春も最高!西表島の春アクティビティとは
沖縄本島から西南西約430kmにある西表島。さらに南に数十kmで北回帰線という南の島です。気候は亜熱帯海洋性気候。平均気温で見ると熱帯雨林気候に属するのだそうです。要するに暑い。
夏は熱帯の熱さですが、4月、5月でも日中の平均最高気温はおよそ25度から28度あります。逆に言うと、めちゃくちゃ暑くない4月、5月のほうがアクティビティには向いているともいえるのではないでしょうか。
夏まで待てない、西表島!
今年は西表島に行きたい!でも夏まで待てない!という皆さん。実は春の西表島もなかなか良いのです。真夏じゃないから最高、というところもあるのです。春に楽しめる西表島のアクティビティを見ていきましょう。
ダイビング
潜ろうと思えば冬でも潜れる西表島。春には盛んにダイビングが行われています。西表島のある八重山諸島の海の特長はサンゴの豊富さとその質の高さ。ダイビングスポットとして世界的に知られた海域なのです。
サンゴの海を泳ぎ回るのはカラフルな熱帯の魚。ライセンス不要の体験ダイビングもできるので、初めてでも大丈夫です。
奇跡の島と呼ばれるバラス島は、サンゴのかけらでできた美しい島。白い島とエメラルドグリーンの組み合わせはまさに絶景。バラス島でのダイビングも人気です。
サップ
横文字で書くとSUP。Stand Up Paddle boardの略です。平たく言えば、サーフボードに立ち乗りして櫂(パドル)で漕ぐのです。これがなかなか快適。ボードは安定性が高く、初心者や子供でも簡単に操ることができます。もちろん座って漕いでもオーケー、ペットも一緒に乗せて、というのもアリですよ。
西表島でのSUPは、海で楽しむだけでなく、海から川に入ってマングローブが生い茂るジャングルの中を漕ぎ進み、さらに上流にある滝に向かうという秘境探検を味わえるというのが特長です。徒歩では近づくことのできない場所も見られるのでおすすめです。
ホタルツアー
西表島には複数種のホタルが生息していて、一年中ホタルを見ることができるのですが、圧巻が春(2月~5月)に見られる「ヤエヤマヒメボタル」。体長約2mmから4mmというとても小さなホタルです。
ジャングルの湿地に住み、飛びながらポツリポツリと光るというのではなく、数千~数万匹が一か所に集まって光を放つのです。その様は「光の絨毯」と呼ばれます。
日本各地でイルミネーションが盛んですが、春にだけ自然が見せてくれる感動のイルミネーションをどうぞ。
ナイトクルーズ
夜のアクティビティをもう一つご紹介しましょう。ナイトクルーズです。夕暮れ時から夜にかけてカヌーで海や川を巡るというものなのですが、楽しみ方はいろいろ。まずは万人向けの感動ツアーから。
黄昏時に始まるナイトツアー。青さがまだ残る空がだんだんとオレンジに変わりクライマックスの日没。そして赤がしだいに闇の黒に染まると少しずつ現れてくる星、星、星。気がつけば空には満天の星。
美しい星空を眺めるために絶対必要なのは闇。西表島には星空を邪魔する都市の明かりはありません。都会では絶対に見ることのできない星空を堪能しましょう。月夜であれば、月の明るさと波間にきらめく月明かりを思い出に刻みましょう。
さて、ロマンチックなナイトツアーの対極ともいえる、スリルを味わうナイトツアーはいかがでしょう。マングローブが生い茂る川へ漕ぎ入れば、そこは夜の大自然。夜行性動物の世界が広がります。ヤシガニや天然記念物のセマルハコガメに出会えるかもしれません。ガイドがおすすめの場所に案内してくれます。
まとめ
南国とはいえ、夜の戸外は長袖を用意しておいたほうが安心です。春の西表島で一足先にいろいろなアクティビティを楽しんで、ちょっと得した気分を味わってみませんか。
(画像は写真ACより)
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