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シンガポール旅行中はタクシーがおトク?料金・乗り方・注意点

シンガポール旅行中はタクシーがおトク?料金・乗り方・注意点

日本のタクシーと比べて、1/3~半額程度と、格安で利用できるシンガポールのタクシー。
シンガポール旅行中は何かとお世話になる交通手段です。

とはいえシンガポールならではのシステムを知らないと、思いがけない追加料金に驚いたり、上手くタクシーをつかまえられず困ることも。
そこで今回は、シンガポール旅行でお世話になる、タクシーの料金や乗り方、注意点までまとめてご紹介します。

1.シンガポールのタクシー料金はいくら?

シンガポールのタクシー料金はいくら?

まずは気になるタクシー料金。
シンガポールを走るタクシーの初乗り運賃は、S$3~S$5(約250円~410円※2017年9月現在)と格安で利用できます。

シンガポールのタクシーはメーター制なので、法外な請求をされる心配もありません。
初乗り1kmを超えると加算されるメーター料金も、400mごとにS$0.25(約20円)とリーズナブルな設定です。
また、シンガポールのタクシーにチップは不要です。

ただし、Sメルセデス・ベンツ、クライスラーなど高級車を使用した通称「黒タクシー」は、普通のタクシーと比べて初乗り運賃やメーター料金が約1.2倍~1.5倍ほど高くなるので注意しましょう。

タクシー乗り場で順番待ちしていると、たまにこうした高級タクシーに当たることもありますが、その場合は無理に乗車する必要はありません。
次に待っている人に譲り、普通のタクシーを待ちましょう。

支払いには現金、クレジットカード、EZリンクカード(Suicaのような交通系ICカード)が利用できます。
ですが、カード会社によってクレジットカードが使えないこともありますし、カード未対応のタクシーも珍しくありません。
S$50やS$100の高額紙幣もお釣りがないこともあるので、乗車前には10S

1-1:乗車地や時間帯で追加料金がかかります

乗車地や時間帯で追加料金がかかります

シンガポールのタクシーも、日本のタクシーと同じように特別料金がかかるケースもあります。
主な追加料金や割増料金を覚えておきましょう。

【乗降車ポイントでかかる追加料金】
チャンギ国際空港やマリーナ・ベイ・サンズなどシンガポールを代表するホテルのタクシー乗り場で乗降車する場合、S$3~S$5の追加料金が加算されます。

【時間帯の割増料金】
深夜24時~早朝6時のミッドナイト・サーチャージ、通勤時間帯のピークアワー・サーチャージは25%~50%の割増料金が加算されます。

【市内中心部のERPチャージ】
オーチャードなど市内中心部では、道路をまたぐように、渋滞緩和を目的とした「ERP」という大きなゲートが設置されています。
時間帯によって、車両がゲートを通過するたびに追加料金が自動的に発生するので注意しましょう。

走行中のメーターには、追加料金が加算される前の料金を表示しています。
そのため停車したあとの請求金額が倍程度に跳ねあがることがありますが、決して悪質なボッタクリなどではないので慌てずに。

追加料金の詳細は、タクシーが発行するレシートに細かく記載されているのでご確認ください。
レシートには車のナンバーやタクシー会社の電話番号も記入されているので、万が一忘れ物をしたとき備えて貰っておくと安心です。

とはいえ、こうした追加料金を含めても、シンガポールのタクシーは日本のタクシーの1/3~半額程度。
シンガポール旅行中に頼りになるリーズナブルな交通手段です。

2.シンガポールタクシーの乗り方は?

シンガポールタクシーの乗り方は?

日本のタクシーと違い、シンガポールのタクシーはすべて自分で開閉する手動ドアです。
大きな荷物があれば、ドライバーに声をかけてからトランクを開けてもらいましょう。
また、シンガポールは助手席、後部座席ともにシートベルトの着用が義務付けられています。

タクシーに乗車する手順自体は、日本とほぼ同じです。
走行中のタクシーに手を挙げてアピールするか、ホテルやデパートの前にあるタクシー乗り場に並んで順番を待ちましょう。

道を走るタクシーは、空車の場合は屋根のランプに緑色の「TAXI」と表示されています。
赤色の「HIRED」なら乗車中、「ON CALL」なら迎えに行く途中のサインです。

観光都市・シンガポールを走るほとんどのタクシードライバーは海外の観光客に慣れているので、片言の英語で目的地の場所を伝えても、上手に聞き取ってくれます。

ですが、はじめてのシンガポール旅行に訪れたときや、英会話に自信がない方は、行き先の住所が書かれたメモやガイドブックを見せられるように用意しておくのが無難です。
宿泊しているホテルで、住所の書かれたカードやパンフレットをもらっておくと行き先の説明に重宝します。

3.チャンギ国際空港からタクシーを利用するなら?

チャンギ国際空港からタクシーを利用するなら?

シンガポールのチャンギ国際空港からタクシーに乗る場合、市内中心地までの所要時間はおよそ30分です。

タクシー料金の目安は、日中ならS$23~S$30(約1,900円~2,500円)、割増料金のかかる夜間はS$30~S$35(約2,500円~2,900円)。
空港特別料金として、S$3(週末の17:00~翌0:00はS$5)が加算されています。

各ターミナル到着ロビーを出るとタクシー乗り場があります。
空港スタッフの指示に従い、タクシーに乗車しましょう。

5人以上のシンガポール旅行で、タクシーを2台に分けるのが不安な場合は、到着ロビーにある「Ground Transport Desk(リムジンバス、大型タクシーデスク)」で大型タクシーを予約できます。7人乗りのラージタクシーで、S$60(約5,000円)の申込料金です。

4.シンガポールのタクシーで覚えておきたい注意点

シンガポールのタクシーで覚えておきたい注意点

シンガポールでは、オーチャード、ラッフルズプレイス、シティーホールなど中心都市(CBD)では、タクシー乗り場以外での乗車が認められていません。
中心都市以外でも、道路脇に書かれた黄色い2本線は、停車禁止区域を表しています。
線が直線なら下車するときの一時停車はできますが、ジグザグ線なら一時停車も禁止です。

そして朝や夕方の通勤時間帯、そして夜間もクラーク・キーをはじめとするナイトスポット周辺は、道行くタクシーのほとんどが乗車中、または迎えに行く途中で、つかまえにくくなります。

有名な観光地やホテル、大きな商業施設の出入り口付近には、ほぼタクシー乗り場が整備されています。
駐車禁止エリアやピークタイムは、タクシー乗り場に並んで待つのが確実です。

もうひとつ、シンガポールのタクシーは、目的地によっては乗車を断られることもあることは覚えておきましょう。
車体のフロントに地名のプレートがあるタクシーは、その地域方面にしか行かないことを表しています。
行き先を伝えても、「Can not (できない)」と言われたら、素直に諦めて別のタクシーを探すことが大切です。

5.まとめ

いかがでしたか?
日本で言えば東京23区内、淡路島とほぼ同じ面積のシンガポール旅行中の移動は、タクシーはとても便利なアクセス手段。
市内を縱橫に走る電車(MRT)とあわせて、ほとんどの観光地をカバーできます。

今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ快適なシンガポール旅行をお楽しみくださいね!

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この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!