パワーが満ち満ちる!石垣島おすすめのパワースポット
コバルトブルーに輝く海、美しい珊瑚、南国リゾートならではの雰囲気と、地球の神秘を感じられる手つかずの自然、この土地ならではの伝統文化と、システマティックな日常生活に疲れた身には、訪れるだけで自然と生命力が注入されていく、芯から浄化されパワーがみなぎっていくように感じることができる石垣島ですが、とくに最近人気で注目を集めているパワースポットもあちこちに存在します。
ここでは、そうしたスポットをいくつか紹介しましょう。
南国リゾートでパワースポットを発見!
まず挙げておきたいのは、日本で数少ない黒真珠の生産地であり、ミシュランガイドで三つ星を獲得した絶好の景勝地でもある「川平湾」です。この付近には17世紀半ばに創建された川平観音堂など神秘的なパワースポットが多くあります。砂浜に出たグラスボート乗り場の裾にある「浜崎御嶽」、村の雨乞いや結願祭が行われる消防署付近にひっそりとある「赤イロ目宮鳥御嶽」、ラ・ティーダ石垣島や底地ビーチ手前の道路沿いにある「山川御嶽」などです。山川御嶽の裏手にある小高い山は、昔から神の宿る山として村民に遙拝されてきた場所といわれています。
さらにここから貝塚案内看板の道を行くと、「群星御嶽」があります。ここは豊年祭が開かれる場所で、神を迎え感謝する大切な場所として古来守られてきました。
また、伊原間公民館と消防署の脇にある小道を抜けた先、伊原間集落東に広がる白砂のビーチ中ほどに見える「巻石」も有名なパワースポットです。その昔大津波で運ばれてきたとされ、不思議な渦を巻く模様がはっきりと浮き出た岩となっており、これに触れると子宝に恵まれるといわれています。
島の恋物語にちなむスポットも
石垣島北部の野底エリアにそびえる「野底岳」は、標高282メートルの小さな山ですが、山頂部分には大きな岩がそびえ立っており、特徴的な姿をしています。この岩は島の切ない恋物語の象徴としても知られています。
琉球王国の時代、人々を強制的に移住させる道切りの法と呼ばれるものがあり、ここへ移住させられたマーペーという女性がいました。彼女には、離島の黒島にカニムイという恋人がいたのですが、マーペーだけが石垣島へと移住させられ、毎日恋人を想い嘆き悲しんでいたそうです。せめて黒島の姿だけでも見たいと野底岳に登りましたが、その方角には於茂登岳が立ちはだかり島を見ることも叶いません。マーペーは悲しみ、そのまま頂上で祈る姿のまま石になったと伝えられています。
悲恋の物語ですが、現在はマーペーの強い想いを感じられる恋愛のパワースポットとしても知られ、片思いの人にも勇気を与えてくれるとされています。一度足を運んでみるのもよいですね。
カリスマ的英雄の神々しい力を感じて
このほか勝負事に強くなるパワースポットとして、「オヤケアカハチ」の足跡も有名です。オヤケアカハチは、15世紀の豪族であり偉大な英雄、カリスマとして記録される人物で、当時の琉球王国に抵抗し戦いを挑んだ、島民からの支持も厚い指導者でした。彼は石垣島の大浜公民館付近に住んでいたといわれ、この公民館近くには像も立てられています。
この像を左手に、まっすぐ海へと向かうと巨大な津波大石があり、さらに進んで突き当たった海岸が大浜海岸です。この海岸に60センチほどの大きな足形のようなクレーターが刻まれた岩があり、これがオヤケアカハチの足跡です。やや見つけにくいものの、その存在感は圧倒的で、訪れた人々は皆神々しさやみなぎる力を感じるといいます。はるか昔、強い意思をもって立ち上がった英雄のパワーで、あなたも強く願う思いを遂げたり、成功を手にしたりすることができるかもしれません。
最後に
いかがですか。島全体に自然のパワーがみなぎっている石垣島ですが、その中でも注目されるパワースポットも数多く存在しています。美しい景色や風を感じながら、自分に合ったポイントを探しに、パワースポットめぐりへ出かけてみてください。(画像はイメージです)
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