【小浜島】至れり尽くせりでお姫様気分...「ホテルニラカナイ」がまさにこの世の"理想郷"だった
フォトライターの鈴木サラサ です! 今回、わたしは小浜島へとやってきました。その目的は......
「ホテルニラカナイ」に宿泊すること!!!
「ニラカナイ」とは沖縄の海の彼方にあると言われる理想郷のこと。そんなホテルが小浜島にあると聞き、「そこに行けばどんな夢でも叶うというよ~♪(ゴダイゴ『ガンダーラ』より)」と鼻歌まじりの浮かれ気分でやってきました。
一体どんな場所なんだろうという期待9割と、「理想郷なんてちょっと言い過ぎたんじゃないの~?」という三十路の疑い深い気持ち1割で、小浜島へと到着。
しかし、そこで待ち受けていたものは、想像を超えるおもてなしの数々と美しすぎるユートピア! まさに理想郷でした。
目次
理想郷・ニラカナイに向かい出発!
石垣島離島ターミナルから高速船で約30分。
コハマブルーと称されるエメラルドブルーの海に高鳴る気持ちを抑えながら船を降りると、赤瓦の屋根がかわいい小さなフェリーターミナル。その前で、ホテルニラカナイのプラカードを持った運転手さんが出迎えてくれました。
ここからホテルニラカナイまでは、シャトルバスで約10分。サトウキビ畑が広がるとても静かな場所にあります。 島時間が流れるのんびりとした街並みを車窓から眺めていたら、あっという間にホテルニラカナイに到着!
フロント前ではホテルのスタッフさんたちが笑顔でお出迎えしてくれました。優しい微笑み、なんだか安心するなぁ。
約35万坪もの広い敷地内ですが、移動はらくらく! こちらの電動カートで移動します。
......いや、ちょっと待って、35万坪!?!? さすが理想郷。
東京ドーム約25個分だそうですが......とにかくまずめちゃくちゃ広いことだけはわかりました。
と、とにかく(あまりの規模に動揺)、カートに乗って敷地内の探検に出発!
エリアは大きく「ホテルニラカナイ」と「ホテルアラマンダ」の2つに分かれます。最初はホテルアラマンダから案内していただきました。
ラグーンを囲むラグジュアリーな大人なリゾート・ホテルアラマンダ
ホテルアラマンダのラグーンを囲むように佇むヴィラは、全室スイートルーム! オーシャンビューじゃなくて ''ラグーンビュー''なところが大人な特別感、漂ってます。 水上コテージのように建っているヴィラなんて、一度は泊まってみたい全女子の憧れですよね!
ハリウッドセレブが住んでそうな立派な邸宅に見えるこちらは、スーペリアスイートのお部屋。早速中へお邪魔しまーす!
きゃあああああヾ(*≧∇≦)〃!!!
なんて女の子好みのお部屋
扉を開けた瞬間にがっちり心を掴まれてしまいました......。
中はアジアンテイストの落ち着いた雰囲気で、三角屋根がかわいい! 64㎡の広々としたお部屋は、リビングと寝室が分かれているので家族や友だちと一緒にわいわい来たときでもしっかり休めそう。
キングサイズのベッドはふかふかだけど体が沈みすぎなくて、上質さが伝わってきます。
少し横になってみるとどこからかをなでる風を感じる...ああ召使いたちがうちわを扇いでいるのね......
「誰かトロピカルジュースも持ってきてちょうだい?」
......ってすみません、完全に南国の貴族気分になっていました(笑)
そんな優雅な寝室は差し込む光が優しく、朝もスッキリ目覚められそうです!
おや?
寝室にあんな立派なベッドがあるのに、リビングにもベッド?
こちらはデイベッドと言って、お昼寝専用のベッドだそう。
お昼寝専用って!!!
なにそれ優雅すぎる・・・今すぐこのベッドでお昼寝したい。 あまりの寝心地の良さに、寝室のベッドではなくここで眠るゲストも多いんだとか。(わかるわ~、寝てないけどわかるわ~)
デイベッドからの眺めが最高なのだから、テラスからの眺めも間違いありません。鮮やかな緑に、色とりどりのお花。赤瓦のかわいい屋根に、海と空のブルー。
そして...これが......
