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まだまだ知られざるボホール島の魅力を徹底解説!セブ島旅行はセブ島に滞在するだけじゃもったいないですよ♪

はじめに

セブ島から南にフェリーでおよそ2時間ほどの場所に浮かぶ、フィリピンで10番目に大きな島・ボホール島は、豊かな自然や温かい人々に恵まれたとても魅力的な島です。フィリピンのリゾートといえば、セブ島をイメージされる方も多いかとは思いますが、これからのセブ島旅行はこのボホール島無くしては語れません!神秘的な絶景『チョコレートヒルズ』や世界一小さなメガネザル『ターシャ』など、一度は見てみたい光景がそこには広がっています。セブ島旅行で何をするか迷っている方、セブ島の観光には少し飽きてしまった・物足りないという方、是非この記事を読んでボホール島の魅力に触れてみてください!

1.ボホール島ってどんなところ?

ボホール島ってどんなところ?

島の半分が大理石で覆われたボホール島(Bohol Island)は、フィリピンのおよそ中央部分に位置しています。全体が島国であるフィリピンでは、ボホール島ではなくしばしばボホール州とも呼ばれます。まずはボホール集の基本的な情報とともに、島の名物をご紹介します!

ボホール島基本情報

●面積

4,117平方キロメートル。この広さは東京都ほぼ二個分の大きさです。

●人口

約130万人。ボホール島の魅力は温かくやさしい人達だと現地の人も語るほど、フレンドリーな住人が多くいます。

●宗教

人口の約8割強がカトリック教徒であるボホール島では、キリスト教の教えがときに政治的な規定より優先されます。クリスマスが年間で最も大きな行事の一つであり、日本よりもだいぶ早く9月ごろからクリスマスの準備が始められ、クリスマスムードは2月まで続くそうです。

●交通情報

フィリピンは日本とは異なり、アメリカなどと同様に左ハンドル・右側通行になります。ボホール島に関して言うと信号は一部の場所に数台設置されているのみで、基本的に設置されておりません。ご旅行の際はレンタカーではなく、オプショナルツアーに参加するか、タクシーで移動されることをおすすめいたします。

●言語

ビサヤ語と呼ばれる、フィリピンの言語の中でもスペイン語に近い言葉が話されます。また、標準語であるタガログ語も話すことが出来ます。また、現地人の多くは英語を話すことが出来るため、旅行の際は英語があれば問題なくお楽しみいただけます。

2.ボホール島に行ってみよう♪

2-1 ボホール島の行き方

飛行機で行く

飛行機で行く

ボホール島には、州都であるタグビラランに国内線の空港が存在します。海外からの直行便は残念ながらまだ就航しておりませんので、日本から訪れる際は、マニラで乗り継いでフィリピン国内線に乗ることになります。

同日にボホール島に行く場合

現在、日本からその日のうちにボホール島へ行く便はフィリピン航空を利用する羽田発の1パターンしか存在しません。ボホール島での滞在を思う存分堪能したい方などにおすすめです!

【往路】 【復路】
5J 619 羽田 1:30
マニラ 5:30
PR2774 タグビララン 11:15
マニラ 12:30(その後マニラ滞在)
PR2773 マニラ 9:20
タグビララン 10:35
PR422 マニラ 8:55
羽田 14:00(翌日便)

マニラに滞在してから行く場合

上記の羽田発の同日乗り継ぎパターンより、比較的1日あたりの便数も多い、一般的なフライトパターンになります。フィリピンの都市部とビーチリゾートを一度にお楽しみいただけます。現在、日本からマニラへの直行便が飛んでいるのは、東京(羽田・成田)、名古屋、大阪、福岡の4都市となります。マニラからボホール島の国内線はセブパシフィック航空がおすすめ!スケジュールや便名は変わりやすいので、詳しくは弊社までお問い合わせください。

【往路】 【復路】
5J 619 マニラ 06:00
タグビララン 07:25
5J 620 タグビララン 07:55
マニラ 09:20
5J 617 マニラ 08:20
タグビララン 09:45
5J 617 タグビララン 10:15
マニラ 11:40
5J 621 マニラ 13:00
タグビララン 14:25
5J 621 タグビララン 14:55
マニラ 16:25

フェリーで行く

セブ島からボホール島には毎日数便、フェリー(高速艇)が出ています。ボホール島のタグビララン港までのフェリーは、セブ市内の港から出ているため、マクタン島のビーチリゾートに滞在されている方は車でおよそ1時間、セブ市内にご宿泊の方は車でおよそ15分ほどで港へ行くことが出来ます。セブからタグビラランまではおよそ2時間の船旅になります。

