あのころの私にショートトリップ。大人の修学旅行<沖縄旅行体験記-1日目->
協力:沖縄県・沖縄観光コンベンションビューロー
はじめに
わたしは旅行会社で働くようになって1●年目!通称『ヤマ姉ぇ』です!沖縄方面を数年担当しました。そうすると公私ともに沖縄旅行が大好きになりました。
出張・プライベートで沖縄に行った回数は70回以上。それなりに詳しくなっていると思っていました。
しかし、よくよく考えてみたらホテルや観光施設には足しげく通っていましたが、実際そこでお客様が体験するような事っていうのをほとんどしていなかったという事を気付きました。
普段はやらないオプショナルツアーを体験。ワクワク・ドキドキがとまらなかった。
それはまるで小学生の時の修学旅行のような...夏は海水浴、冬はホテルでゆっくりという方必見。沖縄の楽しみ方を再発見出来る旅。それは童心に戻る体験、かもしれない。
目次
(1)旅の行程
今回、沖縄県観光コンベンションビューローさんのご協力でこのような体験に参加することが出来ました。ただ、行程に関しては自分でコンセプトを決めてモデルコースを作成しました。下記の表が私の考えたモデルコースになります。
コンセプトはズバリ!【大人の修学旅行】です。私は小学校の時沖縄に修学旅行にきました。●十年の時を経て様々な体験をする、沖縄はどんな感じだろう...行程を組んだ所からドキドキがスタートです。
1日目-1行程目 東南植物楽園
1つめの観光地は'東南植物楽園'でした。写真でもお分かりの通り、あいにくの天気です。ギリギリ雨が降らず良かったです。ここは植物園を歩く場所もあるので出来ればスニーカーなど歩きやすい靴で行った方がいいと思いました。
場所に関しては那覇からはちょうど1時間ほど北上した所に位置し、沖縄北インターチェンジからすぐという立地なので移動にはとても便利な場所です。ただこのあたりは基地があるので、たまにカーナビの表示がおかしくなり、迷子になる場合があります。ご注意くださいませ!
東南植物楽園は人生2回目でしたが、ガイド付きツアーは初めてでした。【水上楽園】と【植物園】があり、以前は水上楽園のみしか行った事はありません(植物園があることを知らなかったので今回初めて知り、敷地の広さにビックリしました!!)
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【~水上楽園篇~】
水上楽園はカートで移動になります。ガイドさんが多種多様な植物を説明してくれながらのショートトリップです!沖縄でも東南植物楽園にしか生息しない植物もあり、実際に自分でただ見て写真を撮るよりもとても勉強になったり関心したり...やっぱりガイドさんと一緒だと観光の厚みが増すなぁとつくづく感心しました!
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●バオバブの木
樹齢は長く、アフリカの方では数千年に達するものもあるようです。沖縄に生息するのは希少らしく、なかなかアフリカほどの育ち方はしないみたいなのですが、充分に見ごたえありです!バオバブの木の回りは夕方になるとイルミネーションが施されていたので夕方~に来てもお楽しみ頂けると思います♪(営業時間は平日と週末で違うので要注意)
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●一面に広がる「ハス」
ハス(蓮)の花って好きな花のうちの1つです。日の出とともに開花し数時間で閉じてしまうとても儚く美しいお花です。本来は5~7月が見頃なのですが、たまたま行った時が暖かく、12月というかなりの時期外れなのに開花していました。とってもラッキーです!
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【~植物園篇~】
ここからはカートを降りて徒歩での移動となります。先ほどよりもさらに近くで植物を感じる事が出来ます。
ハーブや果物のメルヘンなコンセプトのエリアから、南国ぽい亜熱帯植物などどちらかと言えばジャングルっぽいカンジのエリアなど1つの園でさまざまな顔があり、1度で2度以上楽しめます。とてもお得な気持ちになりました(笑)
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●トックリヤシ並木
トックリヤシって聞くとあまりピンとこないですが、アニメ【ワンピース】のダフトグリーンの木でお馴染みの木です!(私はアニメを見ないのでさらにピンとこなかったですが、皆はテンション上がってました笑)
トックリヤシはその膨らんだ幹の特徴から、金運アップや幸せを呼ぶ縁起の良いヤシらしいです!なので、このトックリヤシ並木はパワースポットなのです!お気に入りの木を触って縁起を担いで帰りましょう!
