魅力満載の沖縄!外国人観光客にも高い人気!
アジアの国々に近い沖縄には、台湾や中国、韓国などをはじめとして、大勢の外国人観光客が訪れます。実際に沖縄を訪れると、外国人が多いと実感できるのではないでしょうか。外国人観光客は、沖縄を訪れたらどの観光スポットへと訪れるのでしょうか。外国人の視点で沖縄の魅力に迫ってみましょう。
画像引用元:写真AC
沖縄県の外国人観光客数について
今年1月、沖縄県は「平成28年(暦年)沖縄県入域観光客統計概況」を発表しました。
それによると、昨年1年間の外国人観光客数は208万2100人で、初めて200万人の大台を突破しました。沖縄県の平成27年の外国人観光客数は約150万人であったことから、この1年間で58万人も増加したことになります。
最も多いのが台湾で約60万7000人、次いで中国が約44万9000人、韓国が約43万1000人となっています。観光客数は、距離的に近い台湾が最も多いですが、中国や韓国からの観光客数は大きく増加しており、いずれも前年比50%前後の伸びを示しています。
日本政府観光局によると、昨年1年間で日本を訪問した外国人観光客数は約2400万人であることから、外国人観光客は、沖縄県だけで1割近くを占めている計算になります。
外国人観光客は、どこを観光しているの?
それでは、沖縄を訪れた観光客は、どこを訪れているのでしょうか。
沖縄県が今年1月に発表した「平成27年度外国人観光客実態調査報告書」(以下、同報告書)によると、沖縄県の観光スポットで外国人観光客が最も多く訪れたのは、「海洋博記念公園」であることがわかりました。
なお、海洋博記念公園には、沖縄美ら海水族館も含まれます。次いで多かったのは「首里城」でした。
また、「買物で実際に購入した場所」については「国際通り」が最も多く、人気の高さがうかがえます。なお、次いで多かった場所は「コンビニエンスストア」となっており、気軽に買い物できる便利さが受けていると見られます。
外国人観光客は、沖縄のどんなところが魅力的?
外国人観光客は、沖縄のどのようなところに魅力を感じているのでしょうか。
同報告書では、「今回の旅行で行った活動について満足した人の割合」に関する調査結果が載っていますが、それによると、満足度の高い上位3位は、1位が「自然・景勝地観光」、2位が「海水浴・マリンレジャー」、3位が「沖縄料理を楽しむ」との結果になりました。
この調査から、外国人観光客は、沖縄の自然に魅力を感じている様子がうかがえます。また、外国人観光客は沖縄の料理についても関心が高いようで、沖縄ならではの食文化を存分に楽しんでいるようです。
「沖縄旅行全体の満足度」に関する調査を見てみると、「大変満足」が約3割、「満足」が約半数、「やや満足」が約1割で、満足した人の割合約9割に上っており、外国人観光客は、 沖縄旅行を存分に満喫していると言えます。
交通手段はレンタカーが多数を占める
沖縄は車社会であることから、交通手段はレンタカーを使用するケースが多いです。実際に、外国人が利用した交通機関について、同報告書の「交通機関」の調査結果を見てみると、最も多かったのは「レンタカー」でした。次いで、「モノレール」「貸切バス」の順となっています。
外国人によるレンタカーの利用も多くなっていますが、日本での運転に慣れていないことが多いです。日本での運転に慣れている私たちは、常に交通ルールを守り、事故のないように十分注意したいものです。
沖縄では、外国人による事件が報じられる場合がありますが、それはごく一部のことであり、多くの外国人観光客は、沖縄旅行を十分に満喫しています。外国人観光客が心地よく観光できるよう、日本人である私たちは、マナーを守りながら沖縄観光を楽しみましょう。
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- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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