意外と穴場!?行っておきたい石垣島の鍾乳洞
美しい海で遊ぶのがメインなのに暗い洞窟なんて、と思ってしまうかもしれませんが、石垣島には観光できる3つの鍾乳洞があり、珊瑚でできた鍾乳石がキラキラして綺麗なんです。
洞内は年中一定の温度22~23度を保っていて、地元の方は酒瓶や塩漬けを置く場所にしています。鍾乳石の成長速度は、日本では一番早く3年に1mmです。
1.石垣島鍾乳洞
石垣島鍾乳洞は市街地から近くて、天候が悪い時やちょっと時間が空いた時、暑くて涼みたい時など手軽に行く事ができます。
石垣島で最大、日本国内では6番目の規模の鍾乳洞です。全長3.5kmのうち約660mが公開されており、全部見て回るのに30分ほどかかります。足元は整備されていてサンダルでも大丈夫。人があまりいないのでゆっくり見て回れます。
竜宮城のような入口を入るとヤシガニや蝶がお出迎え、洞窟に一歩入ると魅力的な地底世界に降り立ちます。泡盛の酒瓶が並んでいたり、幻想的にライトアップされていたり、キラキラしたイルミネーションやトトロの形の鍾乳石などもあったりで、楽しく見学できるでしょう。
滴り落ちる水のしずくが奏でる「水琴窟」、広い空間に現れる「神々の彫刻の森」、緑がかった綺麗な泉の「長寿の湖」や昔海の底だったため「サンゴやシャコ貝の化石」などの見所が多くて飽きません。
鍾乳洞の周囲には、石垣市蝶オオゴマダラのミニハウスがあり、パイナップル、マンゴー、ドラゴンフルーツなどの熱帯果樹や亜熱帯植物が植えられていて散策を楽しめます。
石垣島の特産品やお土産を販売する石垣島物産館・沖縄の家庭料理が楽しめる食堂・シーサーの着色、ドリームキャッチャーストラップ作りなどの体験教室もあります。
石垣島鍾乳洞入場料の割引クーポン券を手に入れてお得に観光しましょう。空港、観光案内所、ホテルのロビーには割引券が置いてあります。無料券が付いているツアーもありネットでも手に入れることができます。
【基本情報】
名称:石垣島鍾乳洞
住所:石垣市石垣1666
アクセス:石垣市内から車で8分
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休
料金:大人1080円 小人540円(20%割引券使用大人860円小人430円)
ホームページ⇒http://www.ishigaki-cave.com
2.サビチ洞
鍾乳洞を出ると海に出られるのが売りのサビチ洞。大きな入口を入るとの左手に大ウナギの住むという池があり、鯉や亀が泳いでいます。
思ったよりも広い空間が続き、足元は整備されていて歩きやすいです。洞内は薄暗く、泡盛の酒瓶や骨壺など置かれ、コウモリが住んでいて少し不気味。しかし、とりわけ明るい沖縄民謡が流れていて怖さを吹き飛ばしてくれます。
短い鍾乳洞で入口から10分ほどで出口です。出口の先の道は二股に分かれていますが、どちらも海に出ます。周囲は岩がそそり立ち、岩の間を抜けていくと、満潮時には水没する小さなプライベートビーチがあります。
反対方向に階段を行くと、少し広いビーチに着き、目の前に思いがけないほど綺麗な海が広がります。冒険しているような感覚になる面白い鍾乳洞です。
【基本情報】
名称:サビチ洞
住所:石垣市伊原真85-44
アクセス:石垣市街地から40分空港から30分
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休
駐車場:無料
料金:大人1250円 小人600円
3.八重山鍾乳洞
石垣島鍾乳洞のすぐ横にある鍾乳洞です。7万坪の敷地は約3億年前に隆起したそうで、園内はサンゴの道が入り組み、鍾乳洞がいくつも口を開けています。最大の龍神鍾乳洞はバンナ岳から海まで8km続き、その内の300mを開放しています。
大小の鍾乳洞と動物園、植物園が併設されている施設ですが、あまり整備されていないので自然のままの鍾乳洞を探検したい方にはお勧めです。かなり薄暗いです。
【基本情報】
名称:八重山鍾乳洞
住所:石垣市石垣1601
アクセス:石垣市街より車で5分 空港より車で30分
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休
駐車場:無料
料金:大人1000円 小人700円
鍾乳洞を訪れる観光客は少ないですが、かえって穴場で、一味違った石垣島を見られます。時間があったら是非訪れてみてください。一見の価値ありです。(画像は写真ACより)
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