宮古島でオススメなドライブコースは?
沖縄本島から西南西へ約300km行くと宮古島列島、さらに約100kmで八重山列島があります。それぞれを代表する島は、宮古と石垣島・西表島。二つの列島をあわせて先島諸島と呼ばれています(尖閣諸島を含む場合もあるのだとか)。
どの島も都会の雑踏とは無縁の南国の島。ビーチを求めて訪れる人が多いと思いますが、エメラルドグリーンの海を眺めながらドライブを楽しんでみましょう。島々の中から宮古島を選んで、おすすめドライブコースをご紹介いたしましょう。
宮古島ドライブの魅力は橋巡り
宮古島ドライブの一番の魅力は、海の中をどこまでも伸びる長い橋です。それも3つもあります。宮古島の周囲には伊良部島、来間島、池間島という島があり、いずれの島も宮古島と長い橋で結ばれているのです。
宮古島と伊良部島、来間島、池間島を結ぶ橋を全て渡り、さらに宮古島を一周しても総行程100kmと少しなので、一日で回ることができます。でも、ビーチや人気スポットでもゆっくり過ごしたいという方は2~3日かけてのんびりドライブするほうが良さそうです。
ホテルが集中している宮古島市中心部から、伊良部島、池間島、国の「史跡名勝天然記念物」に指定されている景勝地、東平安名崎(ひがしへんなざき)、そして来間島をめぐるドライブルートを見ていきましょう。
伊良部島
まずはじめに、宮古島市中心部から一番近い伊良部島へ行ってみましょう。
宮古島中心部から南西方向約4kmほど走ると伊良部大橋です。全長なんと3,540m。橋と陸地との接続道路を含めると6,500mにもなります。無料で通行できる橋としては日本最長です。
人気スポットとしては、伊良部島の「渡口の浜」、「佐和田の浜」、伊良部島の南に隣接する下地島の「通り池」などがあります。
池間島
伊良部島から宮古島に戻って北に向かってみましょう。約13kmで池間大橋です。宮古島と池間島を結ぶ全長1,425mの橋です。ここでも青い海にどこまでも伸びる橋の眺めを満喫できます。
島の見所は、真ん中にある「池間湿原」。野鳥の楽園で、「日本の湿原500」にも選ばれた宮古最大の湿原です。
東平安名崎
池間島から戻ったら、次は、宮古島の北岸を東南に向かいましょう。島の東端に、幅およそ200mの陸地が細長く約2kmに渡って太平洋に突き出している岬があります。国の「史跡名勝天然記念物」に指定されている景勝地、「東平安名崎(ひがしへんなざき)」です。
岬の突端にある「平安名崎灯台」は、中に入ることができる(有料)ので、ぜひ入ってみましょう。360度大海原という大パノラマは一見の価値があります。
来間島
ドライブの最後は、宮古島南側を西に向かいましょう。幹線の国道390号線よりも、海沿いを通る県道235号線のほうがドライブには楽しいでしょう。東平安名崎から15kmほど走ると「うえのドイツ文化村」という人気スポットがあります。さらに8kmほどで来間大橋です。
来間大橋は、宮古島と島の南西にある来間島を結ぶ全長1,690mの橋です。来間島では「竜宮城展望台」に行ってみましょう。竜宮城を彷彿とさせる3階建ての展望台からは真っ青な海と来間大橋はもちろん、東洋一といわれる「与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチ」を望むことができます。
まとめ
朝出発すれば、夕方までには島を一巡りして戻って来られると思います。ただし、途中のどこかで心を奪われてしまった場合はその限りではありません。
さあ、一日で宮古島を一巡りできるかどうか、試しに行ってみましょう。なお、宮古島には、大手を含めて10社以上のレンタカー会社があるので、クルマの調達に心配は不要です。(写真ACより)
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