宮古島・中ノ島ビーチでシュノーケリングを楽しむ際に気をつけることとは?
中ノ島ビーチは宮古列島の1つ、下地島西海岸にあるビーチ。2015年に宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋が開通してから、多くの観光客が訪れるようになった人気観光スポットです。
中ノ島ビーチは突き出した岩壁に左右を囲まれた湾内になっているため、比較的穏やかで1年を通してシュノーケリングを楽しむことができます。海の中には枝珊瑚やテーブル珊瑚、ソフトコーラルなど様々な種類の珊瑚が生息しており、とってもカラフル。
珊瑚の周りでは、チョウチョウウオやスズメダイなど南国らしい魚を観察することができ、天然の水族館と言われることも。そんな人気のシュノーケリングスポット中ノ島ビーチですが、近年事故が多発しています。
せっかく遊びに行って事故に遭ってしまっては台無し。中ノ島ビーチでシュノーケリングを行う際は安全管理をして安全に楽しむようにしましょう。
ここでは、中ノ島ビーチでシュノーケリングを楽しむ際に気をつける点を紹介します。
熱中症対策をする
岩に囲まれた中ノ島ビーチには、木陰など太陽の光を遮るものがほとんどありません。岩場沿いは日影となりますが、ダイビングショップが場所を抑えていることが多いので、日焼け止めクリームや長袖のラッシュガード、サングラスなど紫外線対策を忘れないようにしましょう。
また、帽子や食べ物、飲み物などの熱中症対策も大切です。
離岸流に注意
穏やかに見える中ノ島ビーチですが、入り江の外側に出ると流れが急激に速くなり流されてしまう危険が高くなります。また、入り江からでなくても近くなるにつれ離岸流が発生していることもあり、気づけば流されてしまっていたということも。
自分の泳力を過信して沖に出すぎてしまうと危険なので、砂浜から離れすぎないように注意しましょう。広い範囲で楽しみたいという方はフィンをつけるようにしてください。
陸から沖に向かって流れる離岸流につかまってしまったときは、焦って陸に向かい泳いでも進まず体力ばかり消耗してしまいます。そんなときは海岸線と平行になるように泳ぎ、流れがなくなったら陸に向かって泳ぐようにすると比較的容易に離岸流から抜け出すことができますよ。
中ノ島ビーチには監視員がいないため、自分の身は自分で守れるよう万が一流されたときの対処法を覚えておきましょう。
ライフジャケットやマリンシューズを着用する
中ノ島ビーチはリーフになっているポイントなので、素足で歩くと足の裏を傷つけてしまったり、踏ん張れずに転んでしまったりするリスクが高くなります。そのため、マリンシューズを着用するようにしましょう。サンダルではすぐに脱げてしまったり、シュノーケリング中に誤って流してしまったりする危険があるのでマリンシューズの着用がおすすめです。
また、水深が10mほどの深くなっている場所もあるので、ライフジャケットを着用して楽しむようにしましょう。
珊瑚に危害を与えない
珊瑚は岩のように見えますが生きている動物です。触ったり蹴ったり、乗ったり、掴まったりすると簡単に折れてしまい、最悪の場合死に至ります。美しい珊瑚を守るために、シュノーケリングを楽しむ際はライフジャケットを着用して浮力を確保し、珊瑚に危害を与えないようにしましょう。
また、珊瑚に誤って触ってしまうとケガをする危険があります。珊瑚はクラゲやイソギンチャクと同じ刺胞動物なので、傷を作ると化膿してしまうことも。そのため、ウエットスーツやラッシュガードなどを着用し、できるだけ肌を露出させないようにすることも大切です。(写真ACより)
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