営業時間
月~金曜日 10:00~17:00
土・日・祝日 休業

メニュー

閉じる

名古屋から北京まで最高級サービス!アラブの国営航空会社エティハド航空ビジネスクラス搭乗記

top

エティハド航空ってご存知ですか?そうです。アラブの国営航空会社です。アラブの飛行機のビジネスクラスって聞いただけでも期待度MAXに高まりますよね。中国好きの私にとってはなかなか馴染みのない航空会社でしたが、名古屋(セントレア)から北京経由でアブダビまで運航しているということで、この機会に便乗して、名古屋⇔北京間のビジネスクラスに搭乗してきました!!

乗ってみた感想は・・・まさに贅沢の極みでした。ワンランクもツーランクも上じゃない?!と思わせてくれたエティハド航空。北京までの約3時間の空の旅を徹底的にご紹介します♪(※2017年12月現在の情報となります。)

中国・上海ツアーの予約はこちら

1.エティハド航空ってどんな航空会社?

エティハド航空は、アラブ首長国連邦アブダビを本拠地に置くアラブ国営航空会社です。多くの航空会社とコードシェアを行っていますが、日系航空会社だと全日空(ANA)のマイレージが貯まります。

2017年現在、日本からだと成田と名古屋から各国へ運航しています。ワールドトラベルアワードの「ワールドリーディングエアライン賞」を6年連続受賞など、多くの賞を受賞している5つ星航空会社です。

2, フライトスケジュールや旅行日数はどのくらい必要?

今回、搭乗した名古屋⇔北京間は、月・火・木・金・土曜日に運航中。

【往路】名古屋 21:20出発 - 北京 00:05到着(EY889便)

【復路】北京 09:50出発 - 名古屋 13:50到着(EY888便)

夜出発午前帰国なので日本人にとっては時間が勿体無い感じがしますが、そこはとらえかた次第!仕事や学校が終わってからでも出発できるのでお休みを無駄にはしません。かくゆう私も夕方まで仕事をしてから空港へ向かいました。

期間は、3日間だと北京滞在時間が中一日のみと短いので、4日間は取りたいところ!どうしても3日間しかお休みがとれない人も、エティハド航空のビジネスクラスを体験するだけでも旅の思い出になるかも!?

あなたのご要望叶えます!
北京旅行のお問い合わせはこちら

3.【出発日】名古屋→北京へ

3-1.チェックイン

  • チェックイン
  • チェックイン

セントレア到着後、エティハド航空チェックインカウンターへ。18:30頃すでに、エコノミークラスのチェックインカウンターは多くの中国人や中東人で列を連ねていました。が、そこはビジネスクラスの特権を!ほとんど並びもせずに悠々とチェックイン。時間をとっても有効に使えるのも魅力のひとつです。

3-2.名古屋空港ラウンジ

  • チェックイン
  • チェックイン

ビジネスクラス利用者はもちろんラウンジも使えます!ANAのスターアライアンスラウンジになります。場所は、保安検査を通って、右手にあるエレベーターより下に下がります。この時、エスカレーターで下がるとサクララウンジに着くのでご注意ください!エレベーターを降りるとすぐにラウンジのフロント。

ボーディングパスを見せて、入場します。この日は、利用者がちょこちょこっといましたが、夜便なので混雑することはなさそう。少し時間に余裕を持って空港へ向かい、ラウンジで一杯始めるのもよし!小腹を満たすのもよし!私は、ハイボールと美味しそうなニオイにヤラレてカレーライスを少々いただきました♪

3-3.搭乗

  • チェックイン
  • チェックイン

時間になり、搭乗ゲートへ。もちろん優先搭乗があります。今回乗ったのは、新型のボーイングB787。期待に胸を膨らませ、いざ乗り込むとそこは飛行機ですか?と言わんばかりの空間が広がります。ドアより前がビジネスクラス、後ろがエコノミークラスとなるので、エコノミークラスの方が乗り込んでくる時も一切気になりません!席につくと間も無く、ウェルカムドリンクでカクテルとシャンパン、おしぼりを持って来てくれ、これは時間ギリギリではなく早く乗り込んで正解だったなと思いました。

3-4.座席

座席

今回搭乗したエティハド航空ビジネスクラスの特徴の一つとして、前向きと後ろ向きの座席があります。せっかくなので、初体験・後ろ向きの座席に座ってみました。いざ座ってみると通路挟んで隣の方が前向き座席なので、「こんにち」は状態。これは気まづいなと思っていたら、壁が少しスライドするようになっていて、すぐに問題解決。座席はフルフラットになるので、足の置き場にも困らず広々空間を独り占めです。

  • 座席
  • 座席

座席は、窓側から1-2-1と配列され、一人で乗るなら窓側、誰かと行くなら真ん中の座席を選ぶのがいいのかなと思います。真ん中の2列席も、間にテーブル?のようなものがあり、ある程度離れているので空間は保たれています。お子様やカップルなど座席自体近いのが希望なら、奇数の列がオススメ。「奇数列が希望じゃないのにそこになっちゃった」って方も、間にスライドドアがあるので隣が知らない人でも安心です。

3-5.離陸・機内での過ごし方

  • 離陸・機内での過ごし方
  • 離陸・機内での過ごし方

オンタイムで離陸。後ろ向きの離陸はどうなるかと思いましたが、全く違和感なし。普通にしていればいつも通り前を向いている感覚でした。(途中、何度も忘れてました。)座席には、大きなモニターがあり、映画、テレビ、ラジオなどが楽しめます。タッチパネル式になっているハイテクなモニター。

