沖縄の海を存分に楽しめるおすすめスポット
沖縄の美しい海を楽しむ
沖縄への観光客は年々増加している。そして、その観光客のほとんどは、沖縄の海を目当てにやって来る。沖縄の海は、本土の海とは比べ物にならないほどの透明度だ。さらに、沖縄の中でも北へ行けば行くほどその透明度は高くなっていく。美ら海水族館のある北部の海は、初めて見る人は感動するほどの青さである。
美ら海水族館
そんな沖縄の海を存分に楽しめるスポットを今回はご紹介しようと思う。まず初めに、沖縄に訪れた人のほとんどが訪れるという「美ら海水族館」。こちらは訪れたことのある人も多いだろう。最初に驚くのは、その敷地の広さだ。美ら海水族館は、海洋博公園という公園の中にあるのだが、その公園がとにかく広い。
ほとんどの人がレンタカーなどの車で訪れるため、駐車場がとにかく多い。自分の停めた場所をしっかりと覚えておかないと、帰りに大変なことになるので注意が必要だ。
その広い敷地内を周遊してくれる車も走っている。1日200円で乗り放題の電気遊覧車だ。停留所は園内に13か所あり、小さな子供連れやご年配の方はこちらを利用するのが便利だろう。
無料で見られるイルカショー
あと、もう1つ驚くのはイルカショーが無料で見られるということだ。イルカショーに使用されている「おきちゃん劇場」は、水族館の外にあり、チケットを持っていなくても見ることができる。時間が無く、水族館全部は回れないという時には、イルカショーだけ見て帰るということも可能だ。
ただ、2016年9月30日から2017年1月までは、イルカラグーンの改装工事のためにイルカ給餌体験は中止となる。隣のおきちゃん劇場で、ショーは見られるほか、イルカの観察会とふれあい体験は引き続きできるようなので、その時期に行くという人はそちらを楽しみにしてもらいたい。
エメラルドビーチ
海洋博公園内には海水浴場もあり、水族館に行ったついでに海水浴も楽しめる。エメラルドビーチという名前の通り、エメラルドグリーンが美しいそのビーチは「快水浴場百選」にも選ばれたほど水質もきれいだ。4月から10月まで海水浴を楽しむことができるため、水族館に行った際にはぜひ訪れてみて欲しい。
海が見えるカフェ
海洋博公園から車で5分ほどの場所にある、「cafe CAHAYA BULAN(カフェチャハヤブラン)」。窓越しに美しい海を眺めながら、食事やお茶が楽しめる海カフェだ。美ら海水族館にも近く、素晴らしいロケーションということもあり、常に混雑しているため予約をしてから行くことをおすすめする。
海中道路
うるま市にある海中道路も沖縄の海を感じられるスポットだ。名前を聞いただけでは、海の中に透明なトンネルがあるようなイメージだが、残念ながらそうではない。
海中道路は、沖縄本島から浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島へアクセスする道路として作られた全長5kmほどの道路だ。両側を海にはさまれたその道は、ドライブするには最高のロケーションである。
運が良ければ、横目にウィンドサーフィンや、カイトボーディングを楽しむ人たちの姿を見ることもできる。カイトボーディングとは、細長いパラシュートのようなカイトで風を受け、その揚力で水上をボードで走るマリンスポーツである。
水上を走るだけでなく、風の力で浮き上がったり、飛び跳ねたりもできる新しいスポーツだ。風を受けて自由に飛び回るその姿に、初めて見る人は目が釘付けになるだろう。
伊計島
海中道路を渡った一番奥に、伊計島がある。伊計島は人口およそ300人の、のどかな島だ。特に観光スポットがあるわけではないが、透明度の高い伊計ビーチは観光客にも人気の海水浴場だ。シーズン中は多くの人で賑わう。
このビーチを目当てに海中道路を渡る人も少なくない。地元の人も多く、あまり観光地化されていないので、ありのままの海を楽しみたいという人にはおすすめだ。
沖縄はその暖かい気候により、海開きの時期も驚くほど早い。1番早い所は、3月の初旬にはもう海開きとなる。平均では4月といったところだ。本土ではまだ上着が必要なシーズンでも沖縄では水着で泳げるというのも、南国ならではの楽しみ方である。ただ、海開きが終わったとはいえ、必ずしも暖かい日ばかりではないので、そのあたりは注意が必要だ。
海底遺跡
最後に、与那国島にある海底遺跡をご紹介しようと思う。1986年に与那国島の海底でダイバーによって巨大な1枚岩が発見され、それが人工的なものなのか自然地形なのかが調査されている。現段階ではまだその結果が出ていないが、ダイバーたちの間では「遺跡ポイント」と呼ばれ、与那国島の観光スポットの1つとなっている。
海に囲まれた沖縄は、海を楽しむスポットで溢れている。その数はとても紹介しきれるものではない。今回は多くの人が訪れる場所を紹介したが、逆にあまり知られていない、ひっそりと楽しめる場所を探してみるのもいいのではないだろうか。人手を避けるならば狙い目は、美ら海水族館以北がおすすめだ。
出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)
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