ラグーーンビューーー!!!
遠くの楽園に来た感じがしてテンション上がる~! 八重山諸島の島々も見渡せて......なんて気持ちのいいテラスなんだ!(展望台かよ)
テラス直結(!)の洗面所には、洗面台が当たり前のように2つあります。2つも必要かって?
野暮なこと聞かないでくださいよ、女子はこれだけでテンション上がるんです!(部屋にきてからもう上がりっぱなし)
ハーブの香りがいい! と人気のヘア&ボディケアのセットもありました。 イタリアの『ACCA KAPPA』という世界的人気ブランドです。特にシャンプーはクリーミーできめ細かい泡が特徴。自分ではなかなか買わないちょっとリッチなアメニティが使えるのも嬉しい~!
何から何までラグジュアリーでセレブ気分を味わえる、落ち着いた大人のとっておきホテルでした!
ロマンティックなアジアンリゾート・ホテルニラカナイ
お次はいよいよ今回のお宿、ホテルニラカナイのエリアへ。 ん? ここは小浜島?? なんだか南国の高級アジアンリゾートを歩いているような気分です。
わくわくしながら扉を開けると......
いちいちかわいいアジアンテイストの家具と木のぬくもりが落ち着く42㎡のゆったりとしたお部屋です。
そしてそして! 憧れのデイベッドがこちらにも!(歓喜)
すぐさま横に......(あくまで調査です) 190×190cm(!)の広々ベッドは、縦でも横でも自由な寝相でくつろげるので寝相の悪い私も安心。しかも、窓辺に設置されているので横になると空を見上げることができて気持ちいい!
夜、何気なくここで寝転んでみたら、無数の星が夜空に輝いていてお部屋がプラネタリウムのようでした!
子供の頃、寝る前に天井を見つめながら「ここがプラネタリウムならいいのになぁ」と思っていたのですが、実際に願いが叶ってみると興奮して寝られません(笑)
もちろんこの部屋の洗面台もマストで2台。そしてこの大きな鏡! 大きな鏡は常に正義。メイクをするにも、水着に着替えるにも、鏡は大きいほうが何かと便利ですよね♪
白を基調とした清潔感溢れるバスルームからは、緑が鮮やかなガーデンビューが望めます。
プライバシーを守りつつ開放感があり、バスタブも広々していてゆっくりお湯に浸かれそう。 アジアンテイストの落ち着いた空間で心ゆくまでのんびりできる、癒しのご褒美ホテルでした。
ビーチシャトルでプライベートビーチにGO!
ホテルニラカナイ・ホテルアラマンダには、プライベートビーチの「アガイティーラビーチ」があり、20分おきに出ているシャトルバス(無料)で行くことができます。
電動カートにビーチシャトル......荷物が多かったり女性だけの旅だったりしても、気軽に遊びに行けますね! ここにもホテル側のおもてなしの心遣いを感じます。
ホテルニラカナイ向かいのクラブハウスからビーチハウスまでは約3分。最終バスが22時10分発なので、夜のビーチでゆっくり星空散策もできちゃいます。
アガイティーラビーチに到着! コハマブルーが美しい穏やかな海と、サンゴのかけらや綺麗な貝殻が散らばる白い砂浜。この海を眺めているだけですべてが満ち足りる気がしてきます......。
ちなみにアガイティーラとは、八重山諸島の方言で「朝日」という意味。その名の通り、朝日が昇ってくるビーチでは、日の出を眺めながら楽しめる朝のアクティビティ も盛りだくさんです。
パラソルやビーチチェアももちろん完備。お子様用のライフジャケットの無料貸し出しがあり、ライフセーバーもいるので子ども連れでも安心して遊ぶことができますね。
バナナボートやビーチから出発するシュノーケルツアーなどのアクティビティも充実しています。
海を望むインフィニティプールなど、個性豊かな3つのプール
プライベートビーチだけでなく、ホテル内には3つの個性豊かなプールもあります。 まずはビーチの目の前にある『ビーチハウスプール』。プールの中に入るとそのまま海に続いているように見える、インフィニティプールです。オーシャンビューで開放感抜群!
