翁長知事、韓国ソウルで沖縄観光PR
トップセールス
沖縄では海外からの入域観光客数が伸びているが、韓国でさらなる誘客促進と、現地の観光業界との関係構築を図るため、翁長知事をトップとする県の訪問団が、16日現地に向けて出発した。
翁長知事は、沖縄ブランドを強化することで、さらなる観光客の呼び込みを目指しており、知事自らが宣伝マンとなり、韓国で沖縄観光の魅力をアピールする「トップセールス」を実施することを、11日の県庁での定例記者会見で発表していた。
出発に先立ち那覇空港では結団式が開かれ、その場で知事は、「沖縄観光という意味では、韓国は近年大黒柱的な立場にある」とコメントした。なお、昨年度韓国から沖縄を訪れた観光客はおよそ33万人で前の年度より73パーセント増加している。
韓国航空会社を訪問
訪問団は同日、韓国のアシアナ航空と大韓航空を訪れ、両航空会社に対して、那覇と韓国を結ぶ直行便の運航が続いていることに感謝の意を伝えた。
翁長知事は、アシアナ航空のチョ・ギュヨン副社長に対し「仁川国際空港を通して世界中から沖縄に来てもらえるようにしたい」と、さらなる直行便の増便などの協力を求めた。
それに対して、チョ副社長からは、韓国を訪れる日本人が減少傾向にあるとして「修学旅行を含めた相互交流に力を貸してほしい」との要望があったという。
「沖縄ナイト」
訪問団は、航空会社のほか、旅行社などを訪問し、沖縄観光情報を発信するセミナーや県内事業者との商談会を開いている。
同日夜には、ソウルのザ・プラザホテルで「沖縄ナイト in 韓国」と題した沖縄PRイベントを開催した。このイベントには、韓国の航空会社や旅行社、現地メディアなど約200人を招待し、琉球料理や芸能を披露することで、沖縄観光の魅力を発信している。
知事らは17日、ソウル市内のMICE施設を視察し、同日中に帰国する。
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