PSPのようなリモコンもあるので、どちらかで操作ができます。映画は残念がら日本映画は無し。日本語字幕が数種類あります。日本のドラマとバラエティが一本ずつありました。フライトマップは3Dになっていて、google mapのようなリアルな地図。出発地と到着地がポケモンGOさながらの映像で、フライトの軌道が線になっているので、いまどの辺か見ながら楽しめます。

また、USBを挿すところもあるので出発前に携帯の充電を忘れた方も焦らなくてOK!座席も好きな角度に調節し、お休みしたい時はフルフラットにして熟睡可能。マッサージ機能もついているので疲れた体も癒されます。

3-6.機内食

  • 機内食
  • 機内食
  • 機内食
  • 機内食

離陸後しばらくして、メニューを聞きに来てくれます。メニューはあらかじめ各席におかれ、英語・アラビア語・中国語・日本語で記載されているので語学に自信がなくても安心。今回は、日本人クルーの方が聞きに来てくれたので難なく注文。前菜(2種類)・主食(3種類)・デザート(3種類)・飲み物(ソフトドリンク・アルコール)の希望をそれぞれ伝えます。

私は、パンプキンスープと和食、抹茶と小豆のケーキと日本酒を頼みました。ほどなくして、前菜が配膳されます。一緒に温かいパンもついてきて、おかわりもまわってきてくれます。すべての料理は、「ハラール」認定に従って用意されているようです。味は、好みにもよるかと思います。個人的には、パンプキンスープとパンがとっても美味しかったです。食べ物も飲み物もおかわり自由!納得いくまで堪能できます。

3-7.着陸

機内食を食べ終わって、到着まではゆっくり過ごせます。夜なので、フルフラットに倒してお休みしている方が多かったです。164センチの私も足を完全に伸ばし、足元にかばんを置いても余裕でした。そして、いよいよ着陸。後ろ向きの着陸はいかがなもんかとドキドキしていましたが、下降しているのも気づかないほど普通。ドンっという着陸の音で気づきました。北京で降りる人は、このまま下車。この後は北京を満喫を!!この後もアブダビまでフライトは続きます。

アブダビまでの出発は、機材掃除や荷物の持ち入れの為、一時間ほど待つようです。その間、飛行機のドアが開いているので、アブダビまで搭乗される方は、ビジネスクラスだと前のほうに座っていたほうが北京の冷たい外気で寒い思いをしなくてすみそうです。

4.【帰国日】北京→名古屋へ

【帰国日】北京→名古屋へ

4-1.北京空港

  • 昼食の機内食
  • 昼食の機内食

帰国日ももちろん、ビジネスクラス優先カウンターでチェックイン。07:00頃北京空港第三ターミナルに到着しましたが、エコノミークラスの列は少々並んでいました。イミグレーション通過して、免税店で少々買い物を堪能した後、ラウンジへGO!北京空港第三ターミナルでは、BSGラウンジが利用できます。

コーヒーや軽食が食べられるので、ホテルで朝ごはんを食べ損ねても小腹は満たされます。私は、ホテルで朝食を食べましたが、ラウンジでうどんを味見。おいしかったです。マッサージチェアやビジネスセンターもあるので、時間までラウンジをゆっくり堪能しちゃいました。

4-2.帰りは前向き乗車

帰りは前向き乗車

時間になり、飛行機へ!帰りは、前向き座席を選択。設備はもちろん変わりませんが、窓が近くなるので外を楽しめます。実際座って気づいたのですが、背もたれ側に壁がないので、反対の窓側の人にも姿が丸見え。フルフラットにしたほうが、他の人の目にふれないですみます。

4-3.昼食の機内食

  • 昼食の機内食
  • 昼食の機内食

時間が短い路線なので、離陸後、すぐ機内食を聞きに来てくれます。帰りは、和食ではなく中華が選択肢に含まれてました。私は、せっかくなので仔羊肉のマチュブース、柔らかい仔羊肉のバスマチライスを選んでみました。味は、まぁまぁおいしかったです。

ただ、量が多く食べきれませんでした。デザートは、ラズベリーのチョコレートタルト。カフェラテと一緒にいただきましたが、チョコレートがとても硬くて、ちょっと食べにくかったです。エティハド航空には、機内食にどのようなドリンクが合うのかなどアドバイスをしてくれるスタッフも搭乗しているようです。ほかのスタッフの方と異なる制服を着ているので、英語が話せる方はぜひアドバイスをもらってみてもいいかもしれませんね。

5.総評・まとめ

いかがでしたでしょうか。楽しみ所満載のエティハド航空ビジネスクラス。個人的には、一人で行くなら隣の人との距離感なども含め、前向き座席より後ろ向き座席がオススメです。機材のハード面はもちろん申し分無しですが、ソフト面も感じの良いクルーの方が気持いい対応をしてくれます。

日本-北京などの短い区間にビジネスクラスなんてもったいない!と思ってる方もいるかと思いますが、短い区間だからこそ手が出せる値段で乗れることもあります。ラウンジから堪能して、エティハド航空のこのクオリティー。ぜひ一度体験してみてください。

あなたのご要望叶えます!
北京旅行のお問い合わせはこちら

エクスペディアで上海のホテルを検索

この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!