ここのチェアに座って読書とかしながら、気づいたらあまりの心地良さにお昼寝しちゃったりして......うとうとと時間を忘れてみたい。
THE優雅。
ちなみにこちらのプール、水深が1.6mと深めなので全力で泳げます。お子様にもライフジャケットの無料貸し出しがあるので安心!
こちらはホテルアラマンダ内にある『ラグーンプール』。このインフィニティプールは、ラグーンに囲まれて大人のプライベート感満載! 夜にはライトアップされてラグジュアリーな装いになるそうです。
最後は、ホテルニラカナイのクラブハウス前にある『ガーデンプール』です。 お花と緑が美しいお庭に囲まれたファミリー向けのプールで、水深も1.2mと浅め。幼児用プールもあるので、小さな子どもがいる家族にはこちらがおすすめです。
私は朝食後に、ガーデンプールで日光浴しながらのんびり過ごしました♪ はぁ~贅沢な1日の始まりです。
楽しいビュッフェも至れり尽くせり♪ ホテルの絶品ごはん
敷地内に3つあるレストランですが、今回利用したのはホテルニラカナイのクラブハウス内にある「イリティダ」。朝・夕はビュッフェスタイル、お昼はアラカルトを楽しめます。 美味しいごはんは旅の楽しみですよね! 朝・昼・夕、まとめてご紹介しちゃいます!
黒糖フレンチトーストはマスト! 朝食は爽やかな朝日が差し込むレストランで
爽やかな光が差し込む店内には、朝から迷ってしまうほど種類豊富なメニューの数々が。おすすめは黒糖カレーと黒糖フレンチトーストだそう。
どれもこれも食べてみたくて......朝からボリューム満点!
ゴーヤチャンプルやにんじんしりしり、ゆし豆腐などヘルシーな沖縄料理を食べられるのも嬉しい。
そして無類のカレー好きな私ですが、この黒糖カレーは絶品......黒糖の甘みの中にスパイスの香りがふわっと広がって、子どもも食べられる大人の味という新しい感覚。お腹いっぱいなのにおかわりしてしまいました。
おすすめの黒糖フレンチトーストは、オーダーしてから焼きたてを盛り付けてくれます。黒糖の甘~い香りが漂っていて、満腹だったのにまたお腹がすいてきました。(まさに別腹)
紅芋モンブランのフレンチトーストをオーダー。
ああ...もう、食べる前から美味しいのがわかります......。 黒糖の香り豊かなメープルシロップがよく染み込んだふわふわトーストに、濃厚な紅芋のモンブラン。甘さ控えめでパクパク食べられちゃう! これもおかわりしたい!(食べすぎ)
ホテルオリジナルのアグー豚ロコモコで大満足ランチ
ランチはアラカルト。ゴーヤチャンプル定食や八重山そばなど定番の沖縄料理もありますが、今回はイチオシの「アグー豚ハンバーグ 小浜島ロコモコ」をいただきました。
ジューシーでボリューミーなのにペロリと食べられるのは、アグー豚ならではの脂の甘みとさっぱり感があるからでしょうか。赤ワインの風味が香るデミグラスソースはちょっと大人な味わいですが、ワインが苦手な方やお子様でも美味しく食べられるように、ケチャップを添える心遣いが嬉しい、そして優しい......(私はワイン大好き派)
セットのミネストローネも、野菜の甘みとトマトの酸味で優しい味わいです。ゴロゴロ野菜が入っていて、飲むというよりは食べるスープ! ぺろりと平らげ、大満足のランチでした!
島野菜にとろけるステーキ......沖縄の魅力たっぷりのディナービュッフェ♪
夜。1日めいっぱい遊んでお腹はぺこぺこ!
夕食もビュッフェと聞いてスキップしながらレストランへ向かいます。日中とはうって変わってムーディな雰囲気のレストランに並んでいたのは......
あー今回も食べきれないほど美味しそうなメニューのオンパレードだよ~! もう勘弁してください!!!(何が)
こちらは紅芋が練りこんである沖縄そば。見た目も鮮やか!
