香川にある水族館！話題の『四国水族館』体験記！見どころスポット解説！

1. 四国水族館とは

四国水族館は、瀬戸大橋のたもと、香川の宇多津町に2020年6月新しくオープンした水族館で、四国最大級の次世代水族館！
全国初のAIを使った解説システムなど、最新技術を取り入れている水族館です。

また、イルカプールではアクリル板を設置せず、プールと海の境目がないように見せることで瀬戸内海と溶け合う造りになっていたり、館内水槽は額縁をイメージした展示方法で ≪美術館のような水族館≫とも言われているようですよ。

まさにその名の通り、それぞれの水槽が美しく美術館に来たかのような感覚♪

水族館といえば、小さい子が楽しむイメージがありますが、大人でも絶景に感動し、わくわくしてしまうような空間がたくさん。
いろんな水族館を見てきた私が、今最もイチオシする水族館です！

場所は四国・香川の瀬戸内海沿い、香川の真ん中より少し西に位置する宇多津町にあります。
丸亀市内からも車で約10分と近く、有名なうどん屋さんが多いため、水族館の帰りにうどんを食べて帰るのがおすすめ！

料金は【大人：2,400円　小人：1,300円　幼児：600円　3歳未満は無料】となっています。
コンビニなどでのチケット販売は無いので、四国水族館チケット売り場にて当日券を購入になります。
※弊社しろくまツアーでは四国水族館に使えるデジタル券付きのツアーも販売しています♪

チケット売り場は、有人カウンターと自動券売機2か所ずつが設置されていて、スムーズな購入ができるのもうれしいポイント♪
クレジットカードや電子マネーも使えるのでかなり便利！
公式サイトでは電子チケットも購入できるので先に購入したい方は是非！ 　　　
※20名以上の団体で訪れる場合は、団体割引もあるみたいなので公式サイトをチェックしてみてください。

営業時間は9:00～18:00までですが、9/30までは日没10分後までの営業時間になります。
「日没10分後まで？」と思う方もいるかと思いますが、これは少しでも長い時間四国水族館の美しい景色を楽しめるようにと、通常の18時閉館ではなく日没10分後までにして営業時間を延長しているそうです！
この延長期間は、夕方の景色がきれいな時期なので、その景色を見て頂けるようにということで始まったそうです。

その日の気象状況等によっても変わりますので、HPで確認するのがオススメです。最終入館時刻は17:30になります。

■車利用の場合

香川の瀬戸内海沿いに位置し、高松空港からも車で約30分とアクセスも抜群！
私は丸亀市内から車で行きましたが、約10分で行けました。
市内観光と併せて四国水族館に訪れるのにもとても便利！！

水族館の周辺には駐車場が5か所も用意されており、合計で800台近く駐車できる準備があります。
公式サイトからは駐車場の空き状況を見ることが出来るのも便利でした♪
※周辺の有料駐車場は一律600円/1台となっています。

■電車利用の場合

最寄り駅は「JR宇多津駅」。
JR宇多津駅北口から、徒歩約12分で四国水族館に到着します。

駅を出たら、海の方角へまっすぐ一本道を歩けば到着するので迷うこともないでしょう。
水族館のすぐ近くにGOLDTOWERという、ひときわ目立つ金色の高い建物があるので、GOLDTOWERを目印にするといいかもしれません！

入場ゲート迄向かう途中に、自動販売機に立ち寄りました。
すると、そこには横から見るとペンギンちゃんがいるではありませんか！！
水族館に入る前から、かわいいデザインにほっこりしてしまいました～♡♡

外観は、真っ白でおしゃれな雰囲気ですが、細かいところにかわいさを入れるとは。
抜かりないぜ！四国水族館！！！

こういうかわいらしいデザインは、小さい子や女子の心をくすぐりますよね～。
水族館に入る前から、私の心はしっかり鷲掴みにされてしまいました。(笑)

