西表島旅行、家族で行くならココ!
子供と一緒の家族旅行は、夏なら海水浴が定番だと思います。でも、混雑はいやだし、山や川の自然にも親しませたい。うーん、どうしようというパパとママ、西表島はいかがでしょう。
沖縄本島からさらに西南西に約400km。文句なしの南国です。海には色とりどりのサンゴと熱帯魚。島の9割はジャングルに覆われ、内陸には川や滝。豊かなマングローブ林やヤシガニ、サガリバナなどの珍しい動植物の数々。そして夜は満天の星。
西表島には子供に体験させてみたい全てがあると言ったら言い過ぎでしょうか。
由布島と水牛車
西表島東岸に由布島(ゆぶじま)という小さな島があります。西表島との距離は400m足らず。水牛車はこの島に渡る交通手段なのです。座席と日除けを備えた荷車を水牛が引いて浅瀬の海をゆっくりと、三線の音をお供に約15分かけて由布島に渡ります。
西表島側にある水牛車の発着所が「旅人の駅」です。路線バスの停留所もあります。カフェやお土産屋さんも兼ねていて、一息いれるのに便利です。水牛をモチーフにしたお土産がたくさんそろっています。
由布島には、黄金色のオオゴマダラのサナギを見ることができる蝶々園、珍しい貝類が展示されている貝の館、30種類以上のブーゲンビレアが咲くブーゲンビレアガーデン、そして、遊具がそろった子供の広場などがあり、家族みんなで楽しむことができます。
ジャングルと滝
西表島の9割がジャングルに覆われているということはジャングル探検ができるということです。それも、地上を行くトレッキングと、川を行くクルーズというふた通りの探検方法があるのです。
おすすめは、カヤックやSUPを漕いで行けるところまで行き、その後はトレッキングで滝を見に行くというツアーです。SUPというのは「Stand Up Paddle board」の略で、サーフボードを大きくしたようなボードに立ち乗りして櫂(パドル)で漕いで進む乗り物です。子供と二人乗りもできますよ。
ジャングルトレッキングで滝を目指すのは、数ある西表島のアクティビティの中でも人気コースのひとつ。おすすめの滝はピナイサーラの滝です。落差55mという沖縄県最大の滝なのです。
星砂の浜
海のスポットも忘れてはいけませんね。まずは上原港から車で5分ほどのところにある「星砂(ほしずな)の浜」です。その名の通り星の砂がたくさん。遠浅の海に点在している岩場の手前には波も来ないので、透明な海水の中を泳ぐカラフルな魚を見ることができます。レストランもありますよ。
珊瑚の海と奇跡の島
上原港からクルーズ船で10分程行くと、サンゴのかけらだけでできた真っ白な島に着きます。「バラス島」です。別名「奇跡の島」と呼ばれています。
満潮になるとほとんど水没してしまうような小さな島ですが、島の白と周囲の海のエメラルドグリーン。海の中はカラフルなサンゴと魚たち。家族全員でこの美しさを楽しみましょう。
星空
子供は遊び疲れて寝てしまっているかもしれませんが、もし起きていたらぜひとも見せてあげたいのが西表島の星空です。言葉を失うほどの満天の星に天の川。これが星空なんだよと教えてあげたいですね。
まとめ
身近な乗り物といえばクルマや電車、熱帯魚を見るのは水族館、海といえばゴミが打ち寄せられた砂浜、夜空の星なんてほとんど見えない、という町の子供達にとって、西表島での体験はきっと得難いものになることでしょう。
ジャングルの島は子供が小さいとちょっと心配かもしれません。でも、2歳位から参加できるツアーもいろいろと用意されているので、ネットで調べてみると良いでしょう。相談を受けてくれるツアー業者も少なくないようです。
さあ、今度の家族旅行はいざ、西表島へ。
(画像は写真ACより)
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