海の見える山の公園!石垣市民も集うバンナ公園って?
石垣島にあるバンナ公園は、石垣島だけでなく、沖縄県内でも指折りの規模を誇る公園です。一日では回りきれないほどの広さのバンナ公園の見所やおすすめをご紹介します。
バンナ公園とは?
石垣島の北、バンナ岳を中心に広がる県立の森林公園です。エリアが5つに分かれていて車で回ることもできるほか、石垣市内や空港からも車でアクセスしやすい場所です。
バンナ岳は標高230m。亜熱帯気候の植物や動物、鳥や虫など八重山にしか生息していない生き物たちと直接ふれあえる場所です。
バンナ公園には5つのエリアがある
広大なために一日で回るのは難しいともいわれるバンナ公園。それぞれのエリアとその特色をご紹介します。
・森林散策広場
石垣ダム近くにあるエリアで、花がメインテーマの広場です。東口、北口の駐車場があります。ここでは八重山の珍しい植物のほか、たくさんの蝶を見ることもできます。
さらにこのエリアを電動の立ち乗りスクーター、セグウェイで見て回れるツアーがあり、人気を集めています。
・ふれあい子供広場
森林散策広場から道路をはさんで反対側に広がるエリアです。さまざまなアスレチックがあり、またここからは石垣島の緑と海を見下ろすこともできる絶好のロケーションが広がっています。
・自然観察広場
ふれあい子供広場から続くエリアで自然観察歩道が整備されています。ハイキングコースとなっていて、直接自然を観察しながら公園の頂上への展望台に向かえます。西口の駐車場からつながっています。
・バンナ森と憩いの広場
石垣市内から一番近いエリアで南口の駐車場があります。石碑がいくつも置かれているエリアで、芝生の広い敷地で過ごすことができます。ここからバンナ公園の真ん中にあるスカイラインに行くことができます。
・バンナスカイライン
バンナ公園の真ん中を走る道で北口に出ることができます。バンナ公園の一番高いところにある「エメラルドの海を見る展望台」もここからつながっています。
バンナ公園へのアクセス方法
バンナ公園では車のほか、バスでも行くことができます。自転車で行くことも可能ですが自然観察広場の遊歩道は自転車で入ることができないので、各エリアの入り口まで行って徒歩で回る方法を採るといいでしょう。
・車の場合
石垣島空港から県道87号線を北上すると北口の駐車場につきます。所要時間は約15分。南口の場合は同じく空港から、県道208号線を北上します。
北口と南口の駐車場はつながっていますので、どちらから入っても問題はありません。なお、石垣市街からなら車で約6分です。
・バスの場合
石垣島バスターミナルで、路線バスに乗りましょう。吉原線、西回り一周線、西回り伊原間で行くことができます。八重守の塔のバス停で下車すれば歩いてすぐです。
バンナ公園で外せない見所とは?
ハイキングやバードウォッチングが楽しめる観察エリアや、アスレチックが楽しめるふれあい子供広場もおすすめですが、バンナ公園の見所は10以上ある展望台です。そのなかでも特に外せない4つの展望台をご紹介します。
・エメラルドの海を見る展望台
バンナ公園を代表する展望台。バンナ岳の頂上にあり、石垣島とその先に広がる海を一望できます。この展望台に併設されている星空展望台は天体観測ができるスポットであるだけでなく、展望台が星のように光る魅力的な場所です。
・渡り鳥観測所
カンムリワシの卵をした展望台で、高台にあるのでこちらでも星の観測ができます。星空展望台の方が人が多いのでこちらは穴場です。
・南の島の展望台
渡り鳥観測所から少し下ったところにあり、海や石垣島を見渡すことができます。バリアフリーのトイレがあるので、散策の途中に立ち寄るのもおすすめです。
・カンムリワシ展望台
石垣ダムが見下ろせる展望台で吹き抜けの展望台。360度のパノラマで、バンナ公園を一望できます。石垣島で有名なカンムリワシをぜひ見つけてみたいですね。
自然が豊かな公園を楽しもう
バンナ公園は石垣市街や空港からもアクセスしやすく、ほかでは見られない石垣の自然を堪能できるエリアです。
ただし山であることからハブが出ることもあり、十分に注意して探索する必要があります。また車で回ることもできますが、迷いやすいのでぜひ事前にマップでエリアをよく確認してから出掛けましょう。
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- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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