600年の伝統!竹富島「種子取祭」
竹富島の種子取祭(タナドゥイ)とは
11月4日、5日の2日間、沖縄県の離島にある竹富町にて、約600年の伝統がある種子取祭(タナドゥイ)が開催される。まいた種が無事に育つことを祈願して始まった行事で、2日間に70以上の芸能が神々に奉納される。
種子取祭(タナドゥイ)は、国の「重要無形民族文化財」の指定を受ける伝統行事。毎年旧暦9月の庚寅、辛卯の2日間にかけて繰り広げられる。
竹富島の島人は、「かしくさや うつぐみどまさる」(一致して協力することが何よりも大切)という思考が根付いている。毎年行われる種子取祭では、この理念に基づき、島を離れて暮らす竹富島出身者も帰省して祭りに参加。2日間、島全体が祭りで盛り上がる。
竹富島について
竹富島は日本最南端にある、沖縄本島から南西に450kmのところに位置するサンゴ礁の島。北緯24度線上に浮かぶ八重山諸島のほか、大小16の島から成り立っている。
「民芸の島」としても有名で、沖縄の伝統を多く残す町である。美しい町並みや自然を楽しみながらのサイクリングが、観光客の間で人気。
石垣に囲まれている竹富島の民家は、その美しい屋根が際立っている。多くは雌瓦と雄瓦をかぶせて、漆喰で固めた赤瓦葺で作られたもの。
瓦の赤褐色と漆喰の白色が美しく、その上に置かれた魔除けのシーサーが特徴的。昭和62年には、この竹富島の町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
イベント詳細
開催日は11月4日、5日、沖縄県竹富町竹富島にある、世持御嶽で行われる。奉納式は午前6時頃から。竹富島へは、「石垣島 石垣離島ターミナル」から高速船約10分の「竹富港」下車徒歩10分。
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