沖縄旅行企画のプロが北部観光のおすすめスポットを完全ガイド!!
2016年9月15日、沖縄県北部エリアにある「やんばるエリア」は国立公園に指定されました。
それまでは沖縄観光のマストスポット【美ら海水族館】くらいしか目的を持って来てもらえなかったのですが国立公園指定をきっかけに北部エリアがフィーチャーされるようになり注目を浴びるようになってきました。今こそ話題の沖縄県北部エリアに行ってみたくないですか?そこで、沖縄の企画造成者が北部エリアのおすすめスポットを完全ガイドします!
目次
- 沖縄県北部エリアの概要
- 絶景ドライブ!おすすめの絶景エリアをご紹介
- 海に山に川もある!やんばるネイチャー体験
- こだわりの島グルメ
- 北部に行くならここに泊まろう。
1−1 那覇空港からの距離 どうやって行けばいい?
1−2 北部エリア、やんばるの位置関係を知っておこう
1−3 宿選びはどうすればいい?
2−1 やんばるエリア
2−2 本部エリア
2−3 名護エリア
2−4 車で行ける離島へ!恋の島<古宇利島>へ
3−1 やっぱり行きたいパワースポット
3−2 本島でも随一の透明度?おすすめ海遊び
3−3 満天の星空を★星空ウォッチング
4−1 からだにやさしい郷土の味。島野菜グルメ
4−2 ガッツリ肉肉肉!肉グルメ
4−3 絶景のネイチャー空間。オススメのネイチャーカフェ
4−5 うちな~んちゅも通い詰めるローカル食堂
5−1 美ら海水族館近く。長期滞在に適するウェルネスリゾート
5−2 もはや外国人!?やんばるエリア唯一のリゾートホテル
5−3 今話題の貸別荘!2017年3月オープンの宿。
1、沖縄県北部エリアの概要
1−1 那覇空港からの距離 どうやって行けばいい?
沖縄県北部エリアに行くにはバスかレンタカーしかありません。便数が少なく不便な公共交通機関よりもレンタカー移動のほうが移動の自由度も高く最適です。那覇空港から北部の玄関口・沖縄自動車道の許田ICへは、那覇IC経由で約70km、時間にして約1時間半程です。やんばるのメインルートは<ゴッパチ>の愛称で知られる国道58号線と、東海岸の県道70号。
1−2 北部エリア、やんばるの位置関係を知っておこう
北部エリアとザックリ言っていますが一般的には沖縄自動車道の最終地点・許田ICのある名護市から美ら海水族館のある本部町、国立公園に指定されたやんばるエリア、その他、古宇利島や水納島、伊江島などの小さな島々から成り立っています。
1−3 宿選びはどうすればいい?
旅の目的に合わせてエリアを絞り宿泊のタイプを選ぼう。本部町や名護市内には様々なタイプのホテルがあります。名護を拠点にして北部エリアを楽しむ方法もあります。美ら海水族館が旅のメインなら本部町がおすすめ。また、本当に自然の中でゆっくりとしたい方はやんばるエリアや古宇利などの離島に泊まるのもがオススメです。
2、絶景ドライブ!おすすめの絶景スポットをご紹介
2−1 やんばるエリア
●辺戸岬
沖縄本島最北端の辺戸岬。天気が良ければ鹿児島県の与論島が見える絶景の岬。やんばる森林と海岸線に迫るダイナミックで大迫力の景色は他では見ることができません!
