来年2月は外国人観光客減か?「おきなわ観光天気予報」
観光客数は好調に推移
一般財団法人の沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は12月1日、「OCVBおきなわ観光天気予報」として、来年2月までの沖縄県への入域観光客数見込みを発信した。
これによると、今後3ヶ月については、沖縄への観光客数は今後も好調な推移が続くであろうと予想している。根拠として、空路国内線に安定した需要があること、および国際線は定期直行便の増便により、需要も増加が見込まれることを挙げている。
来年2月の不安要素
その一方で、2017年2月については、前回11月15日の「晴れマーク」(対前年101~106%)から、「曇りマーク」(対前年96~101%)に予報が転じた。
これは、来年のアジア圏旧正月(春節)が、1月下旬の28日になるためである。これがマイナス要因となって、現在の入れ込みに陰りが見えはじめているためである。
なお、旧正月の前後は、中国では7連休となるなど、アジア圏では数日間の連休となり、観光客の増加が見込まれる。2016年は2月8日が旧正月だったことにより、2016年2月の沖縄外国客数実績は前年比72.9%増となっていた。
逆に2月のプラス要因としては、プロ野球を中心とするスポーツ団体のキャンプイン、マラソン大会、花をメインとするイベントや祭りなどがあることが挙げられている。
おきなわ観光天気予報とは
「OCVBおきなわ観光天気予報」は、先3~4ヶ月の沖縄観光入域客数の見込みをOCVBが発信しているものである。予報は、県内複数ホテルで行った調査の数値、およびクルーズ客船の寄港動向がベースとなっている。
予報は、毎月1日と15日の月2回で、対前年の見込みのパーセンテージに応じた天気マークと共に発信されている。なお、1日付けは当月を含む3ヶ月間、15日付けは当月を含む4ヶ月間の予報となっている。
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