「世界自然遺産号」ゆいレールで奄美・琉球の登録をPR
車両に希少生物の写真
沖縄都市モノレール・ゆいレールでは12月8日、「世界自然遺産号」がお目見えした。これは、沖縄県環境部自然保護課が、やんばるや西表島などの世界自然遺産登録の推進をPRすることを目的として導入したものである。
フルラッピングされた車両には、ヤンバルクイナやカンムリワシ、リュウキュウヤマガメなど地域固有の生物の写真とともに、「さぁ、世界へ」の合い言葉が躍っている。
運行は来年3月末まで
那覇空港駅であった出発式で、環境部環境企画統括監の棚原憲実氏は、「貴重な自然環境を世界の宝として大切にしてほしい。遺産への登録を実現したい」と語った。
「世界自然遺産号」は、モノレール14編成のうち1編成しかない特別号で、各駅の到着時間は定まっていない。「世界自然遺産号」は2017年3月末まで運行する。
世界遺産登録スケジュール
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録に向け、現在、課題解消のため様々な取組が行われている。
今後のスケジュールとして、2017年1月にユネスコ世界遺産センターへ推薦書の提出、同年夏ごろにIUCN(国際保護連合)による現地調査、翌年6月から7月に世界遺産委員会の審査がある。最短では、この委員会終了後に世界遺産リストへ記載されることになる。
(画像はプレスリリースより)
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