3万年前の世界へ「サキタリ洞遺跡発掘調査見学会」
発掘現場を生で見られる感動
沖縄の自然・文化・歴史が体験出来ることで人気の、南城市の「おきなわワールド」に隣接したガンガラーの谷に、サキタリ洞遺跡がある。
発掘調査見学会では、発掘調査現場である鍾乳洞の中で、沖縄県立博物館・美術館の研究員が最新の研究成果を解説してくれる。12月17日(土)、18日(日)の11時、13時、15時からの3回実施され、事前予約は不要だ。
開催期間中は出土した遺物(一部レプリカ)も展示される。3万年前の暮らしを垣間見つつ、実際の調査現場を生で見られる絶好の機会を楽しんでほしい。
サキタリ洞遺跡
ガンガラーの谷の中にあり、2009年から発掘調査が続けられている遺跡。発見された約3万年前の人骨は、国内で2番目に古い人骨だと言われている。
他にも、約2万年前の釣り針(世界最古)、貝の道具(国内最古)が発掘され、秋になるとモクズガニを獲るために古代人がサキタリ洞を利用していたと思われる文化の跡も発見された。
サキタリ洞人の研究はまだ始まったばかりで、今後の進展が期待されている。
問い合わせは、本イベントの主催:沖縄県立博物館・美術館(TEL098-851-5401)、もしくは共催:おきなわワールド(TEL098-949-7421)まで。
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