●慶佐次湾のヒルギ林
慶佐次のヒルギ林は国の天然記念物に指定されています。沖縄最大級のマングローブ林。ここでは、貴重なマングローブを鑑賞でき様々な生物が生息しています。ヒルギ公園の入り口には子供が遊べる公園もあったり遊歩道を散歩出来たり、マングローブをカヤックで散歩出来たりなど...。様々な過ごし方が可能です。
●茅打バンタ
「バンタ」とはうちな~口(沖縄の方言)で「崖」という意味。その昔は道も全く整備されてなかった為観光地としてはあまりお勧めできなかったのですが現在は遊歩道や東屋も出来、東シナ海ややんばるの森が同時に楽しむことができる絶景スポットです。
2−2 本部・今帰仁エリア
●ワルミ大橋
あまり聞きなじみがないもしれません。2010年に開通しました。アーチ状の橋で周りの景観にもバッチリマッチしています。ここからはワルミ海峡や古宇利大橋なども一望できます。北部観光のドライブルートとしてもおススメで、美ら海水族館~今帰仁城跡~ワルミ大橋~古宇利島という工程はハズレ無しです。
●今帰仁村城跡
世界遺産としても有名で国内海外の観光客がこぞってやってくる人気のスポットです。何と言っても圧巻の石垣は沖縄最大級。琉球王国の偉大さを感じることができます。また1月は桜祭りも開催し、石垣に映えるピンク色は絶景です。
●備瀬のフクギ並木
元々は防風林として植栽されたフクギの木。ここ、備瀬の集落にはとっても成長し大木が連なっており夏でも涼しく過ごせます。並木道沿いには民家もあり車通りもありますがかなり道が狭いので、初心者は絶対に駐車場に止めてから散策しましょう。集落内を遊覧する水牛車やレンタサイクルはおすすめ!インスタ映え間違いなしです!!
●亀の浜
海洋博公園(美ら海水族館併設)にあるビーチ。「えっ?それってエメラルドビーチじゃなくて??」と思われる人もいると思います。亀の浜は、イルカラグーンとエメラルドビーチの丁度間あたりの海岸を指します。エメラルドビーチと違い、亀の浜は岩場もあってより自然な姿を保っています。遠浅で透明度も高く、岩場には熱帯魚も多く生息しています。
2−3 名護エリア
●ヒンプンガジュマル
名護の町中にドーーンとそびえ立つ巨大なガジュマル。大きすぎてなのか、支えがありますが、支えにも幹が絡みついて本当に生命を感じるまさにパワースポットです。
●古宇利大橋
古宇利島と屋我地島を結ぶ全長約2kmの橋。まるで海の中を走っているかのような錯覚を感じまさに絶景です。橋の両側には展望所があり、全景が見えますが昨今人気が大爆発中の為、小さな駐車場に止めれない場合も。(古宇利島側の方が駐車場は広いです。)古宇利島に入ってから1周し、上から下ってくる際古宇利大橋を一望できる絶景スポットがありますヨ!!
●嵐山展望台
天気がいい日は是非立ち寄ってほしい立ち寄りスポット。古宇利島の隣にある屋我地島と本部半島の間にある羽地内海を一望できる展望台です。古宇利島方面とワルミ大橋方面では違った顔を見せてくれ、穏やかでキレイな海のグラデーションを見ることができます。
3、海に山に川もある!やんばるネイチャー体験
3−1 やっぱり行きたいパワースポット
●大石林山
2016年に国立公園に指定されたエリアにあります。駐車場からは専用のバスで移動。運が良ければ野生のヤンバルクイナ(国の天然記念物)に遭遇できるかも?!大石林山は昔から地元の人の聖地でもあり今でも多くの御嶽があります。ここに来た人は不思議な体験をする人も多いとか。病気が治ったり恋人が出来たりなど...信じる人は救われるのかも(笑)
●ティーヌ浜
古宇利島内にある地元の人に人気の穴場ビーチに一際大きなハートの岩があります。言わずと知れた恋のパワースポット。今では観光協会にも認知されとても混雑する事が多くなってきました。ただ、ここに行く道がとても狭いのが難点...車1台すれ違うのもかなりキツイので、運転が苦手な人は注意してください。
●備瀬のワルミ
フクギ並木の近くにあるワリミ。約15mの崖の間から海岸に続くこの場所は、神が降り立った場所として地元の人が聖域として大切にされている場所です。入り口が分かりにくく迷惑駐車も増えているみたいで、地元の人もこの場所をなかなか教えなくなってきているみたいです。また、ウミガメの産卵地として自然界の中でも重要な場所ですので観光をする際はマナーには十分気を付けましょう。
