沖縄育ちの島野菜 夏にはどんな島野菜が味わえる?
南国の雰囲気があふれる沖縄は、オリジナルの食文化を有していますが、沖縄独自の野菜である「島野菜」も特徴的です。
沖縄の太陽をさんさんと浴びて育った野菜は、豊富な栄養を含み、香味や風味も格別です。また、種類の豊富な島野菜は、沖縄のカフェやレストランなどで味わうことができます。本土ではお目にかからない島野菜を存分に味わってみましょう。
画像引用元:写真AC
島野菜とは?
島野菜とは、一言で説明するなら沖縄で伝統的に栽培されてきた野菜のことです。
沖縄県農林水産部が運営するサイト、「おきなわ伝統的農産物データベース」によると、島野菜とは「戦前から食されている」、「郷土料理に利用されている」、「沖縄の気候・風土に適している」、以上の3つを条件としています。
島野菜は、沖縄の強い日差しと熱帯的な気候の元で生育することもあり、全体的に大きく育ち、葉の色合いも濃くなることから、生命力の強さが感じられます。また、ビタミンやミネラルなど、豊富な栄養素を有していることも特徴的です。
夏に収穫される島野菜は?
それでは、夏に収穫できる主な島野菜について見ていくことにしましょう。
本土でもおなじみの島野菜は「ゴーヤー」です。ゴーヤーを使用した料理には「ゴーヤーチャンプルー」があり、ゴーヤーやその他の野菜、豆腐や豚肉を入れて作るレシピは、おなじみのものとなっています。
沖縄ならではの島野菜には、「イーチョーバー」があり、別名、フェンネル、またはういきょうと呼ばれます。そのほか、沖縄の夏に欠かせない緑色野菜に「ウンチェー」があります。湿地や畑で育つ野菜ですが、生命力が強い野菜なので、夏場は大きく育ち、野菜炒めなどに利用されます。
さらに、ピリッと辛みが感じられる「シマナー」や、ヨモギの一種で、苦みが控えめな「フーチバー」など、さまざまな島野菜があります。なお、シマナーは、和名で「カラシナ」、フーチバーは、和名で「ニシヨモギ」と呼ばれます。
カフェやレストランで島野菜を味わおう!
沖縄ならではの島野菜は、沖縄のカフェやレストランなどで味わうことができます。
石垣島にある「島野菜カフェ リハロウビーチ」では、ランチタイムに、「島野菜と島豆腐入り健康タコライス」など、島野菜が含まれたメニューが味わえるほか、ディナータイムには、島野菜が食べ放題のメニューがあります。なお、島野菜の食べ放題メニューは、季節によって島野菜の内容が変わります。
那覇市街地にある「沖縄食彩 あじまあ」では、ランチタイムにバイキングが味わえますが、バイキングのメニューにはゴーヤーやニガナなど、島野菜がふんだんに使用されています。バイキングなので、食べてみたい島野菜が存分に味わえるのがうれしいところです。
そのほか、那覇市街地には、島野菜が味わえるレストラン「浮島ガーデン」があります。古民家風で、ゆったりとした雰囲気が味わえる浮島ガーデンはワインが楽しめるお店ですが、島野菜をふんだんに使ったメニューもあり、落ち着いた空間で素材の風味が生かされた島野菜が味わえます。
島野菜カフェ リハロウビーチ
住所:沖縄県石垣市真栄里192-2
アクセス:新石垣空港より車で約20分、石垣港離島ターミナルより車で約5分
沖縄食彩 あじまあ
住所:沖縄県那覇市松尾2丁目8-34
アクセス:ゆいレール 牧志駅より徒歩約8分
浮島ガーデン
住所:沖縄県那覇市松尾2丁目12-3
アクセス:ゆいレール 県庁前駅より徒歩約10分
沖縄だけの島野菜を通販でゲット!
島野菜は、沖縄で味わうだけではなく、通販で入手することもできます。島野菜の専門店「ちゅら青果」では、沖縄でとれた島野菜を全国に発送しています。
島野菜は単品でも注文できるほか、旬の島野菜がセットになった商品も販売されています。なお、島野菜は、旬の時期のみの販売となる場合がありますので、サイトをご確認ください。
ちゅら青果.com
沖縄の強い日差しの元で育った島野菜は、生命力がバツグンで、一口食べてみると活きの良さが感じられます。島野菜は、沖縄のレストランなどで味わうことができますが、通販で取り寄せることも可能です。活きの良い島野菜をいただき、島野菜からパワーをいただいてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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