2. 美術館のように美しい！おすすめの展示エリアをご紹介♪

さて、それではさっそく館内に入っていきましょう～♪

四国水族館では、それぞれの水槽に「○○の景」と名前がついており、意味合いのこもった展示がされています。

水槽の前でぼ～っと時間が過ぎるのを忘れて眺めるもよし。
各水槽に設置してあるQRコードを読み取り、四国の水景の説明をしっかり読みながら眺めるもよし。
自由な楽しみ方で満喫してみて下さい。

私はどちらかというと、時間をわすれぼ～っと水槽の前にたたずんでしまうタイプです。(笑)

どの水槽もステキで全部を紹介したいところですが、今回は、中でも特におすすめの3つの水槽を紹介していきたいと思います。

1階の館内に入ってすぐ、目に飛び込んでくるのは「渦潮の景」。
まるで鳴門の渦潮を水中からのぞいたように見える水槽です。

遊覧船で、渦潮を上から見ることはあっても、渦潮の下を見ることってなかなかないですよね～。
渦潮の下では魚がどんな動きをしているかにも注目！

実はこの渦潮の景は、私がインスタグラムで写真を見て、四国水族館に行きたい！と思った水槽なんです。
写真映えスポットとしてもSNSで写真が沢山アップされていますよね。

内側へカーブのかかったこの変わった水槽の下に立つと、まるでスポットライトが当たったような素敵な写真が撮れますよ。
私が訪れたこの日も、若い女の子たちが写真の撮り合いっこをしていました。

皆さんもここで素敵な写真を撮ってみてはどうでしょうか♪

1階の展示エリア真ん中あたりに柱があり、ただの柱と思っていると入り口がありました！
円柱型の空間に入ってみると...

「天井が水槽になってる°˖✧?!?!」

ここでは、アカシュクモザメが悠々と泳いでいました。
サメの群れを下から眺めるという、これまた斬新な展示方法。
上からのライトでアカシュクモザメが影となり、よりいっそう臨場感あふれる空間になっていましたよ！

この円形の空間には椅子が設置されていて、椅子に座りながら見上げることが出来ます。
海の中に潜り下からサメを眺めているような、そんな素敵な空間でした♪

※コロナウイルスの影響、密回避のため椅子に座ることが出来なくなっている可能性があります。

館内1階で、1番大きく目立っている水槽が「綿津見の景」。
太平洋を悠々自適に泳ぎ回る魚たちの姿を再現しています。
なんと、水槽のサイズは【幅11ｍ・高さ5.5ｍ・水量650㎥】と、四国内の水族館では最大級！

私が見に行った時に、小さいお子さんたちが並んで写真を撮っていたので一緒にパシャリ。
大きい水槽ってやっぱり迫力がありますね～！

個人的にはエイが泳いできている瞬間の写真がお気に入りです。
ここの水槽でも海中を背景にした素敵な写真が撮れるのでおすすめ♪

ここまで、いくつかの展示をみてきましたが、ふと私は思いました...

「水槽に入り込む光の演出がとっても綺麗✧°˖✧！！」

四国水景を再現していると言っているだけのことあって、水槽ではなく自然を見ているよう！
実際に、日の光が入り込んでいるかのようなライティングに感動を隠しきれませんでした。

今回は、特におすすめしたい美しい水槽を3つ紹介しました。
もちろん、他の水槽でも四国水景をテーマに素敵な展示がされているので、是非実際に訪れて楽しんでみて下さい～！

3. 瀬戸内海を背景に圧巻のイルカパフォーマンス

※出典先：四国水族館　公式サイトより

四国水族館に訪れる方には、ぜっっったい見てほしい！イルカプログラム。
なんといっても、瀬戸内海を背景にイルカが飛び上がる姿を見ることが出来るのは、ここ四国水族館だけじゃないでしょうか！！

おすすめの時間帯はもちろん！夕暮れの時間帯。
『 瀬戸内海の夕日 イルカのジャンプ 』は大絶景以外のなにものでもありません！！
※夕方のイルカプログラムは夏季限定で開催予定です。

