「一六一六年~琉球陶始四〇〇年~」展が開催中
那覇市立壺屋焼物博物館で朝鮮人陶工来琉400年記念特別展
2016年は薩摩藩から琉球王国に朝鮮人陶工3名が来琉して400年の節目の年。この琉球での陶作400年を記念して、那覇市立壺屋焼物博物館で鹿児島苗代川からの技術導入に焦点を当てた特別展が開催されている。
展示は、県内初公開となる鹿児島県苗代川にある17世紀の堂平窯跡発掘遺物と、17世紀の沖縄県湧田窯跡から発掘された初期琉球陶器が中心。堂平窯跡発掘遺物は鹿児島県の指定有形文化財。
担当学芸員による解説会
会期中、担当学芸員による解説会が11月3日(木・文化の日)と12月24日(土)の2回行われる。担当は主任学芸員の倉成多郎。時間は午後2時から3時までで、朝鮮人陶工来琉の影響について解説する。場所は3階企画展示室。
展覧会に合わせて国際シンポジウムも開催
この展覧会に合わせて、沖縄県立芸術大学付属研究所では、2回の国際シンポジウムが開催される。第1回のテーマは「移動する人と技術」。東アジア窯業技術の伝播と定着と題して、11月20日に基調講演とパネルディスカッションが行われる。
第2回は「近代と現代へのまなざし」がテーマ。「現代韓国の工芸と美術を理解するために」と題して講演が行われる。両日ともに会場は沖縄県立芸術付属研究所大学講堂。
会期と会場
会期は2016年11月1日(火)から12月25日(日)まで。開館時間は10:00から18:00までだが、入館は17:30まで。会場は、沖縄県那覇市壺屋の那覇市立壺屋焼物博物館3階、企画展示室。
問い合わせは、那覇市立壺屋焼物博物館まで。電話098-862-3761。
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