普天満宮に伝わる国王ゆかりの祭典「秋の例大祭」
琉球国王ゆかりの祭典
10月15日(土)、沖縄県宜野湾市の普天満宮で「普天満宮例大祭」が行われる。
普天満宮の歴史は、古代琉球の人々が普天満の洞窟に古くから信仰の対象とされて来た神様を祀ったことから始まり、1450~60年頃、熊野権現を合祀したと伝わっている。
以来、沖縄中部最大の聖地として地元の人々の信仰の対象となり航海安全、豊漁、五穀豊穣の神様として、交通安全、縁結び、安産、商売、学業成就など多くの参拝者の願いを受け入れてきた。
普天満宮では、年に76回も恒例祭典が行われており、国家安康、世界平和、人々の健康、幸福の為に祈りが捧げられている。
その中でも、秋の例大祭は、代々の琉球国王が参詣した毎年10月15日(旧暦9月15日)という本宮にとって特にゆかりの深い日に行われる最も重要な祭祀である。
名勝「普天満宮洞穴」
また宮内には、奥宮「普天満宮洞穴」と呼ばれる祈りの場所がある。
この洞穴からは、約3000年前の古代人の遺物や、2万年前の琉球鹿やイノシシなどの化石も発見されており、この地域の歴史を知る上でも貴重なものとして、宜野湾市文化財「名勝」にも指定されている。
この機会に是非、沖縄の歴史と信仰の奥深さを体験してみたい。
【普天満宮】
住 所:沖縄県宜野湾市普天間1-27-10
駐車場:あり(80台)
料 金:境内無料
時 間:7~19時(洞穴は10~17時)
(画像はプレスリリースより)
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