南の島で星空観測!波照間島星空観測タワーへ行ってみよう!
日本最南端の有人島である波照間島は、周囲の明かりが少ないこともあり、満天の星を観測することができます。また、波照間島では、日本ではなかなか観測することができない星も観測することができます。
波照間島にある星空観測タワーで、星空を眺めながら、夜空に思いを馳せてみましょう。
波照間島星空観測タワーについて
有人島の中では日本最南端に位置する波照間島には、「波照間島星空観測タワー」があります。
波照間島星空観測タワーは、日中の時間帯と夜間に営業しています。日中は、屋上からの眺めを楽しむことができますが、夜間は、周辺に街灯などの明かりがないこともあり、屋上から夜空を見上げると、満天の星を楽しむことができます。
日中は午前10時から午後5時まで営業していますが、午後12時から午後1時までは昼休みです。
夜間は、4月から10月までは午後8時から午後10時まで、11月から3月までは、午後7時から午後9時まで営業しています。(※毎週月曜日は定休日)
夜間には、星空について解説する「星空ガイド」が行われます。波照間島星空観測タワーの2階にはプラネタリウムがありますが、台風による漏水、漏電が原因で故障しており、修復は困難な状況です。
また、屋上の天体ドームにある屈折式望遠鏡からは、月のクレーターや土星の環などが観測できますが、こちらも台風の被害により、2017年の時点では利用できない状況となっています。
波照間島では、季節によって南十字星が観測できる!
波照間島では、12月の前半から6月末まで南十字星を観測できますが、4月下旬から6月中旬までは、天候に恵まれればタワーの営業時間中に南十字星を観測することができます。
南十字星は、主に南半球で観測される星座ですが、北半球では、北緯26度以南の地域で観測することができます。波照間島は北緯24度に位置するため、南十字星を観測することができるのです。
南十字星は、南半球では夜空の高いところで明るく輝いていますが、波照間島から見ると、空の上ではなく、水平線からやや高い場所に見えます。
水平線に近い場所で見える星は、空の高いところで輝く星と比べると、さほど明るくないために、天候に恵まれた日や周囲に街灯などの明かりがない状況など、条件がそろわなければ、観測することが難しくなります。
その点、波照間島は南十字星を観測する条件に恵まれています。
日本ではなかなか見ることができない南十字星を波照間島で観測してみましょう。
星空を観測するなら、新月の頃がおすすめ
波照間島は、街灯などの明かりが少ないために、星空を観測する条件に恵まれていますが、月明かりによって星空が見えにくくなってしまう場合があります。
特に、満月の日は、より一層月明かりが明るく感じられます。そのため、満月の日は、星空が見えにくくなってしまうこともあるのです。満天の星を楽しみたいなら、月明かりが見えなくなる新月の日がおすすめです。
まとめ
波照間島では、南十字星のほかにも、ケンタウルス座のアルファ星や、りゅうこつ座など、日本ではなかなか見ることできない星が観測できます。貴重とも言える星空を観測するために、波照間島に足を運んでみませんか。(写真ACより)
波照間島星空観測タワー
住所:沖縄県八重山郡竹富町字波照間3905-1
アクセス:波照間港より車で約15分、自転車で約40分
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