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●日本一のユスラヤシ!
しばらく歩いていると、ガイドさんに「ここからは後ろ向きで歩いてください!絶対に振り向かないでね!!」と言われました。ドキドキしながら後ろ向きで指定された所まで歩き...「せーーーーーーの!!!」で後ろを振り返ったらなんとビックリこの景色!ユスラヤシのアーチが目の前にそびえ立っていました。
写真ではなかなか伝わり辛いですが、本当に圧巻です!ナント高さは25m!プールと同じです!日本でここだけしか見られないスピリチュアルスポットらしく、その場でスマホの待ち受けをこの写真に変えました(笑)
本土では温室でしか育たないみたいで、日本では最大級のユスラヤシなのです!
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●リアルバナナ?!
いきなりですが、皆さん、木になっているバナナを見たことはあっても食べた事ってありますか??私は生まれて初めての体験をさせて頂きました。
しかも今だから言えますがバナナ...そんなに好きじゃありましぇん。。。どうしよう...と思いながらも一口パクリ...「っっっっっうんまっっっ!!!」ビックリするくらい美味でした!やっぱり輸入のバナナより、出来立て?ほやほやのmade in japanのバナナはとっても美味しいです!ただ、このバナナを食べれる体験もガイドさん付きじゃないと勝手に食べれないのでぜひともガイド付きで回る事をオススメします!このバナナを食べるためだけにでも付けた方がいい!と思いました。
東南植物楽園アクセス
東南植物楽園
〒904-2143 沖縄県沖縄市知花2146 098-939-2555
【営業時間】
日曜日~木曜日 9:00 - 18:00(最終入園 17:00)
金・土・祝日の前日 9:00 - 22:00(最終入園 21:00)
【入園料】
一般...1,500円、高校生...1,000円、小中学生...500円、6歳未満...無料
ここでブレイク!
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●当南食堂
東南植物楽園の入り口の向かいにある【当南食堂】という沖縄そば屋さんでランチをしました。地元の人に人気の高いソバ屋さんという事を聞き、そのまま入りました。私は沖縄そばと名物のお稲荷さんを1つ注文しました。ソバもお稲荷さんもとても美味しかったです。沖縄そばはお店が多く味も似たり寄ったり...と思われがちですが、やっぱり麺と出汁のバランスなどそのお店ごとに特徴があります。当南食堂さんは色々と食べたソバの中でも上位にランクするおいしさでした!特に出汁が最高!当南食堂
電話番号:098-938-9965
営業時間 10:00~19:00
1日目-2行程目 むら咲きむらにてランプ作り体験
2つ目は【体験王国むら咲むら】にてランプ作りを体験しました。東南植物楽園からは車で約30分程で西海岸の読谷村に位置します。
むら咲むらはNHK大河ドラマ「琉球の風」のセットでも利用され、一躍有名になった観光施設です。ここの売りはなんと言っても101から選べるオプショナルツアー!さすが体験王国というだけあり、選びきれないくらいの沖縄に関する体験が出来ます。
今回私たちはサンゴや琉球ガラスのかけらを使って作るランプ作りを行いました。
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●あれ...??誰も喋らない!!
本当に悪い言い方をすると舐めてました。。。まさかこんなにも一心不乱にランプを作るなんて(笑)それは一緒に行っていた5名も同様で、自分が1番いい作品を作りたいなんて、心の中で思いながら黙々と...黙々と作業をしてしまいました。
基本的には約1時間くらいのオプションらしいのですが、真剣にやり過ぎて時間オーバーしてしまいました(^^;)
そして出来た作品がこちらです! 愛着しかありません(笑)!
