劇艶おとな団「九人の迷える沖縄人」、12日に那覇公演
沖縄でしか生まれ得ない作品
「劇艶おとな団」の第11回公演である「九人の迷える沖縄人(ウチナーンチュ)」が11月12日、那覇市のJAおきなわ真和志支店3階大ホールで催される。
脚本は、安和学治と国吉誠一郎が書き上げ、演出は当山彰一が担当している。
沖縄でしか生まれ得ない作品を、地域を超えて発信することを目指した企画であり、沖縄公演のほか、鳥取県の鳥の劇場(主宰・中島諒人)を中心に開催される「鳥の演劇祭9」にも招待されている。
公演の内容
舞台は、27年間のアメリカ世(ゆ)を経て、本土復帰を目前にした1972年の沖縄。1つの会議室に集められた、有識者、主婦、戦争を体験した老女、沖縄へ移住した本土人など、9人の沖縄人が討論を行う、というのがあらすじだ。
劇中では、討論を通して、9人のさまざまな思いが混ざり合い、反発しあう。彼らが現在に通じるそれぞれの沖縄を訴えることで、いつの世も混沌の中にいる沖縄が描き出すのが、この公演のテーマだ。
イベント基本情報
沖縄公演は、平成28年11月12日(土)の14:00開演と19:00開演の2回で、開場は開演30分前となる。
会場は、JAおきなわ 真和志支店3F(住所:沖縄県那覇市寄宮3-10-1)となっている。会場アクセスは、ゆいレール利用なら、最寄り駅の安里駅から徒歩17分、那覇空港から車なら、7.4kmで20分程度だ。
入場料は前売2500円、当日3000円、高校生以下は1000円。問い合わせや予約は、劇団オフィシャルサイトのほか、電話090(2507)0225(アワ)でも受け付けている
主催は、一般社団法人おきなわ芸術文化の箱で、独立行政法人 芸術文化振興基金からの支援を受けた公演である。
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