●セブ島発のオプショナルツアーに参加する場合

チケットを自分で購入する必要は無いので、渡されたチケットを持ってターミナル内へ入りましょう。保安検査を通ったあと、荷物を預ける方はカウンターにて皆様分まとめてお預けします。荷物を預け搭乗券を受け取った後は、ターミナルの待合所で時間まで待ちましょう。

●個人でボホール島へ行く場合

港に到着したら、まずチケットを購入しましょう。ターミナルの手前に就航しているフェリー会社のチケットカウンターが並んでいるので、そのうちの1社から買うことになります。価格は大体400~500ペソです。オススメは1番本数の多い「オーシャンジェット(Oceanjet)」。現地でのオプショナルツアーにもよく使われる会社になりますので、その意味でも安心してお乗りいただけるかと思われます。ボホール島で宿泊を考えている場合は、時間的な余裕も比較的ございますが、日帰り観光を計画されている場合は、7時や8時発の便に乗られることをおすすめいたします。

個人でボホール島へ行く場合

【チケット購入時の注意点】

近年はボホール島の人気も高まっており、週末にもなるとフェリーが満席ということも稀ではありません。
ご自分で手配される場合は、フェリー出発時間の最低1時間前を目安に港に到着するようにしましょう。
チケット持って受付を通った後は保安検査になります。
保安検査通過後、フェリーのチェックインカウンターにてボーディングパスを受け取りましょう。
その際にスーツケースなどをお持ちの方は荷物を預けることが出来ます。
ボーディングパスを受け取った後は出向時間まで待つだけになりますので、広々とした待合スペースにて旅の計画を立てるもよし、ターミナルニ階にあるカフェでゆっくりと過ごすもよしです。
出発時間になると館内放送(英語)にて出発ゲートに進むように言われますので、荷物をまとめて向かいましょう。
出発時には基本的にボーディングパスを提示するだけで大丈夫です。

【チケット購入時の注意点

※フェリーの中はエアコンが非常に強く効いておりますので、温かい恰好を持参しましょう。実際に乗っている方の中には、ダウンを着ている方も多くいらっしゃいます。
※乗船時間はおよそ2時間ほどになり、当日の海の状況によってはゆれろこともあります。不安な方は酔い止めを持参しましょう。

2-2 ボホール島の名物

チョコレートヒルズ(Chocolate Hills)

チョコレートヒルズ

ボホール島最大にして最も有名な観光地が、このチョコレートヒルズでしょう。大小1268個ものカルスト地形(小山)が島の中央部に広がっており、乾季に入ると木々が枯れ、茶色に美しく色づいた山々はまさにチョコレートヒルズそのものです。かつて、スペイン占領時代にはカルメンヒルと呼ばれていましたが、一説によると、その後アメリカによる占領時代に、茶色に色づいた山の姿が、まるでチョコレートであると言われ始めたことがきっかけで現在の名称になったそうです。

アロナビーチ

アロナビーチ

ボホール島のビーチといえばアロナビーチといっても過言ではないほど有名なビーチです。長さはおよそ1.5kmにも及ぶほど広大かつ美しいビーチです。ボホール島に宿泊する際はぜひとも訪れたいアロナビーチは、日中は太陽に照らされて美しく輝く姿を堪能することが出来ますが、夜になると一変して、バーやレストランでショーなどを見ながらナイトライフを楽しむことが出来ます。とても活気あふれるお店が多く立ち並び、地元の人だけでなく多くの観光客が思う思いにアロナビーチの夜を楽しんでいます。

ターシャ(Tarsier)

ターシャ

世界最小のメガネザルとして話をよんでいるターシャは、ボホール島でしか見られないとっても貴重でかわいいお猿さんです。体長は10~15cmほどで体重は120g前後ととても小さく、手のひらにすっぽりと収まってしまいます。本来は夜行性のターシャですが、ターシャ保護区を訪れると、昼間でもその愛くるしい姿を見ることが出来ます。ターシャ園では、ターシャを生で見られるだけでなく、ターシャのぬいぐるみなどお土産ショップも併設されておりますので、興味のある方は是非。

【ターシャにまつわる注意点と裏話】

ターシャにまつわる注意点と裏話

愛くるしい姿を見せてくれるターシャですが、実は内面はとっても繊細です。保護区の中で、木にしっかりと捕まっている姿を見れば想像がつくように、ターシャはとても恥ずかしがりやでストレスに弱いです。かつて、ボホール島からマニラにターシャを連れて帰ったところ、ターシャがストレスに耐えかねて飛び降り自殺をしたという事件もあったそうです。 なので、ターシャをご覧になる際は、ターシャをあまり刺激してしまわないように静かに見ましょう。また、目が強い光に弱くカメラのシャッターも禁止されています。撮影は可能ですが、シャッター音など注意しましょう。(ちなみに、iPhoneのシャッター音であれば大丈夫です。)