<オリジナルランプ作成体験>
●場所:天使館内 木の工房 あさひ
営業時間 9:00~18:00(最終受付 17:00)年中無休
料金:2,000~4,000円
時間:1時間~ 人数:1人~
体験王国むら咲むら アクセス
むら咲むら
〒904-0323 沖縄県読谷村字高志保1020-1 098-958-1111
【営業時間】
年中無休 9:00 - 18:00(最終入園 17:30)
【入園料】
一般...600円、中・高校生...500円、小学生...400円
1日目-3行程目 Gala青い海にて塩作り体験
3つ目は【Gala青い海】にて塩作りを体験しました。体験王国むら咲むらからは車で約5分程ですぐ到着します。もともとはここの関連施設のサンゴ畑でサンゴの苗植え付けをする予定でしたが、むら咲むらでランプ作りに時間がかかり過ぎて(^^;)サンゴ畑の営業時間が終了してしまいました...したがって変わりに塩を作ってみました!
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●結構シュールな絵ですみません...!!
塩作りはとにかくカリカリしながら混ぜる!!!材料をいただいた時点でだいぶん海水よりも高濃度の塩水を入れてもらったのですが、沸騰しながらふつふつ煮立たせながら水分をひたすら飛ばしていきます。
とくにそれ以上でも以下でもありませんが!だんだんドロドロ⇒サラサラになっていく行程はチョット感動です!
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ドロドロ⇒サラサラになった辺りでパシャリ。ここからが時間との勝負です!
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作ったお塩はもちろんお土産に!瓶は好きな便を選ぶ事が出来るよ♪
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完成!! 自分好みにサラサラなお塩か荒塩にするか調整出来るよ!出来たものを瓶に詰めたら完成!
あまりの感動で写真を撮り忘れたのですが、、出来立てのお塩をおせんべいに振りかけて試食をさせて貰えるんです。それがまた...絶品(;▽;)少し甘くて本当に美味しかったです!
また、普通に売っているGala青い海の塩コショウが本当に美味しくて、コレを食べ始めてからは他の塩コショウを食べなくなりました!詰め替えなどもあるので是非1度試してみてくださいね!
<塩作り体験>
所要時間 約40分
料金:1,500円
塩壷に出来たての塩を入れてお持ち帰りできます。
※炭火を使用するため場合によっては待ち時間が10~30分となります。
※小学生以下は保護者同伴でお願いします。
Gala青い海 アクセス
gala青い海
〒904-0323 沖縄県中頭郡 読谷村高志保915 098-958-3940
【営業時間】
海辺のダイニング KISAMA(きさま)...ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)
グリル&カフェ オーシャンズピザ 10:30~21:00
ショップ 9:00~20:00
さんご畑 3-10月 10:00~18:00(最終入場17:30)
11-2月 9:00~17:00(最終入場16:30)
【入園料】
入園料金は無料ですが、さんご畑のみ有料施設となっております。
1日目-4行程目 琉球村にて泡盛ゆし瓶詰め体験
4つ目は【琉球村】にて泡盛のゆしびん(嘉瓶)詰めを体験しました。こちらも本来であれば、琉球村の中に入村してから体験するのですが、今回は時間が押してしまい(全てはランプ作りで...泣)、入り口のところで簡易的に体験をさせて頂きました。
ゆし瓶って何。。。??
本土の人が'ゆしびん'と聞いてもピンと来ないですよね。ゆしびん(嘉瓶)というのは沖縄伝統の酒器で、琉球王朝時代から利用されているという事でした。
「ゆし」というのは沖縄方言で「めでたい」という意味です。同じく沖縄方言の「かりゆし」と同じような意味合いで使われる単語です。ゆし豆腐とか沖縄の食べ物などにも使われている言葉です。
このゆし瓶に泡盛を入れて保存すると味がマイルドになると言われており、このオプションは、泡盛をゆしびんに詰め、オリジナルのプレートをかけて思い出の品にするという体験でした!
