琉球王国に思いを馳せて。心静かに世界遺産巡り
沖縄には9つの世界遺産がある
沖縄に今も数多く残るグスク(城)や遺跡。2000年にそのうちの9つが「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された。
それぞれが遠く離れた場所にあり、1日で見回ることは難しいが、遠い昔、琉球王国の時代に思いを馳せながら、気になる世界遺産を巡ってみてはどうだろうか。
5つのグスク
世界遺産に登録されたのは、2,000円札でおなじみの首里城を始め、中城城跡、座喜味城跡、勝連城跡、今帰仁城跡の5つのグスク。
首里城は琉球王国の国王の居城であったが、1945年の沖縄戦ですべて焼失してしまったため、現在の姿は復元されたものだ。
首里城以外の城跡については建物はなく、当時の城壁の石垣が残るのみだが、その城の在りし日の姿、そこにいた人々に思いを馳せて歩いてみよう。
4つの関連遺産
関連遺産は斎場御嶽、園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園の4つ。
こちらも当時の姿が再現されているのは、琉球王家最大の別邸であった識名園のみで、現在は池の周りを歩いて楽しむことのできる庭園となっている。
琉球の始祖アマミキヨが造ったとされる、沖縄最高の聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」は有名なパワースポットのひとつ。もともとは男子禁制で、現在でも聖なる空間として守られる祈りの場である。心静かに訪れたい。
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