映画、ドラマファンにおすすめ。石垣島で撮影されたスポットを巡る旅
観光地としても人気の石垣島ですが、実は映画やドラマのロケ地にも選ばれることが多いのです。
沖縄を舞台にしたドラマと言えばNHK連続テレビ小説の「ちゅらさん」を思い浮かべる人が多いでしょう。このドラマが放送されたのは2001年ですが、16年経った今でもこのイメージが定着しており、ちゅらさんのロケ地になった場所を巡るツアーが存在するほどです。
しかし、沖縄でロケが行われたのはちゅらさんだけではありません。意外と様々な作品のロケ地になっているため、映画やドラマファンがロケ地を巡るために訪れることもあります。
今回は石垣島でロケが行われた作品とその場所をご紹介しましょう。
つるかめ助産院~南の島から~
2012年にNHK・ドラマ10で放送された「つるかめ助産院~南の島から~」は沖縄の架空の離島である美波間島が舞台になっていました。
原作は小川糸さん。仲里依紗さんや余貴美子さんが出演しており、命の誕生に向かい合う女性達の姿を描いたドラマです。仲里依紗さんと中尾明慶さんがこのドラマでの共演がきっかけで結婚に至ったことも有名ですね。
このドラマは石垣島、竹富島、黒島でロケが行われました。石垣島でロケ地になったのは御神崎、御神崎の南無観世音菩薩付近、名蔵アンパルのマングローブ林、石垣やいま村の森田邸、観音崎灯台下の道です。
ペンギン夫婦の作りかた
「食べるラー油」を生み出した石垣島の「辺銀(ペンギン)食堂」の夫婦をモデルにした「ペンギン夫婦の作りかた」という映画は全てのロケが石垣島で行われました。
日本人の妻と中国人の夫が国際結婚した直後に夫の会社が倒産。妻の提案で石垣島へ旅行に出かけることになり、石垣島に魅了された2人は石垣島に移住することにしました。島の食材を使って食べるラー油を生み出し、売れるようになるまでの試行錯誤をハートフルに描いています。
この映画のロケ地になったのは、旧石垣空港、大浜にある賃貸の民宿、大浜海岸、川平湾、舟蔵の里、フーネのバス停、前泊商店、ゆらてぃく文庫、バナナカフェ、スナック「リスボン」、ユーグレナモール、平久保崎、辺銀食堂などです。
恋しくて
「恋しくて」という映画は沖縄出身のバンドBEGINがモデルになっています。BEGINが学生生活を送った石垣島が舞台で、同バンドの「恋しくて」という曲がモチーフになっています。
原案は同バンドですが、BEGINのドキュメントではありません。監督が同曲の生まれた経緯を知ってインスパイアを受けたことから映画のストーリーができあがりました。
映画に出演する4人の高校生は沖縄県在住の高校生からオーディションで選ばれており、プロの演技では出せない高校生のリアルさが評判になった映画です。
この映画のロケが行われたのは平久保崎灯台、大浜海岸、理容としこ、荒引橋、真喜良児童公園、八重山高校、南西牧場、八重山闘牛場、A&W石垣店などです。
ここでは3つの作品しかご紹介できませんでしたが、石垣島でロケが行われた作品はまだまだあります。石垣島を訪れる前に作品をチェックするのはもちろん、旅行後に改めて作品を見直してみると旅行前とはまた違う雰囲気を感じられるかもしれませんね。
旅行の楽しみは計画や準備に半分あると言われています。石垣島へ訪れることが決まったら早速石垣島で撮影された作品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
(画像はPAKUTASOより)
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