首里城で時を刻んだ日時計「日影台」について学ぼう
日影台(日時計)解説会
日影台とは、首里城において首里王府時代に、正午やその前後の時刻を計ったと言われる日時計である。
時刻を正確に計るために、24節気によって傾斜角度を変える必要がある。現在、首里城公園では、春分・秋分・夏至・冬至の年4回だけ変更され、変更の時期に合わせて解説会が開催されている。
春分の解説会は、3月18日(土)、19日(日)、20日(月祝)の3日間で、開始時刻は12時半~。所要時間は30分程度で、参加料は無料となっている。
日影台
守礼門から正殿に向かう途中に設けられた漏刻門の正面に置かれ、水時計の補助的な道具として使われた。漏刻門では、門の上の櫓に水槽を設置し、水が漏れる量で時間を計ったと言われる。
日影台は、漏刻が不完全であるとして、1739年に設置したと伝えられる。十二支が刻まれた石の円盤が時計盤となっており、時計盤には銅で出来た棒が取り付けられている。その棒の影によって、時刻を計ったと推測される。
問い合わせは、首里城公園管理センター(TEL:098-886-2020)まで。
(画像は首里城公園ホームページより)
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