【西表島の節祭】神「オホホ」が守る島の繁栄
小さな集落に伝わる和やかな神行事
11月13日(日)から15日(火)まで、沖縄県の西表島で「節祭(シチ)」が開催される。
これは、島内の祖納(そない)・干立(ほしだて)、2つの集落で毎年行われる西表最大の伝統行事で、その歴史は約500年と言われている。
節祭とは季節や年の折目を意味し農民の正月とされ、その時期の収穫を感謝し、来年の五穀豊穣と人々の健康を祈願するものである。
初日は「年の夜(トゥシヌユー)」と言って、集落の各家庭を浄め、明日からの準備が進められる。
2日目は「世乞い(ユークイ)」という豊漁豊作をもたらす神を迎える神事を行ったのち、浜での船漕ぎ、棒術、獅子舞などの伝統芸能が披露され、多くの見物客を集める。
その中でも特に珍しいのが「オホホ」と呼ばれる神。
厳かな雰囲気で行われる儀式の最中、突如「オホホホホ・・」と甲高い笑い声とともに登場し、滑稽な役を演じる。
最終日の「トゥズミ」では、水恩(水の恵み)感謝の儀式が行われ3日間を締めくくる。
日 程:11月13日(日)~11月15日(火)
場 所:前泊浜(祖納)、前の浜(干立)
沖縄県八重山郡竹富町西表
(画像はプレスリリースより)
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