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台湾の猫村【かわいい猫いっぱい!】台湾で人気急上昇の「猫村」とは?

台北観光の定番である「九(キュウフン)」。そのすぐ隣に位置する「猴(ホウトン)」が今新しい観光スポットとして注目されています。
「猴」とは、中国語で動物の「サル」という意味です。しかし、ここは「サル」ではなく「ネコ」のいる町なのです!しかもやたらに!

なぜここが「猫村」となったのか、またここにはどんな魅力があるのかを紹介したいと思います。

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1、「猴(ホウトン)」の歴史

「猴(ホウトン)」の歴史

「猴」という地名の由来は、その昔、ここに「猴=サル」の洞窟がたくさんあったからと言われています。その後に、「猴」という字が同じ音の「候」に替えられた歴史もありますが、今は併用されています。

ここは日本統治時代に炭鉱の町として栄えましたが、炭鉱業の衰退とともに人口は都市部へと流れ、町の過疎化が進みました。2009年以前の観光客は10人にも満たなかったそうです。

2、「猫村」と呼ばれるようになった経緯

「猴(ホウトン)」の歴史

元々多くの猫ちゃんが生息していましたが、「猫村」として再び注目を浴びるようになったのは2009年ごろで、猫好きの観光客が写真をブログやSNSに投稿したのがきっかけです。台湾はネット普及率やSNSの使用率が高く、ネットで話題になったものはすぐに人気が広がる傾向があります。

この頃から観光客は徐々に増え、地元の人たちが猫ちゃんと人が共存できる場所をつくろうと立ち上がり今の「猫村」が誕生しました。

猴駅周辺の光復里(グァンフーリ)地区が「猫村」に当たる場所でそれほど大きな町ではありませんが、猫ちゃんは100匹以上いると言われています!そこにいるそれぞれの猫ちゃんが違う顔や性格を持っています。

猫好きはもちろん、どんな人でも楽しめるのがここ「猫村」です。猴に来た際にはぜひ自分のお気に入りの猫ちゃんを見つけてみてください!

ちなみにこちらの猫村=猴(ホウトン)は、2013年、米CNNに「世界6大猫スポット」に選ばれ、世界でも注目されているのです♪ニュースソースはCNN「世界6大猫スポット」

3、猴(侯)駅

猴(侯)駅

電車を降りた瞬間から「猫村」の世界へ。

猴(侯)駅

「ようこそ 猴猫村へ」。駅の中を見渡すと、至るところに猫ちゃんのポスターや看板が目に入ってきます!

猫ちゃんには「小さな声で、礼儀正しく」!!「猫村」を回る上での基本的な約束です。

猴(侯)駅

ここは切符売場で、可愛い猫村散歩マップが飾られています。

猴(侯)駅

そして早速猫ちゃんがお出迎えしてくれます!!「猫村」の猫ちゃんは観光客に対してとても人懐っこい印象です。やさしく触ってあげてください。また基本的に写真撮影は自由ですが、フラッシュはたかないようにしましょう!

駅と猫村をつなぐ猫橋は改札を出て右側にあります。

猴(侯)駅

ちなみにこの赤い猫提灯が猫橋の目印です!

4、「猫村」を散策

「猫村」を散策

外へ出るとどこか日本の田舎町を思い出させるような素敵な景色が広がります!ここからさらに坂を登っていきます。

「猫村」を散策

ここには小さな屋台があり飲みものや猫ちゃんのエサを買うことができます。エサやりについては注意事項が一つあり、「地面に直接エサを置いてはダメ」ということです!

これは、雨が降ったときにエサが地面に落ちていると滑って転倒する危険性があるからなのです。ルールを守って猫ちゃんと触れ合いましょう!

5、十猫十色!!

「猫村」というだけあって本当にたくさんの猫ちゃんがあちらこちらにいます!

十猫十色

こちらの猫ちゃん爆睡中です!