バクライオン教会

バクライオン教会

1595年に建てられたフィリピン最古の教会です。特徴的なのはその美しい白い壁ですが、この一部には珊瑚が使われており、珊瑚同士を石灰や卵の白身でくっつけているそうです。残念ながら2013年に発生した地震の影響で、こちらの教会は多くの部分が破損・崩壊してしまいました。昨年の2月から修復が開始されており、徐々に元の姿に戻りつつありますが、現在もまだ一部立ち入り禁止となっております。併設の博物館は内部の撮影が禁止されておりますが、教会内部は基本的に撮影が許可されており、ステンドグラスを初めとした美しい装飾を撮影することが出来ます。

血盟記念碑

血盟記念碑

1565年、スペイン提督のレガスピとボホール島の領主シカトゥナとの間に血盟(ワインに互いの血を入れて飲み交わすことで結ぶ同盟)を結んだことを記念した碑です。当時の世界はまさに大航海時代の真っ只中で、レガスピは金や香辛料などを求めてボホール島を訪れました。しかし、その前にかの有名なマゼランがマクタン島にてラプラプ王との決闘を行なったこともあり、現地民からは敵対されてしまいました。そこでレガスピは自分達は(マゼランのような)ポルトガル人ではないと必死に説得し、シカトゥナとの血盟に至りました。

ロボック川クルーズ

ロボック川クルーズ

ボホール島に流れるロボック川は、リバークルーズの名所です。現地のオプショナルツアーの際は、ロボック川の川くだりをしながら、現地の食材をふんだんに使用したビュッフェランチを楽しむことが出来ます。川くだりの間は、川辺で遊ぶ無邪気な地元の子供達の姿を見たり、心地よい風を浴びながら自然を堪能できます。また、地元の子供達が衣装を身にまとって、観光客のために地元の踊りを披露してくれるパフォーマンスもあり、運がよければ一緒にバンブーダンスを踊ることも出来ます!ロボック川クルーズ2

2-3 ボホール島のアクティビティ

●満足度100%島内観光ツアー

満足度100%島内観光ツアー

上で紹介したボホール島の名物を1日で満遍なく楽しむことができるのが、現地オプショナルツアーで定番の島内観光です。 ロボック川でのリバークルーズで現地の食材をふんだんに使ったビュッフェランチを堪能した後は、ターシャ園、チョコレートヒルズを訪れます。ボホール島の自然を存分に味わった後は、バクライオン教会や血盟記念碑でボホール島の歴史に触れましょう。ボホール発のツアーだけでなくセブ島発もあるので、セブ島に宿泊している方も日帰りで効率的にボホール島を楽しむことができます。

●絶景を肌で感じるマリンアクティビティ

絶景を肌で感じるマリンアクティビティ

ボホール島のビーチはセブ島よりも綺麗と言われるほど、水が透き通っていて、マリンアクティビティが盛んに行われています。バリカサグ島で有名なシュノーケリングやダイビングだけでなく、ドルフィンウォッチングやジンベイザメ鑑賞ツアーも人気を集めています。

【天気が良ければ...】

天気が良く海の状態が良ければ、ヴァージンアイランドに行くチャンス!綺麗と言われるボホール島のビーチよりもさらに透明度がたかい海に、美しく輝くホワイトビーチはまさに絶景です。海外のメディアや広告・CMに数多く採用されるだけあって、一度訪れるとその感動は忘れることができません。

天気が良ければ...

●地元のショッピングモールでお買い物

自然の豊かさやビーチが多く取り上げられることの多いボホール島ですが、買い物はセブ市内やマニラに行かなければできないのでしょうか?いいえ、安心してください、買い物できますよ! タグビララン市の周辺にはショッピングモールがいくつか存在し、その中でもお勧めなのが「アイランドシティーモール」と「BQモール」です。中にはブティックやカフェ、レストランに大型のスーパーも入っているので、食事をしたりバラマキ用のお土産を買うにはちょうど良いです。
※レストランはおもにファストフード店なので、しっかりとフィリピン料理を味わいたい方は、ホテルなどのレストランを利用しましょう。

3.ボホールビーチクラブ

3-1 ボホールビーチクラブ

ボホールビーチクラブ

私が実際にボホールを訪れた中で、一番お勧めしたいのがこちらのホテルです。作りとしては大きな建物に部屋が入っているタイプではなく、二階建てのこじんまりとした建物がいくつか並んでおり、そこにそれぞれ10部屋ほどの客室が入っています。(全88部屋)ツインやダブルタイプのデラックスルームの他にはヴィラタイプのスイートルームもあります。このホテルは何と言ってもプライベートビーチがとても綺麗です。ボホールの中でも歴史が長く、特にビーチの綺麗な場所にホテルを建てたのだそう。ビーチリゾートで時間を忘れてのんびりとしたい方に是非オススメです!

