那覇空港からわずか15分!おすすめの離島「瀬長島」
離島ブームに沸く沖縄
沖縄は、いくつもの島から成り立っている。昨今の離島ブームもあり、沖縄本島より離島に目を向け始めている観光客も多い。
離島と言うと、石垣島や宮古島など船や飛行機を使って行く島を想像しがちだが、沖縄本島から橋を渡って行くことができる離島も多くある。長い橋から見る美しい海が有名な古宇利島(こうりじま)は車で行くことのできる人気の離島だ。
古宇利島
しかし古宇利島へ行くには、空港から車でおよそ2時間かかるため、簡単に行ける距離ではない。那覇空港からは遠いものの、幸い古宇利島は美ら海水族館の近くにあるため、水族館へ行く予定のある方はついでに行くのがおすすめだ。
瀬長島
那覇空港から近い離島でおすすめなのは、瀬長島(せながじま)だ。空港から車でわずか15分という瀬長島は、最近になって新しい商業施設がオープンしたこともあり、一気に人気が高まってきた。
もともと空港に近く、飛行機の離着陸が間近に見られるということで一部の観光客には人気のあった瀬長島だが、2013年には沖縄では数少ない温泉施設である「瀬長島ホテル」が、2015年には「瀬長島ウミカジテラス」がオープンしたことにより、より多くの観光客が訪れるようになった。
瀬長島ウミカジテラス
「瀬長島ウミカジテラス」とは、グルメやショッピングなどが楽しめる大型複合施設である。傾斜地に立ち並ぶショップは、地中海のギリシャなどをイメージして建てられたという白壁の建物で統一されており、沖縄の青い海とのコントラストが美しい。
ウミカジテラスにある飲食店には、地元沖縄の野菜や特産品を使った料理を提供する店も多く、食事だけでなくサーターアンダギーやジェラートなどのスイーツも食べられる。また、沖縄発のクラフトショップなどもあり、お土産を買うこともできる。
ゆいレールの駅である赤嶺駅と「パレットくもじ」というデパートの前からウミカジテラス行きの無料のシャトルバスが出ているため、レンタカーなどを借りていない観光客も気軽に訪れることができるのも魅力だ。
瀬長島ホテルには温泉施設も
瀬長島にはビーチもあり、夏にはマリンレジャーも楽しめる。瀬長島ホテルに行けば、日帰り温泉に入浴することもできる。数種類あるお風呂の中でも特筆すべきなのは、「立ち湯」。その名の通り、水深約1.2mの湯船に立って入るという珍しいスタイルだ。
そこからはエメラルドグリーンに輝く海を眺めることができる。夕暮れ時には、美しい夕日を見ながらゆったりと浸かる温泉に癒やされること間違いなしだ。
渋滞には注意が必要
瀬長島は、車で15分と空港にも近いため、時間を気にせずゆっくりできるのも嬉しい。ただ、最近は人気観光スポットとなってしまったため、島から空港までの道が非常に混雑する。帰る際には時間に余裕を持って、最後に慌てることのないよう気を付けて欲しい。
(画像はイメージです)
出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)
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