほかの水郷とは違い、観光地化が進んでいないので、ローカルな雰囲気を味わえます。メジャー水郷に行ったことがある方にオススメの江南水郷古鎮です。

4.同里(ドウリ)

上海より西へ約90㎞の位置にある周荘、直に並ぶ江南水郷三名珠と呼ばれる水郷古鎮。かつては「富土」と呼ばれており、水運により大きく発展し、多くの富豪が集まっていた街となります。
見どころは、世界遺産にも登録されている「退思園」。清代に建てられた豪邸で、高級建材や彫刻、家具が配置され、優雅な雰囲気が醸し出されています。

5.南潯(ナンジン)

上海より西へ約120㎞離れた位置にある清代に栄えた水郷古鎮。当時の富豪たちが上海に先駆けて西洋文化を取り入れた豪邸や庭園を建造したため、現在も古鎮と西洋建築の混ざった中洋折衷な街並みを要しています。
直と同じく、他の公安水郷古鎮に比べ、観光地化が進んでいないので、当時の雰囲気を味わえます。

2.まとめ

大都市上海から少し離れると落ち着いた水の街となります。中国の長い歴史を象徴する江南水郷古鎮は、街歩きをするだけでも心洗われるそんな世界観が広がります。
ぜひ一度、上海から足を延ばして中国の深い歴史を感じてみてください。

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