小さいお子さんはもちろんのこと、大人でもこの絶景には感動すること間違いなし。
デートの締めくくりに是非、この感動のイルカプログラムを見てほしい～！

天気のいい日を狙って四国水族館に出かけてくださいね♪
1日の中でおよそ11時、13時、15時頃に開催されていますが、コロナウイルスの感染拡大状況によっては一部のプログラムを中止・変更する可能性があります。

4. 癒される♪生き物たちとの触れ合いゾーン

※出典先：四国水族館　公式サイトより

1階外の水遊ゾーンには、アシカやペンギンたちが飼育されています。

毎日食事の様子も見ることができ、飼育員の楽しい説明をききながら普段とは違う生きものたちの姿を見てみて下さい。

他には、ペンギンが飼育場所を飛び出して目の前までやってくる、『エスケープペンギン』というイベントも行われているようで、足音まで聞こえるくらい至近距離で動くペンギンを楽しめちゃいますよ♪

実は、このエスケープペンギンはいつどこで開催されるかわからず、突然館内のどこかにペンギンが現れるのです！
館内放送では、迷子放送風にペンギンを探す放送が流れるのだとか...
イベントの演出もユニークでわくわくですね♪

※出典先：四国水族館　公式サイトより

アシカも1日に2回、フィーディングタイムがあり飼育員の方からごはんを貰う様子を眺めることができます。
ごはんを貰う前のアシカちゃんはわくわく、そわそわ！！
イキイキとした様子を楽しむことが出来るので、ぜひごはんタイムを狙って訪れてみてくださいね！

5. さらに詳しく！四国水族館の耳より情報

まるで美術館のような四国水族館ですが、館内にはなんと水槽を使わない、という水族館の常識を覆すような展示を行っている場所があります。

それが企画展・「龍宮の景」！

香川県三豊市に伝わる「浦島太郎伝説」と「四国八十八カ所霊場」がモチーフになっており、3つのゾーンにはそれぞれアーティストによる美術品の展示が行われています。
龍宮城への案内のスタート、ZONE1「海への誘い」から物語ははじまります。
ここでは、仏師・仏絵師 松久 佳遊氏により描かれた仏絵が展示されており、ダイナミックかつ優しさにあふれた仏絵と照明演出などにより龍宮への誘いがあらわされています。

続くZONE2「龍宮への回廊」では書道家・柏木白光氏による梵字が書かれたアート作品が並びます。
梵字と龍宮の結びつきは実は深く、インドの古語である梵字は龍宮から持ち帰ったとされる逸話が残っているほど。
さらに、その梵字を広めたのが、弘法大使「空海」と言われています。
実は空海も讃岐出身といわれているのです！そんな縁があるとは知らなかったので、アートを楽しみながら勉強にもなりました。

最後のZONE3「龍宮殿」では切り絵作家・酒井敦美氏による光と影が美しい龍宮門があらわれます。

色鮮やかな光が使われ、まるで浦島太郎伝説に出てくる乙姫の龍宮御殿のよう。ゆらゆらときらめく空間にうっとりしてしまいます...！

水族館で水槽がない展示エリアなんて楽しいの？と半信半疑のまま最初は訪れましたが、
結論、とっても楽しめました！（笑）
新しい形の水族館の楽しみ方を、ぜひ感じてみてくださいね。

小さなお子様連れの旅行は何かと気にするところが多いところ。
四国水族館は、お子様から大人まで皆が楽しめるところが魅力、の紹介の通りお子様向け施設も充実してるんです！
そんなお子様連れ観光でも安心サービスをちょこっとご紹介します♪

・授乳室

6. まとめ

いかがでしたか？
2020年オープン、四国水族館の最新情報をお届けしました。

美術館のような水族館と言われているのにも納得できるくらい美しい水族館で、私の友達にも沢山おすすめしてしまいました。(笑)

アクセス・雰囲気・満足度すべてにおいて120点★★★
香川まで足を運ぶ価値は十分に有り！
いろんな水族館を見てきた私が自信をもってお勧めします。

気になった皆さんは是非、四国水族館へ訪れてみて下さい。