満天の星に息をのむ!石垣島でしか体験できないプレミアムな星空ツアー
石垣島といえば原生的な亜熱帯のマングローブ林とサンゴ礁の海が有名ですが、夜もその自然が私たちを魅了してくれます。それは都会では見ることのできない満天の星。
実は石垣島は、岡山県井原市美星町、長野県南牧村とともに、天文学者が選ぶ「日本三選星名所」に選ばれるほど星空の美しい場所なのです。
星に一番近い島、石垣
北緯24度20分に位置する石垣島は、日本最南端の八重山諸島に属しています。つまり日本で1番赤道に近い場所だということ。また、空気が非常に澄んでおり、ジェット気流のルートから外れているため、大気のゆらぎがないことも特徴。星の観測にぴったりです。
そんな石垣島では、本州ではお目にかかれない星座も多く見ることができます。観測できる星座は、全88星座のうち、なんと84星座。最も明るい1等星にいたっては、全天にある21個をすべて網羅できます。
また、石垣島は星文化の宝庫。八重山地方では300年ほど前から星座を観測し農耕に活かし、そのことを示す「星図」と呼ばれる古文書も現存しています。星にまつわる民話や古謡も多く残されており、「南の島の星まつり」が毎年開催されています。まさに「星に一番近い島」なのです。
島内には360°地平線が広がる全天パノラマビューの星空スポット「星空ファーム」や、らくがきプラネタリウム体験などができるテーマパーク「星空ビレッジ」があります。
さらに、前勢岳にある「石垣島天文台」は、自然科学研究機構国立天文台や琉球大学などが運営する研究施設。九州・沖縄地方で最大級の光学赤外線望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」による観測を行っています。昼間に施設見学(予約不要)ができるほか、土・日・祝日の夜に「天体観望会」(要
電話予約、TEL:0980-88-0013)が開催されています。
季節ごとに見られる星空が変化
星の南中時間は毎日4分ほど早くなり、1年で1周します。つまり、四季折々の星空を楽しむことができるのです。季節ごとにおすすめの星空鑑賞をご紹介しましょう。
春は、なんといっても南十字星がおすすめ。石垣島の属する八重山諸島は、日本で唯一、南十字星を楽しむことができる場所なんですよ。
夏に夜空を覆い尽くすのは、満天の天の川。八重山地方の方言では、天の川のことを「ティンガーラ」と呼ぶそうです。石垣島は、国内で最も広く天の川を眺めることができる場所のひとつ。実にロマンティックですね。
冬には、カノープスという星が観測できます。1等星の中でも北半球では観測することが難しいこの星は、見つけると長生きできるといわれているとのこと。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
石垣島ならでは星空に息をのむ
このように石垣島では、季節に応じてさまざまな表情の夜空を見ることができます。そしてそれは、石垣島ならではのプレミアムな夜空。
南の島で、夜空を埋め尽くす星の光に息をのむ。波の音を聞きながら満天の星を眺めるという贅沢なリラックスタイムを堪能することもできます。きっと忘れられない素敵な体験となるに違いありません。
あなたもぜひ石垣島で星空観測をしてみてはいかがでしょうか。
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