【ホテル情報】
住所: Barangay Bolod, Panglao Island, Bohol, 6340 Panglao-City, Philippines
電話番号: 63-38-502-9222
部屋数: 80部屋のデラックスルーム、及び8部屋のルームヴィラ(計88部屋)
公式HP: http://www.boholbeachclub.com.ph/

3-2 サウスパームリゾート

元はボホールビーチクラブと同じホテルであったサウスパームリゾートは、ボホールビーチクラブと隣接しており、同じく綺麗なプライベートビーチを保有しています。敷地はビーチに沿って長く広がっておりますので、ビーチの見えるお部屋が数多く存在するのも魅力の一つといえるでしょう。深夜まで利用できるプールバーや、最高300人を収納することの出来る会議室など、施設面も充実しております。ビーチ沿いには、ゲスト専用のハンモックやカラフルなビーチベッド、パラソルなど、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

【ホテル情報】
住所: Barangay Bolod Panglao, 6340 Bohol, philippines
電話番号: 63-38-502-8288
部屋数: 全90部屋...そのうちバスタブつきのお部屋は、プレミアムビーチフロント6部屋とヴィラタイプのお部屋3部屋のみ
公式HP: http://www.southpalmsresort.com/

3-3 ヘナンビーチリゾート

ヘナンビーチリゾート

ボホールが誇る五つ星リゾートホテルであるヘナンリゾートは、ボホールでも屈指の高級ホテルです。部屋数400にも及ぶ大規模なこのホテルは、人気を集めているのも納得の快適さと充実の施設を提供しています。ロビーを抜けた先には屋外プールが広がっており、夜には美しくライトアップされる中、プールを味わいながらプールバーで美味しいお酒を味わうなんてことも出来てしまいます。その先には、計12部屋のヴィラが備わっており、ヴィラ専用の空間としてセキュリティが保たれているなど、専用プールが備わるお部屋で特別なくつろぎを体験できます。その先には更にプールがあり、極上のスパ「凱(KAI)」やプールデッキ、プールバーなど思う存分くつろいでいただけます。また、このホテルの魅力は、アロナビーチに面しているということ。夜にはホテルのバーで楽しむのもいいですが、是非アロナビーチにも足を運んでみてください。数多くのレストランやバーが立ち並び、夜には多くの人々で連日にぎわっています。ホテルのお部屋はもちろん静かにくつろげますのでご安心くださいね♪

【ホテル情報】
住所: Alona Beach, Barangay Danao, Panglao Island, Bohol, 6340 Pnaglao, Philippines
電話番号: 63-38-502-9141
部屋数: 全400部屋。専用の駐車場やコンベンションセンターも備わっています。
公式HP: http://henann.com/bohol/henannalonabeach/

3-4 ベルビューリゾート

2012年にオープンしたベルビューリゾートは、建物も綺麗に整備されているだけでなく、プライベートビーチも、ゴミが流れつかないような工夫が施されており、手入れがしっかりとされているのでとても綺麗です。パングラオ島の西端にあるため、アロナビーチからは車で15分ほどと多少離れているので、アロナビーチをメインで楽しみたい方よりは、プライベートビーチでのんびりと過ごしたい方にオススメです。

【ホテル情報】
住所: Barangay Doljo, Panglao Island, Bohol, Philippines 6340
電話番号: 63-38-422-2222
部屋数: 152部屋。ジャグジーつきのスイートルームもあるので、ハネムーンの方にもおすすめです。
公式HP: http://www.thebellevuebohol.com/

4.終わりに

ボホール島について、簡単ではありましたがご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。おそらくフィリピンのビーチリゾートというと、まだまだセブ島が有名であり、ボホール島はあまり知られていないかもしれません。しかし、私も実際に行ってみて思ったのは、皆さんが想像していらっしゃるビーチリゾートというのは、実はむしろボホール島に着てこそ味わえるものではないかということです。まだまだ日帰りツアーでしか訪れたことのない方も多くいらっしゃるかと思いますが、これからは是非ボホール島に滞在して、その魅力を思う存分に味わっていただけたらと思います。

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この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!