知っておきたい!石垣島のマナーって?
自然の美しい石垣島に旅行に行くと解放感と非日常の興奮でつい羽目を外してしまいがちです。旅行者には非日常でも、石垣島に住む人には生活の場です。おのずと島人が顔をしかめるような行為はご法度です。あくまでもお邪魔させていただいているという謙虚な気持ちが大切になります。島のマナーをまとめてみました。
石垣島の海でのマナー
ビーチ以外の場所では水着で町や集落を歩かないでください。
暑い南国ですから薄着になるのは構いませんが水着は島民や他の旅行者に失礼です。たとえ素敵なプロポーションであっても、TPOを考えて行動してください。
綺麗な石垣島の海、見るとつい入りたくなってしまいます。でも、監視員のいないところで海に入るときは、油断しないで十分気をつけてください。
どこの海でもそうですが離岸流という流れがあって流されるといくら泳いでも岸には戻れなくなってしまいます。看板に危険なところが書いてあるところもありますが、遊泳禁止のところでは、泳がないように、また、一人で海に入るのは危険です。
シュノーケルなどで海に潜るとカワイイ魚たちが寄ってきます。つい触りたくなったりエサをあげたりしたくなりますが、毒をもっているかもしれませんので 海の生物には触らないように、生態系を壊してしまうのでえづけをしないようにしてください。
もちろん、脅かしたり、追いかけたり、獲ったりしてはいけません。あくまでも見るだけです。
サンゴ礁は遠浅で干潮時にはたいへん浅くなります。干潮時は泳がないというより泳げないところが多くなります。砂地や岩場以外で足をつくと貴重なサンゴを壊してしまうので気をつけてください。とてももろいのですぐにリカバリーできないほどのダメージを追ってしまいます。
石垣島のビーチ内にお店を出すことは禁じられています。もし簡易テントや車などで店をオープンしていることがあっても利用しないようにしてください。既存のお店を利用しましょう。
石垣島のゴミ事情
自分で出したゴミは自分で持ち帰りましょう。清掃員がいないビーチもたくさんあり、島民がボランティアで管理しています。お邪魔していることを忘れないで綺麗にしてから帰りましょう。
特に日帰りで離島に行ったときは石垣島まで持ち帰りましょう。小さな島では観光客のゴミまで処分ができず、石垣島まで送って処分しています。もちろんゴミは分別して捨ててください。
石垣島の御嶽(うたき)や拝所に入らない。
石垣島は古くから八重山地方の中心で集落には島民が大切に守っている御嶽(うたき)や拝所という神聖な場所が数多くあります。
それぞれの御嶽(うたき)や拝所には歴史やいわれがあり島民の精神的な拠り所になっています。島民にとってはたいへん重要な場所なので、むやみに入ってはいけません。
石垣島の宿の楽しみ ゆんたく
石垣島の宿ではゆんたくといって、宿の主人と宿に泊まっている人たちの交歓会があります。ゆんたくとは宿の主人と旅行者が酒を泡盛酌み交わしおしゃべりして場を盛り上げ、楽しむことで地元のことが良く分かり宿の主人や他の旅行者と仲良くなれます。
ゆんたくはあくまでも宿のサービスの一環なので、他の宿に泊まっている友人などを連れてきてはいけません。
ゆんたくを楽しむには、お酒やつまみを差し入れすること、自分から進んで会話に加わること、けんかにならないようにすることが大切です。あくまでも謙虚さをもって参加しましょう。
石垣島でのレンタカー
石垣島はレンタカーで観光するのにちょうど良い大きさの島です。
市街地を抜けるとほとんど信号がないので快適にドライブできます。でも飛ばし過ぎには注意が必要。島人は制限速度を守っているので、観光客も島ルールにのっとって制限速度で運転しましょう。
集落では子供の飛び出しが林の中では野生動物の飛び出しがあるかもしれません。気をつけながらゆっくりと運転してください。道を渡りそうなお年寄りを見たら、いつ渡るか分からないので止まって渡り切るまで待ってあげてください。
速度違反が少ない分駐車禁止の取り締まりは厳しいので、路上駐車をするとすぐに切符を切られてしまいます。石垣島の駐車料金はとても安いので有料駐車場に止めること。まるっきり交通ルールを無視してくるのが島の自転車やバイクです。特に気をつけて運転しましょう。
(画像は写真ACより)
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