1人旅だからおすすめしたい!西表島の楽しみ方
気心の知れた仲間で行く旅行はとても楽しいもの。でも、100%自分の思い通りにならないのもまたしかり。その点、誰にも気兼ねがいらない一人旅には、ワイワイガヤガヤの楽しさと引き換えに得られる良さがあります。
そして、行き先が離島とくればマイペースで孤独を楽しむにはまさにうってつけと言っていいでしょう。
沖縄本島から西南西に400km以上離れた八重山諸島。大きな島は石垣島と西表島のふたつですが、人口は石垣島よりずっと少ないのに石垣島より大きい西表島へ足を向けてみましょう。ジャングル探検、滝めぐり、カヌーやサップ、都会では絶対に見ることができない素晴らしい星空など自然の魅力が盛り沢山ですよ。
西表島へはどうやって行くの?
西表島には残念ながら空港がないので、お隣の石垣島にある石垣空港を利用することになります。羽田、中部、関西の各空港から定期便が出ており、さらに福岡からも季節運航便が出ています。那覇や宮古からも定期便が飛んでいます。
石垣島から西表島へはフェリーです。石垣島南端の石垣港から西表島北側の上原港行きの航路と、西表島東南の大原港行き航路のふたつがあります。所要時間は約40~45分。
上原港行きが欠航になった場合は、石垣港−上原港の乗船券で、石垣港から大原港まで行き、大原港からはバスで上原港まで行ってくれます。
西表島から石垣島に戻る便は17時半くらいが最終なので、西表島でナイトツアーを計画している場合は泊まりが必須となります。
西表島内の移動手段
●路線バス
上原港と大原港の間を日本最南端の路線バスが走っています。フリー乗降区間では、「降りまーす」、「乗りまーす」の合図で停留所以外の乗降が可能です。上原港からはさらに島の西側の「白浜」まで、大原港からはさらに島の南側の「豊原」まで運行されています。
●タクシー
西表島にはタクシー会社はふたつありますが、タクシー乗り場や流しのタクシーはないので、電話予約が必要です。運転手がガイドをしてくれる貸し切り観光タクシーもありますよ。
●レンタカー
西表島は、残念ながら島を一周することはできないのですが、移動の自由を考えるとやはりレンタカーが便利です。上原港、大原港いずれにもレンタカー会社があるので予約を入れておきましょう。
島内の運転で注意することは、ガソリンスタンドがとても少ないこと、ほとんど信号がないのでスピードの出し過ぎに注意すること、特別天然記念物のイリオモテヤマネコをひかないよう十分注意することなどです。
一人でも楽しめるアクティビティの数々
●カヌー、サップ
西表島に行ったら、まずはマングローブが生い茂る川をカヌーかサップでのんびりと漕ぎ進んでみましょう。サップというのは、SUPと書いてStand Up Paddle boardの略です。大きなサーフボードに立ち乗りしてパドルで漕いで進むのです。安定性抜群で初心者でも容易に操ることができます。
川をさかのぼったその先は、人気のピナイサーラの滝までジャングルトレッキングを楽しみましょう。
●水牛車観光
西表島東岸の北側に由布島(ゆぶじま)という小さな島があります。西表島との距離は300mくらい。この島へ渡る交通手段はなんと水牛車。浅瀬の海を水牛に引かれてゆっくりゆっくり渡ります。三線で民謡を歌ってくれることもあります。
●ダイビング、シュノーケリング
南国の島の魅力はやはり海ですよね。西表島の海の魅力はサンゴの種類と美しさ。せっかく来たのです。ダイビングやシュノーケリングを楽しんでみましょう。
体験ダイビングならライセンスも要らず、また一人からも参加できるツアーも色々あるので申し込んでみましょう。おすすめの場所は奇跡の島といわれる「バラス島」です。
●ナイトツアー
西表島の最大の魅力はなんといっても手つかずの大自然。なかでも島の9割を覆うというジャングルは希少動植物の宝庫です。このジャングルを暗くなってからめぐるトレッキングはいかがですか。夜でないと見られない生き物や光景が待っています。
カヌーやカヤックで川や海を漂えば、満天の星と天の川。町中では絶対に見ることのできない感動の夜空が見られます。
まとめ
都会の喧騒から遠く離れた南国の島で、ゆったりと流れる時間とともに日々のストレスも流してしまいましょう。大自然はもとより、地元の人々や、同じように一人旅を楽しんでいる人との出会いも楽しいものです。
(画像は写真ACより)
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