サンゴ礁の上のウサギの島!?数百羽ウサギが住む嘉弥真島
嘉弥真島は沖縄県の八重山列島の中にある面積0.39の島で、沖縄県の資料では有人島になっていますが実質は無人島です。嘉弥真島と書いて「カヤマジマ」と読みますが、「加屋真島」と表記されることもあります。
全国津々浦々に島はありますが、有人島もあれば無人島もたくさんあります。全国で無人島だけでも6000を超えるといわれています。無人島といえば、テレビ番組でのサバイバル脱出企画や無人島生活などの企画が有名ですが、一般人には敷居が高いと思われがちです。
地権者への許可は必要なのか、無人島なのに交通手段は整っていないのではないかなど疑問もあるでしょう。
しかし、無人島でも観光無人島という観光化されている島もあります。観光無人島ならば上陸しやすいです。
嘉弥真島も観光無人島の一つです。旅行会社が主催するツアーなどで簡単に上陸することができます。
小さな島でまず出迎えてくれるのは、ウサギです。なんと嘉弥真島には数百羽ものウサギが生息しており、心を和ませてくれます。「ウサギの島」として有名な島です。
天然記念物のオオヤドカリなど珍しい生物も生息しており、日本最大といわれるサンゴ礁が広がります。
また、鳥の営巣地や越冬地ともなっています。子どもの教育旅行先としても意義深い島で、人間と自然のあり方を学べます。
数百羽のウサギが住む嘉弥真島での楽しみ方
無人島と聞いただけでワクワクする人も多いでしょう。小浜島から約2km、最高標高19mの平坦な島にはどんな世界が待っているのでしょうか?楽しみ方をご紹介します。
ウサギと戯れる
ツアーを利用する際、ツアー料金の中にウサギのエサが含まれていることが多いです。野生のウサギですが、観光に来る人も多いため人慣れしています。特にエサを与えるとなれば、ウサギが団体で押し寄せてきてとても可愛らしいです。
島内散策
島はとても小さく、散策といっても時間はかかりません。人が通ることのできる道はできています。一番標高が高い場所も山という程ではないので行きやすいです。島の全体を見ることができますし、小浜島も見渡せます。珍しい植物や生き物と出会うなど、発見も多くあることでしょう。
シュノーケリングやダイビング
南国ならではの美しい海で海水浴も魅力的ですが、嘉弥真島に来る第一の目的がシュノーケリングやダイビングだという人が多いです。嘉弥真島は自然の宝庫であり、周囲はサンゴ礁のためダイビングやシュノーケリングには打ってつけです。綺麗な熱帯魚もたくさん泳いでいます。
キャンプ
嘉弥真島は無人島ですが、トイレやレストハウス、シャワーなど最低限の設備は備わっているためキャンプが可能です。無人島でのキャンプ自体がとても心躍る体験ですが、夜になると素晴らしい光景を目にすることができるでしょう。満天の星です。星座を見つけてみるのも楽しいでしょう。
ウサギも有名ですが、カモメも多い嘉弥真島。カモメの縄張りに近づくと威嚇されることもあります。また、絶滅危惧種や天然記念物に指定されている生き物も生息しています。人間の手が加わることなく自然のままの状態を見ることのできる島です。無理に生き物に触れようとせず、そっと離れて見るようにしましょう。
嘉弥真島へ行こう!
嘉弥真島はウサギ好きの人や自然派の人には絶対オススメする無人島です。都市の何でも手に入る生活は便利ではありますが、不便で何もない無人島で自然に身を任せてみる時間も贅沢だと感じられるはずです。
ただ、自然や生物を保護するために、きちんとルールを守りましょう。
まとめ
小さな島ですが楽しみ方は色々あるので、各自思い思いに嘉弥真島で時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
旅行を検索する
- 企画ツアー
- 航空券+ホテル