季節別!石垣島の楽しみ方
石垣島の魅力は夏の海だけではありません。どの季節でも楽しめるハートフルな南の楽園なのです。
1年間、いつ石垣島に行っても豊かな自然や石垣島ならではのイベントがあります。
季節別の石垣島の楽しみ方をまとめてみました。
石垣島の冬
1月はカウントダウン、初日の出、初湯、鏡開きなど新年の行事で盛り上がります。ウニムーチーというおもちを健康と無病息災を祝って食べる伝統行事もあります。
石垣島フルマラソン大会&石垣牛まつりが開催され、石垣島の自然を感じながら走るフルマラソン、石垣牛に代表される極上の石垣島料理、島民が大事にしてきた伝統芸能などをじっくり味わえます。
石垣島の桜は寒緋桜という種類で1月に満開になり島の各地で桜まつりが行われます。柑橘類の「タンカン」が旬を迎えます。酸味が少なく甘みが強い爽やかな味わいです。
石垣島の近海にザトウクジラが出産子育てにやって来ます。4月までの間は、ホエールウォッチングツアーの季節です。巨大な体で、ジャンプしたり尾びれをたたきつけたりと、迫力満点のクジラを見ることができます。
海で遊ぶのにはまだ寒いですが海の透明度が良いのでグラスボートで海の中を覗いて楽しめます。観光客はまだ少なく静かに砂浜で散歩などするのも良いかもしれません。
2月は、プロ野球千葉ロッテマリーンズのキャンプが始まります。島民との交流会や他のプロ野球チームとの練習試合を観戦できます。
石垣島の春
3月中旬になるとフサキビーチとマエサトビーチで日本一早い海開きが開催されます。マンタポイントにマンタが現れ始めます。コブシメの求愛のシーズンが始まり、メスをめぐる威嚇、サンゴへの産卵など見ることができます。
モズクの収穫が6月まで続きます。日本のモズクの8割は沖縄産だとか、ぷりぷりでおいしいモズクを堪能してください。
4月、でいごの花が咲き春本番となります。海開きを終えたビーチでは、監視員が常駐し、海で遊ぶ用意が調います。気温は27度を超え、夏日になることもあります。春休みか終わってからゴールデンウィークまで観光客がぐんと減り、旅行代金は最安値になります。
5月の連休明けからは梅雨の季節になりますが、本土の梅雨のようにじめじめした感じではなく、スコールのようにザーと降ってパッと止むような明るい梅雨です。
5月8日はゴーヤの日、沖縄野菜の代表ゴーヤの収穫が最盛期となります。パイナップルの収穫が始まります。石垣島の完熟パイナップルはたいへん甘くジューシーで芯までおいしく食べられます。
石垣島の夏
6月上旬は梅雨ですが、下旬には、梅雨が明け、カラッと晴れた青空、真っ青な海、白い砂浜と待ちに待った石垣島の夏が来ます。まだ観光客は少なく一番おすすめの時期となります。
海に差し込む太陽の光が強くなりサンゴや熱帯魚たちが色鮮やかになります。かわいい幼魚たちも群れをなして泳ぎ回ります。台風は来ないので穏やかな安定した海を楽しめます。
ハーリー大会は石垣港八重山漁業組合が取り仕切る海の豊漁と安全を祝う祭りです。一般の方も参加でき、色々なハーリー大会で大いに盛り上がります。
トロピカルフルーツの王様、マンゴーのシーズンが始まります。完熟で収穫される石垣島のマンゴーは大きくて甘くて、ジェラート、ジュース、プリン、ゼリーとデザートには欠かせない素材です。
7月は台風がちらほら来出す時期です。10月までは気が抜けません。台風情報をチェックしてから旅行にお出かけください。
新栄公園でオリオンビアフェスタが開催されます。オリオンビールを飲みながら、島出身アーティストによるライブ、花火大会など楽しめます。
サガリバナが咲き始めます。夏の夜だけ咲く花で、ねむの木のように細い花弁が色鮮やかに連なって下がり、甘いにおいを漂わせます。散るときは花ごと落ち、水に乗って流れていきます。
ハブクラゲ注意報が出るのでハブクラゲ侵入防止ネットのあるビーチで遊ぶようにします。ハブクラゲは日本近海では特に危険なクラゲで、刺されると死亡に至るケースもあります。さされたら、すぐに食酢をかけ触手を取り除き、医療機関にかかりましょう。
8月に行われる「南の島の星まつり」では、町中の明かりを消して公園で星の話を聞いたり、南十字星、天の川、人工衛星、流れ星などを観察したりできます。
石垣島は日本全国でも最も星がきれいに見えるので「星の島」といわれています。国立の天文台が設置され施設を一般に開放しているのでぜひ訪れてください。
真夏の浜辺の砂は、たいへん暑く、サンゴや貝のかけらで足を怪我し易いので、ビーチサンダルやマリンブーツなどを必ず履いてください。日焼け対策も忘れずに。
トロピカルフルーツの代表格、甘酸っぱい味のドラゴンフルーツが収穫時期を迎えます。ジェラートやジュース、サラダにして食べます。
9月になると大型台風が来るようになります。旅行者は天気予報と台風情報が気になります。
海では、マンタが繁殖期を迎えます。マンタポイントのマンタの数がピークになりときには10枚以上のマンタが見られます。浅い海域なので体験シュノーケルや体験ダイビングの初心者でもマンタの迫力を楽しむことができます。
石垣島の秋
10月になると秋の気配がしてきます。野外で楽しむスポーツのゴルフやサイクリング、キャンプ、バーベキューなどの活動がおすすめ。浜辺でキャンプをしながら、石垣牛のバーベキューを堪能し、夕日を眺め、暗くなってからは満天の星を観察するという贅沢な体験ができます。
気温も水温もまだまだ高いので、海は遊泳可能です。様々なマリンアクティビティーを楽しめます。
11月には石垣島最大の祭り「石垣島まつり」が2日間にわたって開催されます。島出身のアーティストのライブや子供たち、有志によるパフォーマンス、花火大会、模擬店と大いに盛り上がります。
石垣島には車エビの養殖場があり、車エビが旬を迎えます。刺身、から揚げ、エビフライとグルメをうならせるおいしさです。
海は泳ぐのには少し寒い季節になりますが、体験シュノーケルや体験ダイビングなどはウエットスーツを着るのでまだまだ楽しめます。爽やかな風に吹かれてカヤックやスタンドアップパドルサーフィンなどもおすすめです。
石垣島の冬
南に位置する石垣島は全天空のほとんどの星座を見ることができます。特に空気が澄んでくる冬は星空観察に最適です。バンナ岳にある天文台の見学と星空観察会に参加してみましょう。
12月限定の柑橘類「あまSUN」が旬となります。温州ミカンとバレンシアオレンジの交配種で「天草」という品種です。販売期間は3週間しかない幻の高級ミカンです。
ダイビングは、北風が吹き海が荒れるので、離島の竹富島や黒島周辺のポイントがおすすめ。海の中は寒いのでドライスーツを着用します。水温が下がるとプランクトンが減り透明度が増します。
竹富島の周辺では磯マグロがグルクンを捕食しようと追いかけ、グルクンは食べられまいと必死に逃げ回るという迫力のあるシーンを見ることができます。
黒島の近くではプランクトンやオキアミを捕食するマンタが見られます。大きな口を開けてかなりのスピードで泳ぐ様は迫力満点です。
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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