気軽に魚たちと遊べる!波静かな米原ビーチ
石垣島は亜熱帯に属し、陸上も海中も本土とは全く違う動植物に満ちあふれています。道端に植えられた樹木、ひらひらと飛ぶチョウ、砂浜で見かけるカニやイソギンチャク、ヤドカリなど、どれも天然記念物。
今まで見たこともないような豊かな海と美しいビーチに囲まれた石垣島。その石垣島のビーチの中でも特に生物にあふれ、いろいろな楽しみ方ができる「米原ビーチ」をご紹介します。
米原ビーチ
石垣島の島民にも観光客にも一番人気のあるビーチが、米原ビーチです。全長1kmの天然のロングビーチで、ホテルのビーチのような派手さはありませんが、ゆっくりと海を楽しみ、自然を楽しむには最適なビーチです。
遠浅な米原ビーチは、シュノーケリングが波打ち際で出来ます。膝ほどの深さのところでもたくさんのサンゴと魚たちが見られ、まるで水族館のよう。干潮の時はサンゴや岩が水面から出てしまうので泳げませんが、魚たちを見るのにはちょうど良く、子供が小さくても安全に楽しめます。
浜から100mほど沖に泳ぐとリーフエッジ(リーフの切れ目)になり、大型の魚を見ることができます。さらに沖合1kmほどにダイビングスポット「米原ダブルリーフ」があり、ウミガメやマンタ、サメなどと遭遇できます。
リーフカレント(離岸流)が速く危険な場所は注意が必要です。海に向かって左側は流れが緩やかで比較的安全ですが、'ハブ・クラゲネット'は設置されていません。
米原ビーチへのアクセス
空港からは国道390号を北上、左折して県道211号、右折して県道209号、そのまま県道87号を進み、於茂登トンネルを抜けると東シナ海が見えてきます。県道79号を左折すると米原ビーチはすぐそこです(30分ほどで到着)。
市街地からは、県道79号を海岸線に沿って進む行き方だと40分、県道87号を北上し県道79号を左折する行き方だと、30分で到着します。米子焼のかわいいシーサーがたくさんオブジェのように飾ってあるので、目印になります。
米原ビーチの駐車場は有料で500円(隣の米原キャンプ場には無料の駐車場あり)。駐車場にはシュノーケルのレンタルショップがあります。シャワー付き更衣室(200円)や、トイレも完備しています。
米原ハザードマップ
米原ビーチの近くのマリンショップ「ジェリーフイッシュ」は、「米原ハザードマップ」という画像をTwitterにアップしているので、リアルタイムで米原海岸の海の様子や潮の満ち引き、天候などの情報を知ることができます。
米原ハザードマップ http://beach.yaeyamahazardmap.com/
米原キャンプ場
米原キャンプ場には無料の駐車場、更衣室、トイレ、シャワー、BBQ場の設備があります。駐車場には5~6台止められます。設備が整っているので人気があり、夏の夜ともなればビーチパーティーで大賑わいになります。
米原ビーチでの注意事項
ビーチの入り口にリーフカレントのある場所が描かれた看板があります。良く読んで危険なところには近寄らないようにしましょう。
干潮の時などサンゴを折らないように気を付けてください。また、クマノミなどの熱帯魚を捕まえないようにお願いします。毒を持つ生物も多く、むやみに素手で触らないようにしてください。
砂の持ち帰りも禁止されています。
遊泳禁止の場所ですので、遊んでいる子供から目を離さないようにしてください。
急に深くなるところや流れが急になるところなど危ないところも多いので、必ずバディを組んで楽しんでください。シュノーケルセットとライフジャケットを着用すると安全です。監視員はいないので自己責任でお願いします。
また、サンゴや貝のかけらで足やすねなど傷つくことがあります。足の裏を傷つけないようにマリンシューズを履かれることをおすすめします。
石垣島の紫外線はたいへん強く、油断していると火傷のように水膨れになってしまいます。米原ビーチに日影はあまりなく、レンタルのビーチパラソルもありません。
日焼け、熱中症対策を怠らないようにしてください。長袖ラッシュガードと海用レギンス、帽子、サングラス、日焼け止めは必要です。朝方や夕方に遊ぶのもオススメです。
駐車場の売店では、飲み物とカップラーメンが置いてありますが、飲食店は近くにないので、飲み物や食べ物を用意してから行きましょう。ビーチの清掃は地元のボランティアが行っています。持ち込んだゴミは必ず持ち帰ることを、忘れないでくださいね。(画像は写真ACより)
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