非日常を求めて旅に出よう!日本最西端の与那国島へ
与那国島は日本で最も西に位置しており、与那国島の地を踏みしめると、「はるか遠くまでやってきた」という気持ちがわき上がってくるのではないでしょうか。
新石垣空港から飛行機で約30分の与那国島は、小さな島ではありますが、豊かな自然に恵まれており、訪れる人々を魅了します。ここでは与那国島ならではの魅力や見所についてご紹介しましょう。
「日本最西端の碑」が建つ「西崎(いりざき)」
与那国島は、日本で最も西に位置する島として知られていますが、与那国島の中でも最も西に位置しているのが「西崎(いりざき)」です。沖縄の方言では、「西」の方角のことを「いり」と呼んでいます。
高台に位置する西崎には、西崎灯台や展望台があるほか、「日本最西端の地」の碑もあります。日本最西端の地であることから、西崎からは日本で最も遅い夕日を眺めることができます。
また、西崎から約110kmのところには台湾があり、年に数回ほど、条件に恵まれると台湾を望むことができます。
のどかな雰囲気が特徴的な「東崎(あがりざき)」
与那国島の東の端には、高台の上に牧草地が広がる「東崎(あがりざき)」があります。沖縄の方言では、「東」の方角のことを「あがり」と呼びますが、これは、東から太陽が「あがる」ことが由来となっています。なお、西を「いり」と呼ぶのは、太陽が西の方向に沈むため。
広々とした牧草地では、与那国島に生息する「与那国馬」を眺めることができ、のどかな雰囲気が感じられます。さらに先へと向かうと、展望台と灯台があり、遠くまで広がる海を眺めることができるのです。
ダイバーたちを不思議な世界にいざなう「海底遺跡」
与那国島にはダイバーの間では有名な、ダイビングスポットの「海底遺跡」があります。海底遺跡は「人工的な遺跡」という意見と、「自然の地形」という意見に分かれており、現時点ではどちらが正しいのかは定かではありませんが、いずれにせよその不思議とも言える地形は、ダイバーたちを魅了するものであることに違いはありません。
海底遺跡は全長約100m、幅約60m、高さ約25mと広い範囲にわたっており、遺跡の中には、門や階段のようなもの、はたまたカメのような像やモアイ像のようなものがあり、さまざまな想像をかき立てられます。
ハンマーヘッドの群れは圧巻!「ハンマーヘッドロック」
そのほか、与那国島の有名なダイビングスポットとして「ハンマーヘッドロック」があります。ハンマーヘッドロックでは11月頃から5月頃にかけて、サメの一種である「ハンマーヘッドシャーク」に遭遇しやすくなります。ハンマーヘッドシャークは、「シュモクザメ」とも呼ばれていますが、群れをなす性質があり、場合によっては100匹を超える群れに出会えることがあります。
ハンマーヘッドロックは、水深30m前後で流れもきついことから、中級者以上のダイビングスポットとなりますので、ダイビング初心者の方は注意が必要です。
まとめ
日本で最も西に位置する与那国島は、南国ならではののどかな雰囲気が楽しめるのはもちろんのこと、ダイバーにとって魅力的な島でもあります。非日常的な体験を求めて、与那国島へと足を運んでみませんか。
(画像は写真ACより)
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