こちらは「琉球てこね寿司」。カツオ漁で忙しい漁師が、獲った魚をブツ切りにして調味料とごはんに混ぜ合わせ、手でこねて食べたのが発祥といわれています。 八重山でとれた新鮮なお魚と錦糸卵や薬味を好きなだけ盛れるのが楽しい!
本日のメインディッシュは沖縄県産ポークステーキ。シェフが目の前で焼いてくれます! お肉が焼ける音が最高のBGM。それだけで美味しいのが十分伝わってくるのに、シェフの鮮やかな手つきで美しく盛りつけられたお皿はもはや芸術品!
お肉がキラキラ輝きを放ってるし、付け合わせのハッシュポテトも見るからになめらかなきめ細やかさ。 なんかもう、万物すべてに「ありがとう」と言いたくなる気持ちです。(まだ食べてません)
そんなこんなで取りすぎた私のディナー。ポークステーキは甘みがあって柔らかく、口の中でとろけるお肉にパイナップル和風ソースの爽やかな酸味がベストマッチ! 私がプレートに盛っただけでも青パパイヤ、つるな、ハンダマ、ナーベラー、ゴーヤと、本土ではなかなかお目にかかれない沖縄野菜を使ったメニューがたくさん。
ヘルシーだし体に良さそうだし、たくさん食べても罪悪感なし! そして、なによりも一番嬉しかったのは......
なんと!「本日の泡盛」が飲み放題!!!
この日は私が1番好きな石垣島の泡盛「請福(せいふく)」が飲み放題でした~!(歓喜)
もちろんさんぴん茶やシークァーサーソーダなど、ソフトドリンクのラインナップも豊富です。 デザートには沖縄育ちの人気アイスクリーム店・ブルーシールのアイスが食べ放題!
メニューも毎日変わるので、滞在中何回来ても飽きません。
もうここに住みたい......。ごちそうさまでした!!
「自分だけの時間」を過ごせるホテルニラカナイの魅力
今回、ホテルを案内してもらいながら、最初は「こんな素敵なお部屋に一人で泊まるの、なんだかもったいないなぁ」と思っていました。
すると、ホテルニラカナイ宿泊支配人の氏江(うじえ)さんは、
「いいえ、お一人様こそ泊まっていただきたい。ホテルニラカナイは、あらゆる接触と距離を置いて一人でなんの気兼ねもなく、ただただゆったりとした自分だけの時間を過ごしていただくのにぴったりのホテルなんです」
とのことでした。
「自分だけの時間」という言葉に心がときめきました。
人工的な音が全くない自然の中にあるヴィラで、朝は鳥の声を聞いて目覚め、朝日を浴びて気持ちよくお散歩。海を眺めたりプールサイドでのんびりしたり、疲れたらデイベッドでお昼寝したり。夜は満天の星空を仰ぎ見ながら、ハンモックに揺られる......。
ただただ、ゆったりと過ごせる自分だけの贅沢な時間。そして、すれ違えば笑顔で声をかけてくれるスタッフの方々のあたたかさ。
初めて来た場所で初めて会ったはずなのに、昔から知っていたかのような安心感を与えてくれる笑顔に何度も癒されました。
氏江さんは「ここは理想郷と言う名の通り、どんなお客様のニーズにも応えていきたい」と言います。
いつもの旅行では、ホテルは旅の脇役で、部屋ではほとんど寝るだけのように遊びまわっている私ですが、「ここに泊まるために小浜島に来たい!」と思う瞬間が何度もありました。
おもてなしの心に溢れた、まさに理想郷。
ここに来たら誰でもお姫様、王子様気分が味わえますよ。私は、次は母を連れてお邪魔したいと思います。贅沢な時間を本当にありがとうございました
住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜東表2954
アクセス:石垣空港から路線バス・タクシーで石垣港離島ターミナルへ。高速船(約30分)で小浜島へ渡り、送迎バスで約10分。
電話番号:0980-84-6300
ホームページ: https://resort-kohamajima.jp/nrk/
ライター:鈴木サラサ
協力:沖縄県・(一財)沖縄観光コンベンションビューロー
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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