3−2 本島でも随一の透明度?おすすめ海遊び
●瀬底島でパラセーリング
瀬底島は本部から橋で繋がっています。瀬底ビーチで体験するパラセーリング。地上30~40mの高さからは瀬底島や水納島を一望できます。空から見る透明度バツグンの蒼い海あ感動体験間違いなしです
●水納島でシュノーケル
本部港から船で15分。周囲4kmの小さな島ですが、絶景のエメラルドグリーンの海、美しすぎる砂浜は行く価値あり!!肉眼でも美しい海をシュノーケルすれば...絶景間違いないですよね(笑)海遊びをした後はBBQも出来ます。やっぱり憧れ、ビーチBBQ!!この夏の思い出はこれで決まりだね
3−3 満天の星空を★星空ウォッチング
国頭村森林公園天文台にある天体望遠鏡を使ってやんばるの夜空を観察。その季節だから見ることのできる星座を楽しく学べるのがとても魅力。特に月のない夜空は普段見えない小さな☆が。月があっても普段都会で見る月と全く違う大迫力の月を見ることができます。
4、こだわりの島グルメ
4−1 からだにやさしい郷土の味。島野菜グルメ
●古民家cafe喜色
築90年の古民家をリノベーションしたカフェで、そのフォルムから女子が好きな事間違いなし。ここでは旬の地元野菜をぞんぶんに使用した「喜色御膳」や、味が濃厚で「テュル」っとした舌ざわりがオススメの「ゆし豆腐セット」(←個人的には1番オススメ)があります。沖縄の郷土料理を味わってみたい方には絶対オススメのオシャレカフェです。
●カフェこくう
≪絶対にオススメのカフェ≫などの特集があれば毎回掲載されているイメージがあるくらい最近ではメディアに取り上げられているカフェ。沖縄県北部の今帰仁村(本部町のさらに奥側)にあり、今帰仁村の中でもさらに山深い場所にあるこのカフェでは、朝イチで届く新鮮な島野菜をふんだんに利用した「こくうプレート」が1番人気。デザートには白砂糖や乳製品を使用せず、とにかく健康を考えた優しい料理が多い。したがってガッツリ食べたい方にはあまり向いていないのでドライブで疲れた時などの休憩スポットとして利用するのもGOOD!
4−2 ガッツリ肉肉肉!肉グルメ
●おばぁの家(オバァノヤー)
佇まいは昔ながらの琉球古民家で懐かしいカンジがします。まさに田舎のオバァの家に遊びに来たかのような趣さえあります。昨今、<無煙焼肉>が流行っているにも関わらず「匂いも楽しもう~!」という事でモクモクの煙の中で食べる焼肉は絶品。コースは8,000円~とやや高めな設定ですが、ほぼ原価に近いお肉をお腹いっぱいになれる量出してくれるので満足すること間違いなしです!
●焼肉もとぶ牧場
店名にもあるように、地元のもとぶ牛を思う存分楽しめる焼肉屋です。オリオンビールの粕を肥料に混ぜているので脂の味も独特で赤身とのバランスも天下一品!ランチのメニューも充実しており、もとぶ牛ハンバーグやステーキカレーなど、リーズナブルで楽しめるメニューもあります。
●ステーキハウス88 美ら海店
<〆のステーキ>がここ最近メディアで露出するようになって来ましたが、まさに沖縄のステーキ店を代表する人気チェーン店。那覇に多数の店舗があるのですが、リゾートエリアには美ら海店のみ(2017年5月現在) 美ら海店は那覇と違って、ファミリーやグループでものんびりと料理をお楽しみ頂けるようにサイドメニューはバイキングスタイルになっています。お肉はもちろん、お店ハンドメイドのケーキやデザートはどれも絶品!!もちろん定番のマッシュルームスープも美ら海店なら飲み放題ですよ♪
4−3 絶景のネイチャー空間。オススメのネイチャーカフェ
●やちむん喫茶シーサー園
名護の山奥、さくらまつりで有名な八重岳に向かっている途中にあるこのカフェは自然の中にある「自然」なカフェ。店内・店外にはとにかく様々なシーサーがおり、少しずつ違う顔にホッコリしながら1番お気に入りのシーサーをついつい探してしまいます。1階と2階があり、2階のスペースは長屋で赤瓦越しに八重岳の大自然を臨める絶景ビュー。芸能人でもファンが多くお忍びで来られるとか!ぽーぽーなどのカフェメニューが人気ですが個人的には黒糖ミルクのやさしさにノックアウトされました(笑)
●ハコニワ
やちむん喫茶シーサー園の近くのカフェ。ここも古民家を改装した趣きのある佇まいです。ドアや窓の配色などもこだわっており独特のぬくもりがある雰囲気が印象的。ランチもオススメですが、手作りのケーキがオススメのカフェ。
