竹富島で島巡り!サイクリングで竹富島を楽しもう!
石垣島からフェリーで10分の竹富島は、1周が約9kmの小さな島です。島には乗り合いタクシーやレンタカーなどはなく、観光客が移動するときは町を巡回する巡回バスか、徒歩、レンタサイクルを利用します。中でも、島の隅々まで移動しやすいレンタサイクルは観光客に人気の移動手段です。
ここでは、竹富島でレンタサイクルを行っている会社やレンタサイクルで見ておきたいスポットをご紹介します。
店ごとに車種や料金が異なる
竹富島でレンタサイクルを扱っているのは、『友利観光』、『丸八レンタサイクル』、『竹富観光センター』、『新田観光』の4社です。このうち、竹富観光センターと新田観光は水牛車観光も扱っています。
友利観光
16~27インチまでの普通自転車、補助輪の付いた子ども用の自転車、また、電動自転車、チャイルドシート付きの電動自転車も扱っています。さらにカップルや家族、友達同士で楽しめる2人乗りと3人乗りの変形自転車を扱っています。
普通自転車にはチャイルドシートを付けることができますし、子ども用のヘルメットや雨が降ったときの合羽も無料で貸し出しています。
料金は最初の1時間の基本料金に、1時間を超えたところから5時間までは30分ごとの料金がかかります。5時間以上24時間までが1日料金となります。なお、ホームページにはクーポンがあり、印刷して持参するとよりお得に楽しめますよ。
竹富観光センター
水牛車観光も行っている竹富観光センターでは、普通自転車、2人乗りの変形自転車、マウンテンバイク、電動自転車の貸し出しを行っています。普通自転車と電動自転車にはチャイルドシートを付けることができます。
料金は最初の1時間の基本料金に、1時間を超えたところから30分ごとの料金がかかります。こちらも24時間までの1日貸しを行っていますが、1日貸しを利用できるのは島の宿泊者に限られています。
友利観光と竹富観光センターは基本的に事前予約ができません。友利レンタサイクルでは10人以上の団体利用に限り、予約をすることができます。
水牛車観光の有無、乗りたい自転車で選ぶ
水牛車観光をしたいかどうか、補助輪の付いた子ども用自転車、3人乗りの変形自転車、マウンテンバイクなど、限られたレンタサイクル店でしか乗れない乗り物に乗りたいかどうか、宿泊をするかどうかなど、それぞれのニーズに合わせてお店を選んでみてください。
★友利観光 公式ホームページ ⇒ http://tomori-kankou.com/
★竹富観光センター 公式ホームページ ⇒ https://www.suigyu.net/
★丸八レンタサイクル ⇒ https://painusima.com/163/
★新田観光(おきなわ物語)公式ホームページ ⇒ http://www.nitta-k.net/
自転車を借りたら、さあ観光へ!
レンタサイクルを借りたら、さっそく竹富島の観光地を尋ねてみましょう。3つの目的別に、おすすめの観光スポットを2つずつ紹介します。
竹富島を知る/重要伝統的建物群保存地区
赤瓦の屋根、石垣に防風林。レンタサイクルを借りたらまず目にするのが、国の重要伝統的建物群保存地区に指定されている集落の様子です。昔ながらの沖縄の建物が残されていますが、このような風景が残されているのは地元の人の努力あってのこと。また、赤瓦の上には、魔除けのシーサーを眺めることができます。
貴宝院・蒐集館
貴宝院は、日本の最も南にある浄土宗本願寺派の寺院で、重要伝統的建物群保存地区の一角にあります。蒐集館は貴宝院に隣接する資料館で、沖縄でかつて使用されていた硬貨や織機、民具や農具などを展示しています。
ちなみに沖縄では檀家制度がなく、お寺の運営はすべて資料館からの収入で行われているようです。御嶽(オン/ウタキ)信仰が根強く残る竹富島で阿弥陀仏を拝むことができるという点でも、めずらしいんですよ。
海で遊ぶ/コンドイビーチ
透き通った青い海と、きらきらと輝く白い砂浜。遠浅で波が穏やかなコンドイビーチは、竹富島を代表する海水浴スポットです。集落のあるエリアから自転車で、10分弱で移動することができます。
ビーチには、トイレやシャワーもあり、夏にはパーラーも営業します。例年、4月から10月頃まで海水浴を楽しむことができますよ。
カイジ浜(星砂の浜)
コンドイビーチに隣接する海岸ですが、潮の流れが速いこともあり、カイジ浜で泳ぐことは禁止されています。ここの砂浜には、星の砂と呼ばれる細かい海洋堆積物を見ることができるので、砂を手にとって星の砂を探す人の姿が見られます。
絶景を楽しむ/ンブフル展望台
ンブフル展望台は、竹富島で最も高い場所にある展望台です。ちなみに「ンブフル」とは、牛の鳴き声に由来しているようです。展望台といっても一見、民家なのですが、よく晴れた日には石垣島や西表島まで見渡すことができます。竹富小中学校の近くです。
西桟橋
コンドイビーチの北側、集落にもほど近い場所にある西桟橋は、国の登録有形文化財に指定されている桟橋で、夕日が美しいことでも知られています。この西桟橋は、戦後、竹富島の人々が西表島で農業を行うときに使用されていた港で、その後、港としての機能を終えました。
レンタサイクル利用の注意点
レンタサイクルは似たような自転車が多く、カギが設置されていないところもあります。目印を付ける、写真を残しておくなど、自分が乗っていた自転車の場所を正確に覚えておく工夫が必要になります。
竹富島は、紫外線量がとても多く、日射病や熱射病対策が欠かせません。うっかり対策を忘れると、日焼けを通り越してやけどのような状態にもなりかねないので、日焼け止めや紫外線対策を十分に行う必要があります。
また、内地にようにすぐ近くにコンビニエンスストアや病院がありません。水分は事前に用意するのが賢明ですし、危ない場所や禁止されている場所に入らないなど、ルールをきちんと守ることが大切です。
さらに、自然が豊富に残る八重山地方ですが、動植物を勝手に採集してはいけません。中には強い毒を持つ生き物もいるので、注意が必要です。
注意点やルールをよく守った上で、竹富島の景色をたっぷりと楽しんでくださいね。(画像は写真ACより)
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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