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●木にオリジナルメッセージを刻印!
プレートは木製となっており、電気ペンでイラストやメッセージを焦がして作ります。
左側にあるものが、もともとの泡盛でこの泡盛を右側にあるゆしびんに詰めます。これは1分かからないのですが、プレートを電気ペンで焦がす作業がこれまた拘ってしまい結構な時間を要してしまいました。営業時間過ぎて特別に体験させていただいたので、写真をゆっくり撮る時間もなく...でもそれぞれ素敵なプレートが完成しました!
<ゆしびん体験>
所要時間 約20分~30分
料金:2号瓶...2,500円 4号瓶...5,000円
(2016年時点での金額となります。)
※ゆしびんに詰めた泡盛はそのままお土産でお持ち帰り可能です。
※車の運転の際は絶対に飲酒しないようにしましょう!
琉球村 アクセス
琉球村
〒904-0416 沖縄県国頭郡恩納村山田1130 098-965-1234
【営業時間】
10月1日~6月末日 8:30~17:30(最終入村 17:00)
7月1日~9月30日 9:00~18:00(最終入園 17:30)
【入村料】
一般(16歳以上)...1,200円、小人(6~15才)...600円、6歳未満...無料
1日目-最後 今日のお宿へ
JALプライベートリゾートオクマ
ここが本日のお宿です。JALプライベートリゾートオクマは、2016年9月15日に国立公園に指定されたやんばるというエリアに位置する唯一のリゾートホテルです。
ここまでは先ほどまでいた琉球村のある恩納村からだと約2時間...本当に疲れている時のこの距離の運転はかなりしんどいですが、翌日の為に1番近くのホテルをチョイスしました。
夜に到着したので、写真は宣材写真を掲載させて頂きますが、本当に素敵なホテルです。私は色々な沖縄のリゾートホテルを見てきていますが、唯一無二のリゾートホテルだと思います。
理由の1つとして、敷地の広さ!10万坪の広々敷地に贅沢なホテルの棟が点在しているんです。もともとはアメリカ軍の静養地として利用されていたホテルというだけあり、全てがアメリカンサイズ!ベッドやバスもとっても広く快適に過ごせる事間違いなしです!
周りには正直何もありません...その代わり、レストラン・大浴場・ビーチ・プールなど全てそろっており、本当に海外に来たかのような錯覚を起こしてしまいそうなくらい時間がゆっくりと過ぎるホテルです。
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今回はホテルの方の計らいで【ガーデンヴィラ】に泊まらせて頂きました!1棟貸しで広々の庭付き...チョット1杯引っ掛けながらグダグダと女子会するには最高でした(笑)
あと、相当山奥になるので、Wi-Fiが繋がりにくい場合もあります。でも、そんな時は潔く諦めてデジタルの無い生活を楽しみましょう! -
ガーデンヴィラ以上の客室でしか置いていないアメニティがあります。今帰仁村で作られているアカバナ(ハイビスカス)のシャンプー&コンディショナー。私が今まで色々なホテルに泊まった中で1番最高のアメニティです!オーガニックなので少々高いですが買う価値ありです!!
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朝食は種類が多く、ついつい食べ過ぎてしまいます(いつもの事ですが、さらにです!)とくに地元のオバァが手作りの味噌汁やぽーぽーなどをその場で作ってくれます。オバァの沖縄料理はまた最高です!ちょっと頑張って早く起きて色々な種類を食してほしいです。
JALプライベートリゾートオクマ アクセス
JALプライベートリゾートオクマ アクセス
〒905-1412 沖縄県国頭郡国頭村字奥間913 0980-41-2222
【チェックイン/アウト】
チェックイン: 14:00~24:00 チェックアウト: 11:00
【駐車場】宿泊者一泊あたり 500円
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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