4−5 うちな~んちゅも通い詰めるローカル食堂
●ヤンバル食堂
ボリューミーで格安。味もGOOD!定食やちゃんぷるーが人気です。もちろん沖縄のローカルフードの沖縄そばやソーキそばなども人気で地元の人もリピートするローカル食堂です。
●波止場食堂
漁港が目の前にあり、もともとは海人の為の食堂でしたが<超>大盛りメニューが口コミで広がり今では観光客がこぞってやってくる人気の食堂になりました。特にカツ丼はギャグマンガのようなボリュームで、成人男性でも大食いじゃなければ1人前食べきるのはかなりハード。ちなみに(小)はありません...SNSにアップしたいが為に注文する人も多いみたいですが、せっかくオバァが心を込めて作った料理...残さず食べて欲しいものです。
5、北部に行くならここに泊まろう。
5−1 美ら海水族館近く。長期滞在に適するウェルネスリゾート
●ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワ
マハイナウェルネスリゾートはコンドミニアムスタイルの長期滞在型リゾート。お部屋はスタンダードでも43㎡以上とリゾートホテルにしても広々としたお部屋が自慢。また、2015年にはロビー周りのパブリックスぺース、一部のお部屋も全面リニューアル。全く違った滞在のスタイルも選択できるようになりました!またウェルネスリゾートというだけあり、健康をテーマにした食事・アクティビティを体験することが出来ます。特に食事に関してはこだわりがあり、バイキングでも地元で採れた食材をふんだんに使ったメニューがあったり、マクロビメニューがあったり...食」からはじまる健康づくりを意識したメニューを多く用意されています。さらに疲れた身体を癒してくれる「大浴場」。大浴場と言っても、マハイナウェルネスリゾートの大浴場は琉球石灰岩をしみわたってたまった地下水に海水が混入した「塩泉岩風呂」。何と効果はタラソテラピーを施術したのと同じ効果があるとか。宿泊者は滞在中利用無料なのが嬉しいですね。
5−2 もはや外国人!?やんばるエリア唯一のリゾートホテル
●JALプライベートリゾートオクマ
もともとは米軍の保養所として建設されたホテルということもあり、全てがアメリカンサイズ。広々とした敷地内には贅沢なつくりな宿泊棟が点在しています。棟と棟の間も十分な広さもあり、庭のいたるところにはハンモックもありのんびりとホテルライフを楽しむことが可能です。オススメのお部屋タイプは<ガーデンヴィラ>。とにかくプライベートのバルコニーが広くお部屋の外で潮風にあたりながらのんびりとお酒を飲めば日頃のストレスなんて全てぶっ飛びます!!また、ガーデンヴィラ以上にランクのお部屋にセットされているアメニティが個人的にはとにかくおすすめ。地元国頭村産のアカバナ(ヤブツバキ)の若い種子から採取される天然油を配合したシャンプーやボディーソープは沖縄イチのアメニティだと思います(個人の主観です笑)もちろんホテル目の前のビーチは透明度もバツグン!!桟橋も昔CMでも使われていた事もあり絶景のインスタジェニック!!またホテルでのアクティビティも多数用意しており、オクマリゾート内で何日でも楽しむ事が可能です!!
5−3 今話題の貸別荘!2017年3月オープンの宿。
●コルディオ・プール&ヴィラズ今泊
「プライベートプール付」...憧れですよね。外からは見えない完全なるプライベート空間。定員は8名で3ベッドルームあります。3世代旅でもお部屋が一緒なのはチョット...とか、プチ研修旅行、ゼミ合宿などで需要が多いです。コンドミニアムタイプでキッチン用品はもちろん、洗濯機(洗剤や柔軟剤もあり)や乾燥機・掃除機なども完備。普通にあなり贅沢な別荘です。長期滞在にも◎です!デメリットとしては貸別荘なので、食事の用意はありません。ただ近くには居酒屋や食堂などがあり不便はありません。後は、滞在中のベッドメイクや清掃、アメニティの交換はありません。また観光地までのアクセスですが、美ら海水族館まで車で10分、今帰仁城跡まで車で12分、古宇利島までも20分ほどと、北部観光の拠点にイチオシです。
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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