石垣島の雨を楽しく過ごす! おすすめ雨の日プラン5選
石垣島は降水量の多い島です。梅雨は5月初旬から中旬に始まり、6月中旬頃まで続きます。しかし、1日中雨が降り続くことは少なく、短時間で通り過ぎる激しい雨が降ることが多いので、観光旅程にはそれほど気を使わなくてもよさそうです。
とはいえ、事前に雨の場合の過ごし方も計画しておけば、より安心です。ここでは、雨が降っても楽しめるスポットをいくつかご紹介します。
雨でもまったく問題なし!島の成り立ちがわかる「石垣島鍾乳洞」
石垣島鍾乳洞はサンゴ礁から生まれた鍾乳洞です。20万年もの時間をかけ、自然の力がつくり上げた地底空間では、変化に富んだ形や色の鍾乳石が見られます。
洞内には「石柱の誕生」、「乙女御殿」、「神々の彫刻の森」、「トトロ鍾乳石」などと名付けられた、数多くの見所があります。鍾乳石から滴る水の音に耳を澄ませながら、探検気分で地底世界の風景が楽しめます。イルミネーションが施されたエリアは特に幻想的です。
全長は秋芳洞と並ぶ3.2km、そのうちの約660mが公開されています。市街地から車で約8分。所要時間は30分程度、気軽に楽しめるスポットです。
石垣島の伝統工芸品「みんさー織」を知る「みんさー工芸館」
みんさー織は、木綿を素材とした平織りの織物で、石垣市と竹富町でつくられています。女性から男性に贈る藍色の織物が起源で、5つと4つの絣柄を組み合わせた模様が特長です。これには「いつ(5つ)の世(4つ)までも末永く」という意味が込められています。
みんさー工芸館ではみんさー織りの歴史がわかる資料展示室の他、手染め、織り作業も見学できます。
別館の体験コーナーでは、みんさー織りの機織り機を使い、コースターやテーブルセンター、タペストリーがつくれます。所要時間は最短20分から5時間まで。離島ターミナルから車で約10分なので、旅程に合わせた制作体験が楽しめます。
陶芸工房でオリジナルのシーサーづくりを体験!
雨の日に限らず観光客に人気なのが、陶芸体験でつくるシーサーです。
体験工房はいくつかありますが、市街地に近く、八重山初のシーサー工房として知られているのが「シーサーの森・とうげん」です。制作時間は30分から1時間。2500円から。
川平の「川平焼凛火」では、あらかじめつくられたシーサーの胴体を使い、顔や頭を自由につくります。ペアシーサー3500円、少し大きめのシーサーが2800円~。壁掛け型や香炉、灰皿、ちょきんばこ型も制作可能で、大人も子どもも楽しめる工房です。
三線体験教室、1時間であの曲が弾けるかも?
石垣島一番の品揃えを誇る「三線ショップ島風(しまかじ)」では、初心者を対象とする三線体験教室を実施しています。三線の本場で本格的な三線を触ってみるのも、旅の良い思い出となります。
体験レッスンは約75分。短い時間ですが「花」、「涙そうそう」、「安里屋ユンタ」、「島人ぬ宝」などから好きな曲を選び、弾けるようになるということです。料金は1300円。予約制ですが、当日でも空きがあれば体験可能です。
石垣島の具材を使ってつくる「手作りラー油体験」
「手作り体験工房ゆんたく」では、好きな具材を混ぜ合わせ、オリジナルのラー油をつくれます。具材は八重山産、石垣島産のものを中心に約30種類。費用は1500円で2本。1年間有効のマイレシピ無料登録をすれば、旅の後も同じ味のラー油が購入できます。
以上、代表的な雨の日プランを紹介しましたが、天候に関わらず楽しめるスポットはまだまだありそうです。石垣島なら雨が降っても大丈夫、むしろ雨だからこそ楽しめた!といえる旅にしたいですね。
(画像はpixabayより)
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