十猫十色

エサを見つけて居ても立っても居られない食いしん坊。

十猫十色

遊び疲れて給水タイム!

十猫十色

この二匹はデート中かな??

十猫十色

「猫村」に住む肩身の狭いワンちゃん。

なんだか哀愁たっぷりのこのワンちゃん。猫もいいが、やっぱり犬も可愛いですね。この子を見つけた際には、猫ちゃんと同じように可愛がってあげてください。

6、おすすめのお店

『217 館(カフェ)』

ここは地元出身の店長さんが数年前に開いたカフェで、多くの観光客に愛されているお店の一つです!「217」という数字はこのお店の番地に由来しています。

217 館(カフェ)

コーヒーやお茶はもちろん、朝には朝食、昼からはワッフルやピザなども売っています。

217 館(カフェ)

こちらが手作りワッフルです!

217 館(カフェ)

これは、特製「猫桔茶(マォジェーチャ)」。金柑の入ってるお茶です!

217 館(カフェ)

店内は本当に可愛くて、ポストカードやキーホルダーなどの猫ちゃんグッズも販売しています!またガイドブックなども置いているほか、中国語が話せれば店長さんもおすすめの場所を教えてくれます!

217 館(カフェ)

こちらは看板猫の小白(シャオバイ)、癒されます。
『217 館(カフェ)』
住所;新北市瑞芳区柴寮路217号
電話;+886-932-336313
営業時間;10:30-18:00(火曜定休)
Facebook; https://www.facebook.com/217cafe

『Empress Gallery(Catwalk 219)』

Empress Gallery

ここはオーナーさんが古屋を改造したギャラリー兼カフェで、中には猫をテーマとした展示がされているほか、様々な猫ちゃんグッズを買うことができます。日本人のイラストレーター「ペペシマダ」さんの絵画や関連商品が特におすすめです!

Empress Gallery

元々古屋だったため中に入るとどこか懐かしい雰囲気があり、ゆっくり作品を眺めたり買い物やお茶を楽しむことができます。お土産に迷った際にはぜひ足を運んでみてください!

『Empress Gallery(Catwalk 219)』
住所;新北市瑞芳区柴寮路219号
電話; 886-2-2706-6565
営業時間;平日12:00-17:30、週末10:00-17:30(火曜定休)
Facebook; https://www.facebook.com/houtong.empress

7、「猫村」へのアクセス

アクセス

台北駅から台鉄宜蘭(イーラン)線各駅停車で「猴(侯)」駅下車、12駅あります。各駅停車は「區間車」と表示されています。もしわからない場合は切符を買う際に、ガイドブックやメモ紙を見せるといいでしょう。

また、台鉄のホームページにアクセスすれば事前に電車の発車時刻や一日の本数を調べることができます!

まず、「起程站(出発駅)」の欄は、「臺北地區」、「臺北站」を選びます。次に「到達站(到着駅)」は「臺北地區」、「猴站」を選び、日にちを選択し、最後に「詢(検索)」ボタンを押します。

アクセス

検索結果が出てきます。

アクセス

乗り換えの必要ないのは、「區間車」と表示されている欄です。発車時刻、到達時刻、所要時間、値段がすべて確認できます!

アクセス

また、九の最寄り駅である「瑞芳」駅から一駅なので、「瑞芳」駅で下車し平溪(ピンシー)線一日乗り放題券(平溪線週遊券)を購入するのもおすすめです。一枚52元で、九,十,平溪などの人気スポットを回ることができます。

『交通部台湾鉄道管理局列車時刻検索システム』
http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail

8、終わりに

これまで、台北市郊外の観光スポットといえば「九」でしたが、近年「猫村」が新たな定番観光スポットになりつつあります。外国観光客にはまだまだ馴染みがありませんが、一度行ってみる価値は絶対にあります!

台湾の猫ちゃんたちと素敵な時間を送ってみませんか?

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この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!