初めてのシンガポールでも迷わない!チャンギ国際空港のアクセス・過ごし方
シンガポール旅行の玄関口、チャンギ国際空港。世界60ヶ国、200都市以上と結ぶ路線が乗り入れ、およそ100秒に1回飛行機が離発着しているといわれる東南アジアでも最大のハブ空港です。
チャンギ国際空港の魅力は、何といってもその施設とサービス!
空港内にはスイミングプールやジム、子供の遊び場から無料の映画視聴スペースや仮眠室まで備え、さらには乗継ぎの待ち時間を過ごすため、シンガポールを無料で観光できるツアーまで実施している充実ぶりはシンガポーリアンから「ひとつの街」と例えられるほど。
国際的にも高評価を獲得していて、旅行業界で優れたサービスや観光地に贈られる「ワールドトラベルアワード」でもベスト賞の常連、2017年は英国の調査会社・スカイトラックス社が毎年実施している世界の空港や航空会社を格付けするエアポート・オブ・ザ・イヤーで、なんと5年連続1位という快挙を成し遂げました。
「世界一快適」と言われるチャンギ空港の基本情報と、空港の待ち時間を満喫するおすすめの過ごし方をご紹介します。
目次
1.チャンギ国際空港の基本情報
チャンギ空港は3つのターミナルがあり、日本からの直行便は日本航空(JAL)・デルタ航空・ジェットスターアジアの各便がターミナル1、全日空(ANA)がターミナル2、シンガポール航空がターミナル3へそれぞれ就航しています。
(※シンガポール航空は到着ターミナルは、フライトの着陸の約2時間前に決定します。)
国内各地の空港から乗り継ぎでシンガポールへ到着するエアアジアグループの便は、現在ターミナル1へ就航していますが、2017年末に開業する格安航空会社(LCC)が乗り入れるターミナル4へ移動する予定です。
各ターミナル間は自動運転の「スカイトレイン」に乗って移動できます。乗り継ぎがあるときは時間に十分な余裕をもってお出かけください。
1-1:チャンギ国際空港からシンガポール市内へのアクセスは?
中心部までのアクセスは、空港の利便性を大きく左右します。チャンギ国際空港はシンガポール市内へのアクセスも良好で、アクセス手段もMRT(地下鉄)・バス・タクシーと揃っています。MRTでマリーナベイサンズやマーライオンのあるマリーナベイエリアへ移動する場合、Tanah Merah(タナメラ)駅で乗り換えて、料金はおよそ3S
はじめてのシンガポール旅行なら、乗り換えもなくスムーズに目的地まで到着できるタクシーがおススメです。ショッピングの中心地・オーチャードまでは所要時間約20分、マリーナベイサンズはおよそ30分で到着します。
2.短時間の待ち時間なら...ターミナル隣接の庭園を散策!
空港内のいたるところに庭園が設けられたチャンギ国際空港。各ターミナルにそれぞれ隣接しているので、短時間の待ち時間を過ごすにはぴったりのおススメスポット♪庭園はいずれも入場料は無料で、全ターミナルにシャワー施設や無料のマッサージチェアも設置されています。
2-1:【ターミナル1】サボテン庭園(Cactus Garden)
ターミナル13階にあるサボテン庭園は、これまで数々の賞を受賞してきたチャンギ空港の目玉スポット!
40種類以上のサボテンが植えられた南国感あふれる広大な庭園で、園内の屋外バーレストランで庭園を眺めながら食事やお酒も楽しめます。ほかにもターミナル1コンコースDには南国の蔦をメインにした庭園もあり、スロープで上まで登れます。
2-2:【ターミナル2】向日葵と光の庭園(Sunflower & Light Garden)
ターミナル2は、向日葵が咲き乱れる中、飛行機の離発着を眺める3階の屋外庭園「向日葵と光の庭園」と、トロピカルムード漂う庭園に大きな錦鯉が泳ぐ池が広がる屋内庭園「ラン庭園と鯉の池」、「エンチャンテッドガーデン」の2つの屋内庭園が見どころ。
シンガポール旅行の思い出を残す記念撮影スポットとして人気を集めています。第2ターミナルのファミリーゾーンは、小さなお子様連れのシンガポール旅行で待ち時間を過ごすときにもぴったりです♪
2-3:【ターミナル3】バタフライガーデン(Butterfly Garden)
日本でも福岡、羽田、成田、関西、中部と国内主要都市へ就航するシンガポール航空が乗り入れるターミナル3の、マレー半島の蝶が舞い踊るバタフライガーデンはチャンギ空港で外せない必見スポット!
ターミナル3はほかにも、4階から1階までフロアを突き抜け滑り降りる子供たちに人気のチューブ型の滑り台・スライドなど見どころが豊富で、ほかのターミナルを利用する方もお時間に余裕があればぜひ遊びに行きたい、まるでテーマパークのような設備とサービスが整っています。
3.時間に余裕があるときは...屋上の屋外プールで一休み!
なんと空港内に屋内プールや映画館まであるチャンギ空港。3泊4日、4泊5日と余裕のあるシンガポール旅行の予定を組んでいるなら、最終日はフライトまで十分な余裕を取って空港内で遊ぶプランも一考の価値は十分あり!
3-1:チャンギスイミングプール(Changi Swimming Pool)
ターミナル1とターミナル3の屋上にはプールやジャグジーが設置されています。営業時間はいずれも6:00~24:00と深夜・早朝の到着にも対応している癒しスポット♪
プールサイドのバーカウンターで入場料(3時間17S,400円)を支払い、タオルとロッカーのキーを受け取って入場します。
プールサイドの日陰のテーブルで軽食やお酒を楽しむことも可能。マリーナベイサンズへ宿泊していた方なら、ホテルで使っていた水着を手元に用意しておくと安心ですよ♪
4.まとめ
いかがでしたか?
チャンギ空港はフードコートやショッピングセンターも充実しているので、シンガポールの名物料理やお土産物選びを旅の最後までゆっくり楽しめます。
シンガポール・チャンギ空港は世界一の空港の座を守るため更なる発展を計画中で、2019年にはターミナル1に隣接し、森のような庭園と人工滝を備え、ホテルや数100店舗のレストランやショップを備える巨大多目的施設「ジュエル」がオープン予定です。
シンガポール旅行に行くなら、「世界一快適な空港」チャンギ国際空港の散策も、ぜひ旅のプランに組み込んでお楽しみください!
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!